「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

先日、「ジョゼと虎と魚たち」を読みました。田辺聖子さんは初めて読んだのですが、
まったりとした大阪弁なのにとても洗練された大人の恋愛が描かれた短編集で、
センスが良くてすごくひきこまれました。
ほか、田辺聖子さんのそういう感じの短編集を引き続き読みたいと思っているのですが、
著作が多くて選びかねています。皆さんのお薦め本を教えて下さい。
できたら現代ものの短編集がいいのですが、古典ものもエッセイも
評判がいいようですので、お薦めならジャンル問いません。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

心に染みる作品が多くて、


お勧めを選ぶのにも悩みますね。
短編集ならば旧い作品ですが、
「孤独な夜のココア」とかがいいかもしれません。

※蛇足です。長編ですが私が大好きなのは、
「言い寄る」
「私的生活」
「苺をつぶしながら─新・私的生活」です。
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この回答へのお礼

「孤独な夜のココア」、本の紹介を探して読みましたが、思っているものに近そうでした。早速探してみようと思います。
あと、以前にちらっと調べたんですが「言い寄る」「私的生活」は続きものなんですよね?↑にある順番で読んだらいいんですよね。長編も面白そうだなあ・・

(とか言っていたら皆さんがご紹介下さった本を全て買ってしまいそうです・・(笑))

お礼日時:2005/03/15 16:11

こんばんは。


少しずれるのかもしれませんが、
新潮社が行っている、「音の本棚」、エスエスウェブ
というサービスがありまして、
その中で田辺聖子さんの講演を聞けます。
「源氏物語」、「竹取物語」から林芙美子まで田辺さんの視点、観点で、素敵なお話の宝庫です。
また、田辺さんの声が表現豊かなのです。
本当に勉強になり、楽しめましたので
御紹介したく、メールを書かせて頂きました。
もし御参考になれば。

https://ssweb.ne.jp/

参考URL:https://ssweb.ne.jp/
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この回答へのお礼

こんなサービスがあるんですねー。知りませんでした。面白そう・・・
田辺さんの講演、1ヶ月で聴きつくせるもんでしょうか?(と、代金をけちろうとしています。)
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/03/17 01:34

再び#3です。


そうです、
三部作と言われている順番でカキコしました。
私見ですが、
「私的生活」を最初に読んでから他の2作(どちらでも)、
という順番が楽しめるかと思います。
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この回答へのお礼

そうなんですか。じゃあ読むときはその順番で読んでみます。補足ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/17 01:32

ごめんなさい、古典です;


でも田辺さんの古典はとても読みやすくて綺麗な文章なのでお薦めしときます。

『舞え舞え蝸牛(かたつむり)』
「落窪物語」という古典をもとにしたお話です。
この本(舞え舞え蝸牛)を簡略化したものとして『おちくぼ姫』もありますが、私は『舞え舞え~』の方が面白いです。
ストーリーは平安時代版のシンデレラって所です。
高校の図書館にあったのですが、3年間で一番多く借りて読みました。そりゃもう、何度も何度も。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167153 …
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この回答へのお礼

何度も読まれたんですか。すごいですね。私も高校生のときにそういう本に出会えていれば古典の授業も楽しかったに違いないです。惜しいことをしました・・・
どうもありがとうございました。

皆様のおかげで古典ものにも俄然興味がわいてきました。
短編1冊、古典2冊、長編1冊くらい買ってしまってもいいかなーって気になっています。
引き続き、教えてもらえると嬉しいです。

お礼日時:2005/03/16 11:06

短編集でもなく、現代物でもないですが、いいでしょうか?



 「私本・源氏物語(文春文庫)」「新源氏物語(新潮文庫)」「霧ふかき宇治の恋(新潮文庫)」「むかし・あけぼの(角川文庫)」なんかはどうでしょう。田辺さん特有の、はんなりした文章で、源氏物語や枕草子を分かりやすく読みやすく、ちょっとアレンジして描かれています。非常に面白いです。学生時代に通学電車の中で読んだのですが、ニヤニヤしてしまいました。
 田辺さんの古典物は他にもイロイロありますが、かなり面白いですよ。

 
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この回答へのお礼

古典もの、面白そうですねえ。とりあえずこの4作が基本って感じでしょうか?源氏物語をまず読んでみようかな、と思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/15 15:07

田辺聖子さんの長編ものの古典なんかも独特の訳し方で面白いですよね。




短編物でお勧めなのは
金魚のうろこ
1992年・集英社(集英社文庫) ですかね^^;

七作品の中の「金魚のうろこ」は結構いろんな意味で田辺ワールドが炸裂していたように感じられる作品でしたよ。
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この回答へのお礼

大学生の男性の一人称らしいですね。面白そうかも。古本サイトで探してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/15 14:23

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