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フランス語を勉強して間もない高校生です。

ふとした疑問がありますのでお時間のある方お答えいただけないでしょうか?

フランス語を勉強し始めて驚いたのが名詞に性があるということです。英語にしか触れていなかったので驚きました。

フランス語には男性名詞と女性名詞がありますが、ドイツ語などは男性名詞、女性名詞に加えて中性名詞があると聞きました。

では、フランス語とドイツ語の男性名詞と女性名詞は大まか対応するのでしょうか?また、対応する場合フランス語のどういった意味の名詞がドイツ語では中性名詞となるのでしょうか?

また、その他ヨーロッパ言語で、中性名詞があるものとないものはどういった言語でしょうか?個人的な予想としてラテン系とゲルマン系で違うのかな、と思っていますが…

なんだか質問の意図がとりにくくなってしまってすみません。宜しくお願いします。


追記
他にも言語について質問をしていますのでそちらもお答えいただければ、と思います。

A 回答 (11件中1~10件)

まず英語ですが、英語にも名詞に性はあるんですよ。


例えば"Let Earth receive her king"のクリスマスソングでもわかるように、
earthは女性形です。

私はドイツ語はわかりません(中性名詞が存在することは知ってますが)が、
フランス語とスペイン語では80~90%の割合で
性は一致しますね。
フランス語のmuseeはスペイン語でmuseoで、男性形。
フランス語名詞の性がわからなくなった時、スペイン語に置き換えてみると
わかることが結構あります。
これはフランス語とスペイン語が同じロマンス語系だから、
一致する確率が高いのだと思います。

語系の違うアラビア語でも、本来男女の区別のあるもの、
例えば母親、父親、兄弟、姉妹、叔父、叔母、祖父、祖母などは、
当然それぞれの性になります。

私が知っている外国語は英語、フランス語、スペイン語、アラビア語だけなので、
他のヨーロッパ語についてはわかりません。
私もご存知の方の回答を是非拝読させていただきたいと思います。
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この回答へのお礼

やはり近い系統の言語は似ている部分が多いのですね!

ご回答ありがとうございました^^

お礼日時:2005/03/13 23:25

スペイン語以外は聞きかじり程度の知識ですが男性、女性と中性名詞を持つ言語にはギリシャ語、ラテン語、ルーマニア語、それにラテン語をベースに作られた人工国際語エスペラントがあります。



スペイン語(西)、イタリア語(伊)、ポルトガル語(ポ)は男性、女性だけです。ルーマニア語はロマンス語の仲間ですがスラブ系の単語が多く又音韻変化が多くて姉妹語の西、伊、ポ、仏とだいぶ異なります。
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この回答へのお礼

ロマンス語は二つに集約された場合が多いようですね。
個人的にエスペラントにも性があることに驚きました。国際語としては名詞に性がない言語を母国語とする人にはなじみにくくなってしまうのでは、と疑問符が浮かびました。

ご回答ありがとうございます^^

お礼日時:2005/03/13 23:51

インド・ヨーロッパ語族は、もともと3つの文法性がありました。


フランス語やイタリア語の元になったラテン語では中性名詞もありました。
ラテン語では名詞に格変化もあったのです。英語では代名詞しかないですよね。
形容詞は名詞の性・格に応じて変化してました。ラテン系の言語では格変化が
簡略化されていき、格変化がなくなった後、男性-us 女性-a 中性-um 語尾に
なりました。さらに s や m が消えて、男性名詞・中性名詞の区別がつかなく
なったのです。(ラテン語の歴史は聞きかじりです。)
ただし、ラテン系でもルーマニア語などでは中性名詞や格変化は残ってます。
(ルーマニア語の文法性・格変化にスラブ系単語は直接関係ありません。)

ゲルマン系のオランダ語・デンマーク語・スウェーデン語・ノルウェー語では、
男性名詞と女性名詞の区別がなくなり、両性名詞や共性名詞と呼び、中性名詞
との2性です。ただし、アイスランド語や一部の方言には3性が残ってます。
ただし、人をあらわす3人称代名詞(彼と彼女)は男女別形です。

