プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は、地方で小さなフラワーデザイン教室を主宰している者です。近頃、生徒たちに本を作ったらどうかと薦められるようになりました。

おこがましくも財政困難なため自費出版等ではなく、出版社に売り込みに行って本を作りたいと夢みたいなことを思っています。ある花関連の出版社からは「コマーシャルのつもりで本に載せないか」と再三、言われていますがそれは断っています。出版関係には全くの”ど・素人”の質問なので笑われそうですがよろしくお願い致します。

1.自分のホームページにアップしている作品の写真、文章、イラスト、レシピ、ショートエッセイなどを本作りに引用できますか?
  a.もしできるとしたら・・・生徒に承諾を得た後、名前をイニシャルなどにして生徒の作品も載せることはできますか?
  b.もしできないとしたら・・・本に引用したい内容をホームページから削除したら可能になりますか?また、それも不可能であれば、自分がデジカメで撮影した写真(規格に合えば)をそのまま使ってもらうこともできますか?
2.最近、自分のホームページの作品(オリジナル作品)を真似されることを恐れるようになっていますが、今から本を作りたいと希望している場合、本に載せたい内容はあまり公開しない方が良いでしょうか?
3.上記内容をクリアーしたら、まずはともあれ、素敵な暮らしをテーマにした本を多く出版している会社に売り込みに行きたいのですが、上記の1.の項目が可能でればホームページを見て頂くのが手っ取り早いと思っています。企画書の他に何か売り込みに必要な事項はありますか?
4.3.の項目の続きですが、素敵な暮らしをテーマにした出版社に売り込みにいく場合、一番、重きをおかれる点はどんなことでしょうか?
5.乗りかかった船(夢)なので、実現できるように頑張りたいと思っていますが、必要な心構えや注意事項などがありましたら教えてください。 

A 回答 (4件)

チャング_ミさん、こんばんは。

書籍化ですが、出来ないことはないと思います。ですが、大変だとは思います。以下ご返答です。

■1.引用はできます。だってあなたのWebSiteなのですから、掲載内容はあなたが著作権を持っているはずですので。
 ですが、写真については今UPしているものでは現実的に無理です(webに掲載されてる写真は解像度が低いので)。書籍用の写真はとても解像度の高い写真です。今巷に出ているフラワーアレンジメントの写真の質を見てみてください。プロが撮った、細部まで綺麗な写真ですよね。フラワーアレンジメントの本の場合、お花の写真がその本のメインとなりますよね。そのメインの写真がボケててはその書籍の価値が…。ですが、WebSiteに載せた写真には元データがあり、それがちゃんと綺麗なのなら、再scanなどをして大丈夫かもしれません。
 また、その書籍が商業ベースのものなら写真の質はとても重要ですが、もしその書籍が生徒さんだけにしか売らないような自主出版的なものなら、素人写真でも問題ないかもしれませんが。
 また、WebSiteの中でイラストやレシピがもじ自作のものではなくどこかのものなら著作権を確認してください。フリーで使えるものとそうでないものがありますので。

 ■a.名前を載せる件ですが、本人にOkをもらえたら、イニシャルでも本名でも載せて大丈夫です。

 ■b.WebSiteに載っているから使える使えないという問題ではなく、その文章や写真が誰の著作物であるかということが問題になるのです。著作権があなたのものであれば、本にしようが何に使用が問題ないし、生徒さんの作品も生徒さんがOKを出せば、本にしても問題ないと思います。

■2.そうですね、まねする輩は多いです。本にするのであれば、WebSiteには全部載せない方がよいかもです。もし、商用の本を出したとした場合、WebSiteに同じ内容のものがあれば、本の方に目新しい内容がなければ、わざわざ買わないですよね。そのため、本の方のネタをもっておいたり、例えば写真を小さめに掲載して、本の方はページ目いっぱいで載せたりとか…。いろいろ、工夫が必要ですね。
それに、もし、商用の本を出すことが出来た場合は、そのWebSiteで本の紹介・販売ということもできますしね。

■3.他の皆様もおっしゃっていますが、書籍にするということは、「なにか訴えたいこと」があるということで、ただ、「フラワーアレンジメントやっています、作品です」だけでは、書籍になりません。他人にお金を出して買ってもらうだけの内容を考えてくださいね。それに、購買者を説得する前に、出版社の人に「これこれこうゆう内容で売れる本だから、作りませんか」と、これまた説得をしなければいけないのですから。出版社も売れない本は作りたくありません、商売ですから。
 逆に内容を聞くのもそこそこに「出版しましょう!」と言ってくるような輩には気をつけましょう。
自主出版という形で法外な値段で素人を引っ掛ける会社もありますので。

