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「飛んで」「買って」「書いて」みたいに音の変化を起こす動詞の特徴について教えてください!

日本語について勉強しています。

A 回答 (1件)

音便ですね。


五段活用の動詞は語幹が子音で終わります。
日本語では子音連続が許されるのは
促音(っ)+子音
撥音(ん)+子音
のみです。
そのため、子音が連続してしまいそうなときは

1.語幹末子音(w/r)を促音にする
思う(omow-u)―思った(omot-ta)
蹴る(ker-u)―蹴った(ket-ta)

2.語幹末子音(b/m/n)を撥音にする
飛ぶ(tob-u)―飛んだ(ton-da)
読む(yom-u)―読んだ(yon-da)
死ぬ(sin-u)―死んだ(sin-da)

3.語幹末子音(k/g)を削除し、イを挿入する
書く(kak-u)ー書いた(kai-ta)
泳ぐ(oyog-u)―泳いだ(oyoi-da)
ただし、「行く」は「行いた」ではなく、「行った」とする。
行く(ik-u)ー行った(it-ta)

4.語幹末子音が s のときはそのままイを挿入する
貸す(kas-u)―貸した(kas-i-ta)


歴史的には
1.イの削除+音便化
蹴る(ker-u)―蹴りた(り)(ker-i-ta)ー蹴った(ket-ta)
飛ぶ(tob-u)―飛びた(り)(tob-i-ta)ー飛んだ(ton-da)
2.イの保持+子音削除
書く(kak-u)―書きた(り)(kak-i-ta)―書いた(ka-i-ta)


なぜ w/r が促音化し、b/m/n が撥音化し、k/g が削除され、s は無傷なのか、それはわかりません。
こじつけはできるけど、結局はそういうものだから、というのと変わらない。
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