ロシア語などスラブ系やギリシャ語も3性で、もとの3性の方が多いようです。

ついでに、全く系統の違うトルコ語やフィンランド語では、3人称代名詞でも
男女の区別はありません。

フランス語の性とドイツ語の性は対応しません。
よく説明に使われる例で、太陽と月
フランス語 (le) soleil (男性)    (la) lune (女性)
ドイツ語   (die) Sonne (女性)   (der) Mond (男性)
名詞の性別の覚え方に規則はありません。ある程度語尾などで見当つくのが
多いですが。慣れるしかないようです。
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この回答へのお礼

細かくお教えいただきありがとうございます。
大変勉強になりました。

ご回答ありがとうございます^^

お礼日時:2005/03/13 23:29

性については難しいですね。

例えば、太陽を表す単語はフランス語ではsoleilで男性名詞ですが、ドイツ語ではSonneで女性名詞になります。
ヨーロッパの言語はどれも昔は性が3つありましたが、フランス語だと2つに集約されました。

参考URL:http://plus.naver.co.jp/browse/db_detail.php?dir …
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この回答へのお礼

遠い系統の言語になると違いが出てくるようですね。

ご回答ありがとうございます^^

お礼日時:2005/03/13 23:45

以下の論文は、多少専門的ですが、得るものはあると思います。

ご一読ください。

http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/proj/genbunronshu …

参考URL:http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/proj/genbunronshu …
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この回答へのお礼

難解で、大まかにしか理解できませんでしたが、大変面白く、興味深い論文でした。もっと深くまで理解できるようになればな、と思います。

ご回答ありがとうございます^^

お礼日時:2005/03/13 23:35

No.2です。



エスペラントについて若干補足しておきます。

エスペラントを考案したザメンホフはラテン系、ゲルマン系、スラブ系などの言語を研究して語彙や文法に取り入れていますが日本語を研究していたら大きな影響を受けただろうと思うことがあります。

ベースがラテン語、彼自身がヨーロッパ人ということから名詞の性、数から脱却することは出来なかったのでしょう。しかし、人間と動物以外には性がないこと、男性名詞が分かれば造語法で自動的に女性名詞が創れること、冠詞の性をなくしたのは大きな進歩です。そのため非常に学びやすくなっています。

例:少年 la knabo 少年たち la knaboj
少女 la knabino 少女たち la knabinoj
  月 la lumo 太陽 la suno
牛 la bovo 牝牛 la bovino
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この回答へのお礼

なるほど。人工語だけあって機能的で誰にも分かりやすくなっているのですね。

ご回答ありがとうございます^^

お礼日時:2005/03/14 21:06

エスペランティストです。



断言しますが、エスペラントには、欧州諸語でいうところの「文法性」(男性名詞とか女性名詞とか)は存在しません! これに関しては、英語と全く同じです。
#2・#6は、いわば boy を男性名詞、girl を女性名詞と呼ぶようなもので、文法性と自然性を完全に混同しています。

実際には、例えば第3人称単数代名詞は英語同様、自然性だけで区別されます。li (彼), s^i (彼女), g^i (それ)。冠詞は定冠詞 la だけです(性・数問わず)。
仏語だと、crayon (鉛筆)は男性名詞なので il、plume (ペン)は女性名詞なので elleで受けます――完全に文法上の約束事に過ぎず、自然性は関係ない――が、英語でpencil, penを共に it で受けるように、エスペラントでも krajono, plumo は共に g^i で受けます。

英語等と違うのは、ある男性形に対応する女性形を、規則的に作れることだけです。
patro (父) → patrino (母)
frato (兄・弟) → fratino (姉・妹)
knabo (少年) → knabino (少女)
しかも、このような女性形は、親族名称など一部の名詞(目安としては、英語等では別の単語になるもの)に使われるのみです。