■4.うーんそれは、その出版社によって、力を入れている内容が違うと思うので…。お花の世界だと、例えばまず、ネームバリューが大きいですよねー。有名な先生と言う人がたくさんいらっしゃいますから。そうでない場合は、それ以外でなにか「うり」がなければ厳しいかと思います。「うり」を作ってください。その「素敵な暮らしをテーマにした出版社」の、今までに出している本を研究してみてはどうですか?そうすると、傾向が見えてくるかもしれません。

■5.本を作ると一言でいってもいろいろな形があります。
 いわゆる商用の本(本屋で流通している本)は、本来、出版社の方から有名な先生にお声がかかるという形がおおいです。ですが、ご自分で売り込んで書籍化するバイタリティのある方もいらっしゃいます。「なにを伝えたいか」をよーく考えて、まず出版社の方を説得する気持ちでがんばってください。
 また、自主出版でも本は作れます。その場合、基本的に一般の書店には流通しません(あたりまえですが)。自主出版の本を専門に扱う書店風なところもありますが、置き代として金銭をとられる場合もあります。自主出版の場合は書店には出さないで、生徒さんに配るとか売るとかという形のようです。もしくは、生徒さんとみんなで費用を出して自主出版ということも可能です。自主出版専門の出版社もありますが、いろんなところがあるので、気をつけて選んでください。
 ちなみに私もデザイナーなので、書籍作れます(笑)私のような出版社でもなんでもないデザイナー兼ディレクターに頼む場合は、デザインと編集とDTPをしてもらい、印刷所に頼んで印刷すると言う感じです。100冊~500冊といった小ロットでもそれなら作れるでしょう。その場合は「デザイン編集代+DTP+印刷代」という実費だけで出来ますね(この場合も、亜危ない所にひっかからないでくださいね!)。あ、でも、そういうのではないんですよね?商業ベースの本を求めているんですよね。

以上のような感じです、がんばってくださいね。

この回答への補足

kuro_chanさんへ

先日はとてもわかりやすい回答を頂きどうもありがとうございました。それで「書籍用の写真はとても解像度の高い写真です。」というのが、やはりどうも気になります。

写真についても全くの素人なので、上記の説明はとてもわかり易かったのですが、写真の質について解像度も含めサイズやその他・・具体的な数値がどのような写真であればよいのでしょうか?また「再scanなどをして大丈夫かもしれません。」とありましたが、特別なソフトが必要なのでしょうか?

このあたりについても教えていただけると幸いに思います。
何卒、よろしくお願いいたします。

補足日時:2005/03/13 06:43
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この回答へのお礼

クロチャンさん、こんなに親切丁寧に回答を頂き感謝でいっぱいです。しかも、専門家の生の声を・・どうもありがとうございました。

■1.まさに素人考えでした。お花の本はまずは画像が命でした(汗)1280×960じゃ、全然厳しいです。画像ソフトで編集しなくても充分にweb上ではキレイに写っていたのでこれでも大丈夫かな?と思っていたのは甘かったようです。私のHP上のイラストやレシピは全てオリジナルなのでこの辺りはクリアーできそうです。

■2.この点は早速、作品紹介ページを編集している所です。

■3.4.「人の心に訴えかける本!!」ですね。色んな本を研究してみます。

■5.お花の本の3大出版社のひとつから、再三、「本にしませんか?」と電話があり訪ねて来たいと言われていますが、やっぱりそれなりのお金がかかります。「有名な先生達もこのように本にしてますよ」と言われても、なびかないのが私なのですが・・(生意気すぎです・笑)。

商用の本を自分のHPで紹介するのが夢になっているこの頃です。素人が甘い妄想を描いているのかもしれませんが、クロチャンさんにこんなに色々教えて頂いたので、夢に向かって頑張る気になってきました。

本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2005/02/23 05:41

chang_miさん、こんばんは。

あれから、ずっと締め切りをされていなかったので、このまま放置かと思っておりました(^_^;)。そろそろしめきってくださいね。

通常、商用印刷に使う写真の場合は「プロのカメラマン」にとってもらいます。そしてそれは「ネガやポジ」の状態で、保管されます。「ネガやポジ」はそれを専用のスキャン装置でスキャンしますので、印刷にたえうる大きさ用にスキャンしますし、「ネガやポジ」はそのように拡大して使用してもぼけぼけということはありません。「ポジやネガ」の良さはそこにあります。

しかし、デジカメで取った写真は、すでにデータがデジタル化していますので、画素数がすでにきまっています。(デジカメで写真をとる場合、はじめにピクセル数を選んで写真とりますよね、800×600ピクセルとか…)その場合、そのデータはそれ以上の質にはならないというわけなのです。そのデータを印刷につかおうと思って、たとえはA4の大きさの本の見開きに使った場合、いわゆるぼけた写真になってしまうのです。

WEBページに載っている写真は、72dpiとなっています(ブラウザによっては96dpiに見えるとか)。
でも、印刷物の場合は大体350dpi、精細な所では600dpiという所もあります。

ちなみに、dpiとは(ドット・パー・インチ)といって、1インチの中に何ドットあるのかという意味です。1インチの中に72個しかドットがないのより、1インチの中に350個のドットが有った方が、断然精密な写真だということがなんとなくわかりませんか?

