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遠隔地居住の祖母(85歳)入院中に起きた事について教えてください。
骨折にて入院加療していたところ、2週間ほど前から下痢と激しい腹痛を訴えるようになりました。親族が激しい腹痛と下痢を訴えている事を主治医に伝えましたが、「下痢は高齢者にはよくある。痴呆があるから腰椎骨折の痛みをお腹が痛いと感じるだけ。気に入らないのであれば転院してくれ。」と怒られ何もしてくれなかったそうです。転院の手配を進めていた所、今朝、病院から「腸が壊死した、大きな病院に救急搬送する」との連絡が入りました。
転院先では「内臓の穿孔」と判断され緊急手術をしました。結果「大腸穿孔で便汁が腹腔内流れ出ており敗血症を起こしている。腎不全になる可能性が高い。生死は5分5分。穿孔は炎症によるものと思われる」との事でした。転院前の病院の主治医は転院先に付いてきたようですが、詰め寄った叔母に「朝からお腹が張っていたので転院させた」とだけ言い残していつの間にかいなくなってしまいました。

そこで医療の現場におられる方にお聞きしたい点があります。
1,このような事態は頻繁に起きるものなのでしょうか。祖母には既往症は無く、軽度の痴呆症状が見られる以外は極めて頑健です。

2.通常要求される医師の注意義務を果たしていれば避けられたのではないかと思いますがいかがでしょうか。

3.前病院から主治医が付いて来たにもかかわらず、事態の説明も、このような結果を招いたことに対しても何のコメントもないのですが、通常はそういったものなのでしょうか。

4.その他、何かお気づきの点がありましたらお教え下さい。

以上、急に起こったことに対して動揺しております。今は祖母の回復を祈っておりますが、一命を取り留められたとしても法的手続きを取ることを具体的に検討しておりますが、その前に本来ありえるミスなのか現実を知りたいと思います。宜しくお願い申し上げます。

A 回答 (3件)

>下痢が長期間続く高齢者に点滴をせず下痢止めだけの処方というのは通常ありうることでしょうか?gyt



下痢・脱水の程度・評価次第でしょう。軽症で飲水が可能なら促すことで十分ですし、重篤で持続するなら輸液をするのが普通です。

>その規模の病院に便培養の施設は通常あるのでしょうか?

老人専門病院なら無くてもおかしくないのですが、病院の規模と無関係に検査会社に外注が可能です。しかし、老人病院では下痢の頻度は多く検査としては意義が少ないからかしないこともあるかもしれません。できるのは平日の昼のみで結果が出るのに4~5日要します。

参考URLの「特発性大腸破裂」の項を参照してください。「特発性」とは原因不明のことです。

ここでは穿孔の鑑別疾患(ほかにありえるもの)として大腸癌・虫垂炎・憩室炎・偽膜性大腸炎をあげています。最初の三つは開腹したら分かる話です。偽膜性大腸炎は抗生剤大量投与後に生じる疾患です。

結局カルテを見ないと治療の適否はなんともわかりません。

参考URL:http://www.mnet.ne.jp/~hospital/Protocol/AcuteAb …
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この回答へのお礼

度重なるアドバイス本当に有難うございます。
ご指摘のurlを参考にさせていただきながら、理解を深めるとともに、執刀してくださった主治医の方との連携を保ち、今後の事態に備えたいと思います。
穿孔部は上行結腸でその後の聞き取りの結果、3日前に叔母が下の処理をした際、タール便色の下痢だった事を心配し主治医にも申告したが相手にしてもらえなかったことを叔母が非常に悔いています。
弁護士に依頼するにあたり、親達は祖母の経過を見るのに専念したいとの事で、祖母の病状を見守って対処することとしました。

術後1日近く経過しましたが、未だ祖母は人工呼吸器にて管理されている状態で非常に心配です。献体を申し出ていたのですが、このような事態になり無念です。

本当にありがとうございます。

お礼日時:2005/02/21 14:33

1 参考urlの施設では消化管穿孔は年間10例ほどあるそうです。


医師としての経験からいうとなんぼ頑健なひとでも85歳にもなれば組織は年をとるし予備能も低下するし不死身であるわけではありません。いろんな疾患にかかりやすくなります。

