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ついでに、
演奏者が楽器を、
横でも無く、縦でも無く、中途半端に斜めに向けて吹いてるのは何か理由があるのですか?

A 回答 (2件)

『ファドーク』((feadóg)若しくは『ペニー・ホイッスル』(penny whistle)と呼ばれる管楽器です。

日本では『ティン・ホイッスル』という呼称の方が有名かも。(ファドークは、この楽器を製造している会社の社名でもあります。)
 ファドークはアイルランド語の『フルート』の意味で、最初は真鍮の薄板を丸めて溶接して作られましたが、『適当に作られた安物』感がある外観だったので、やがて『ブリキの笛=ティン・ホイッスル』というアダ名がつきました。

 ケルト民謡の一派であるアイルランド民謡の演奏では定番の楽器で、歴史上は色々な説がありますが、『アイルランド民謡の為に作られた専用楽器』という説が有力です。

>細くて短い金管楽器

 ファドークは、リコーダーなどと同じリップル・フルート属とみなされており、分類は木管楽器です。(ついでに言うと、今日の全金属製のフルートも、分類は木管楽器です。)

 楽器自体は殆どリコーダーで、リコーダーの知識でほぼ演奏出来ますが、楽器としての機能は古典的なアイリッシュ・フルートが下敷きになっており、アイリッシュ・フルート同様穴が少なく、リコーダーよりも演奏がカンタンです。(運指もアイリッシュ・フルートに準じています。)
 ただ穴が少ない分出せる音が少なく、古典ブルースの演奏で使う『ブルースハープ』ハーモニカの様に、演奏する曲によっては調律の違うファドークを複数本持ち替えながら演奏する必要があります。

 まぁリコーダーの様なものなので、19世紀の英国ではハーモニカなどと共に『一家に1本』的な、非常にポピュラーな楽器でした。現代の日本でも、スチールドラムなどの民族楽器も売ってる大き目の楽器屋なら売っていると思います。
 などと言いつつちょっと調べてみたら・・・フツーにAmazonで買えますね↓偶然にもファドーク社製です。
https://www.amazon.co.jp/%E6%B0%91%E6%97%8F%E6%A …

 日本語の教本は見たことがありませんが、動画で他人の演奏を見てマネしていたら、すぐに演奏出来る様になります。
 こんな外観ですがものすごく音が大きく、自宅で練習するのはちょっとキツいかもしれません。

>演奏者が楽器を、
>横でも無く、縦でも無く、中途半端に斜めに向けて吹いてるのは

 確かに、少し斜めに構えてますね。
 ファドークだけ、特にそういうポジションで演奏する理由は無いと思いますが(少なくとも自分は知りません)、吹奏楽器はクチビルや歯の形状によって音が変わるので、彼にとっては(彼の『クチ』にとっては)この辺りが『最良のトーン』ということなのかもしれません。
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ティン・ホイッスルかな?


金属製ですが木管楽器に分類されます。
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