↓のエスペラント入門サイトも、是非ご覧下さい。

参考URL:http://plaza.harmonix.ne.jp/~sakat/
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この回答へのお礼

大変分かりやすく説明していただきありがとうございます。機能性、規則性の点ではとても分かりやすい言語ですね。

ご回答ありがとうございます^^

お礼日時:2005/03/14 21:14

#7です。

そういえば、本題に答えてませんでしたね(笑)。

今日の欧州諸言語は、元々は皆、男性・女性・中性の3性の区別がありました。
ラテン語やギリシャ語(古典・現代とも)は言うに及ばず、ドイツ語やロシア語など、ゲルマン系・スラブ系の諸言語の大半は、今でもそうですね。

一方、ロマンス諸語と呼ばれるラテン語の末裔たち――フランス語やイタリア語、スペイン語など――の大半は、かつての中性名詞が男性と女性に分割合流した結果、男性と女性の2性体系になります。

また、本来はゲルマン系に属する北欧の3言語(デンマーク語・ノルウェー語・スウェーデン語)は、男性名詞と女性名詞の文法上の違いが消滅してしまい、中性名詞と、通性や共性などと呼ばれる「その他の名詞」の2性体系へと変化しました。

3性が最終的に一つになり、文法性自体を消滅させた英語はむしろ例外で、欧州諸語の中でも異端児的な存在です。


ちなみに、ある名詞が男性・女性・中性のどれになるかは、少なくとも学習者にとっては
「言語によって、全て異なる」
と思った方が確実です。下手に「○○語では男性だから……」と考えると、#4さんの書き込みのような例に引っかかります。

一番いいのは、一切理屈は考えず、常に冠詞付きの形で覚えることです。
un crayon, une plume, un bureau, une table...などと。
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この回答へのお礼

違いを大変細かく教えていただいてありがとうございます。よく分かりました。

現在も、名詞は冠詞付で覚えるようにしています。慣れてくると、あまり大変ではなくなってきますね。

ご回答ありがとうございます^^

お礼日時:2005/03/14 21:18

No6 です。


エスペラントについて補足します。
文法的に各言語を比較する場合には文法用語が障害に
なります。従って専門用語に拘れば、他の言語しか知らない人に分かりづらくなります。

名詞が性を持つエスペラント以外の言葉では全ての名詞に1)自然性 2)文法的性があり、これを男性、女性、中性(一部の言語)に分類しています。 エスペラントには2)つまり無生物名詞に性がないというだけです。

knabino(少女)は上記の1)に該当しますがエスペラント仲間はそのような意識を持っていないとしても他の言語との対比においてはエスペラントにも自然性がある
言わざるをえないでしょう。
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この回答へのお礼

性の位置的には英語と似ている部分がありますね。(という表現は曖昧かもしれません。すみません。)

ご回答ありがとうございます^^

お礼日時:2005/03/14 21:27

martinbuhoさん



あなたの挙げておられる例knabinoは、ドイツ語でMaedchenにあたります。これこそまさに自然性と文法的性が一致しない有名な例で、Maedchenは中性のgrammatical genderを与えられます。

文法的性を考える場合には、まず全名詞にこれが与えられること、さらに一部の名詞には(これとは別に)自然性が与えられることを踏まえないといけません。

あなたのおっしゃるように、エスペラントは印欧諸語をベースとしています。これに属する言語は、基本的に共通の術語でもって分析できます。必然的に、エスペラントもこれらの術語で分析できますし、できてしまうでしょう。だからこそ注意が必要です。

この意味では、#2で
> 男性、女性と中性名詞を持つ言語にはギリシャ語、ラテン語、ルーマニア語、それにラテン語をベースに作られた人工国際
> 語エスペラントがあります
とするご回答は不十分であり、misleadingであるといわざるを得ないわけです。先の3言語には斉しく3文法性(m., f., n.)が認められるのに、そこに(文法的性がないとされる)エスペラントを同列に並べておられるからです。
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この回答へのお礼

ご意見、ご回答ありがとうございます^^

お礼日時:2005/03/14 21:22

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