2 腹痛の診察は問診・触診が極めて重要になってくるので,単に痛みを訴えるだけでなく,場所や押した時の痛みの変化などを明確に答えられない状態の場合,診断が困難になることがあります。
下痢があったということは腸ねん転は無かったといえるわけで,二週間の間 腸炎が有ったのだろうと推定されます。今流行のウイルス性腸炎では抗生剤は無効なので抗炎症剤と輸液程度でしょうか。骨折後なら鎮痛剤の投与は有ったのではないかと思います。普通は5日も下痢が続けば便培養をしますが,施設によっては対応できないかもしれません。
穿孔してからは症状の変化は速いので,穿孔は急変の直前数時間に有ったものと思います。

3 一般に搬送前には分かる範囲で説明で説明しますが,搬送後は開腹すれば分かることですから専門外の余計な憶測になりかねない説明に慎重になることはあるかもしれません。私はあまり簡単に切り上げたことは無いのですが。

4 訴訟をお考えなのなら,万一ご不幸があった場合は必ず病理解剖又は行政解剖をしてもらってください。
百聞は一見にしかずです

参考URL:http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/menu07/nis …

この回答への補足

専門的見地からのお返事とURLを有難うございます。重ねてお聞きして宜しいでしょうか?

●この2週間の処置ですが親族がいる間は訴えても診察をしてくれなかったようです。また2週間の投薬は下痢止めとカルシウム剤が追加されただけで、点滴も行なわれていませんでしたが、下痢が長期間続く高齢者に点滴をせず下痢止めだけの処方というのは通常ありうることでしょうか? 脱水様の症状が転院先で指摘されたそうです。
●いわゆる老人専門病院ですが、450床のベッドを持つ病院で大きな医療法人の経営する病院です。その規模の病院に便培養の施設は通常あるのでしょうか?

お答え頂けましたら幸いです。宜しくお願い申し上げます。

補足日時:2005/02/21 02:28
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この回答へのお礼

早速のアドバイス、ありがとうございます。
補足の質問をさせて頂きました。もし宜しければお教え願えれば幸いです。
申し訳ございません。宜しくお願い申し上げます。

お礼日時:2005/02/21 02:47

こんにちは。


ご心痛のこととお察し致します。

ご質問の内容からしますと、2週間前から症状を訴えている事を親族の方が主治医に伝えた時点で、今回の事態は結果が大きく分かれたと思います。つまり通常であれば医師は適切な診察(検査)を行うべき注意義務があったと思いますが、実際には予断によって適切な医療措置を何ら行わなかった事で事態は極めて悪い方向へ向いたわけです。
印象としては明らかに医師の誤った判断による医療ミスとの立場で、今後の対応を考えられることが適当かと思われます。

具体的には、弁護士へ相談して、相手医師とのやり取りの履歴(客観的な証拠性の考慮が必要)を作成したり、カルテの改ざん防止を含む証拠保全の対策(裁判所への仮処分申請など)を先ず考えられては如何でしょうか?
現在の病院による所見も大事な証拠になりますし、どうも症状を申し出た時や緊急転院時前後の相手医師の対応をみると関係者の口裏あわせやカルテの改ざんなどの可能性が否定できない感じですので・・・。

先ずは都道府県の弁護士会へ相談されては如何でしょう。
医療事故問題の経験がある先生がいらっしゃれば良いのですが。
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この回答へのお礼

早速のお返事有難うございます。

きちんと診察が行われていたならば、今回の事態は起きなかったに違いないと正直思っております。
非常に健康な祖母ですので、こんなミスで痛く苦しい思いをさせられた事に、怒りを禁じえません。

私が祖母のそのような対応を取られていることを聞いたのが3日前で転院の為に奔走していた矢先の出来事であり、
もっと早く気付いてあげられなかった自らの不明を恥じ後悔するばかりです。

県の医療問題研究会に所属しておられる弁護士さんに相談するように致します。
叔母達は、皆60歳近い高齢で主婦ばかりですので心元なく思っているようで、今は気持ちの整理が付かず、周りがサポートせねばならない状態です。

結果私が遠隔地からとりあえず電話ではありますが、相談の端緒を作ろうと思います。
本当に有難うございます。また何かお気づきの点がおありでしたら、アドバイス賜れますようお願い申し上げます。

お礼日時:2005/02/21 02:17

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