今ある写真をスキャンする場合も、スキャンをお持ちなら350dpiで100%でスキャンしたら、等倍で使用はできる位の質ということになります。拡大して使うと結局質がおちるので、スキャン解像度を上げたりしなければいけません、600や1200dpiに。勿論、これも、元の写真が緻密な写真でないとできません。元写真がデジカメでとった写真で、それをプリントしたものなら、それ以上には、なりません。フィルムで撮ったものという前提でお話してます。
印刷に使うdpiとcmとの関係を正確に理解するのは無理かと…。それは、雑誌社の方にきくのが速いと思います。

スキャンするのにはとくべつなソフトは必要ありませんが、スキャンした後、そのままでは普通つかえません。(色の偏りや、いらない部分のトリミングなど)なのでプロはフォトショップというソフトを使います。
ですが、これは、もう本を作るDTPの部分での話ですので、chang_miさんには、直接関係ないと思います。chang_miさんが、フォトショップを使うことはないと思いますし、高いですし、使いこなすには、専門的な腕がいりますので。

ですので

1写真はプロが取った「ポジやネガ」で保管しておく。

2デジカメで取る場合は、そのデジカメの最大ピクセル数の設定でとっておく。(それでもきついかも…)

3推奨は、350dpiの画像で、大きさがその本に載せたい大きさになるようにするのが良い。
例:20cm×20cmの画像で350dpi という風に。

以上です。次御質問があるときは、別トピックスを建ててください。最初の質問から話がずれてきていますので。では頑張って下さい。
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この回答へのお礼

またまた、こんなに御丁寧に恐縮しています。

「美」がテーマの本となるとプロに頼むに限るといった感じなのがよくわかりました。

最初に質問をしてから、こんなに時間が経ってしまったのも皆様から頂いた回答と自分なりの検証によって本作りの難しさを感じていて少々気が萎えてしまったことと、もっと手厳しい回答があるかもしれないかな・・と思っていました。

でも、最後にこの点がどうしても気になり・・・といった感じです。


本作り・・・道は険しいですが、ゆっくりやって行こうと思います。

kuro_chanさん、色々、気を遣っていただき本当にどうもありがとうございました、感謝しています・・。

お礼日時:2005/03/14 06:09

 なんの目的で本を出すのかをハッキリさせたほうが企画書を作りやすいです。

ハウツーなのか、フォトエッセイなのか、写真集なのかという性格付けもあったほうがいいです。出版社はその性格にあったところにねらいをつけましょう。実用的な本を出すところ、オシャレ系に強いところ、いろいろあります。
 総花的な内容ではHPと差異がないですから、お金を出しては誰も買いません。掘り下げた、(やや)専門的な方向のほうがいいのかもしれませんね。
 オリジナルの模倣はやむをえないところですが、HPに掲載する画像のサイズや質を落として対処するくらいでしょうか。くわしく知りたかったら本を買ってね、と誘導するワケです。
 宣伝効果はあるでしょうが、最初の1冊で儲けようというのは考えないほうがいいです。地道に次の弾を撃ちましょう。また、こちらから持ち出しがあるというような条件の相手とはゼッタイに組んではいけませんよ。
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この回答へのお礼

「うんうん、頷いているところです」やはり、明確なものがないと動き様がありませんよね。カラーを強く打ち出すことが大切なのですね。

HPづくりは大好きなのでビジュアルも私なりに結構、こだわっていましたが、「画像のサイズや質を落として対処するくらいでしょうか。くわしく知りたかったら本を買ってね、と誘導するワケです」これは、良いことを知りました。このポイントは悩みでしたので・・・。

「地道に次の弾を撃ちましょう」この言葉に励まされました。地道に行きたいと思います。また、甘い罠に引っかからないように気をつけようとも思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/02/19 17:46

1:自分の著作物であれば自由に使えます。


2:ネット上に公開している以上、まねされる可能性はあります。
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この回答へのお礼

早速、どうもありがとうございました。

1.の項目がクリアできたことは嬉しく思います。
2.やはり、あまり公開しない方が良いかもしれませんね。

初めて質問してみましたが、こんなに早く返答を頂き嬉しく思います。

お礼日時:2005/02/18 20:28

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