プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

アメリカのウィスコンシン州についてどのようなことでも結構ですので教えて下さい。
滞在したり、仕事で住んでいたことがあった方など
生の情報をお願い致します。
文化、自然、産業、人々の暮らし、風土など
やってみて楽しいことなどありましたら
教えて下さい。よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

 ウィスコンシン州にはなぜか、10回以上も足を運んでいます(^_^)。



●文化・風土

 州に昇格したのは30番目と遅いのですが、ミシガン湖畔を中心に早い時期から
ヨーロッパ人が入植しており、けっこう歴史を感じさせます。最初はフランス人と
ドイツ人、ついで北欧系の人が多く入植してきました。初期の入植者であるジャン・
ニコル(Jean Nicolet)の名前を取った通りや地名が、州内の各地にあります。

 ドイツや北欧の人々は酪農をもたらしました。酪農州という性格もあいまって
おおらかで牧歌的なところです。チーズの生産量は全米トップで、地元のアメフト
チーム、グリーンベイ・パッカーズのファンはなんと、「チーズハット」という
三角チーズの形をした帽子を被って応援することで知られています。

 カソリックが多く、教会の数も他の地域より多いような気がします。だからと
いって閉鎖的なわけでもなく、ホスピタリティーにあふれたアメリカ人の典型的な
気質も持ち合わせます。ほとんどが白人ですが、アジア人に対してもおおらかです。

●産業

 なんといっても、酪農ですね。それからミルウォーキーのビール製造でしょう。
同地にはミラー、パブストという2大ブランドが本社を置いています。このほか
機械関連もけっこう多く、かのハーレー・ダヴィッドソンや、クレーン車や製氷
機大手のマニトウォックなどがあります。また、豊富な水資源と木材資源を元に
製紙業も盛んです。面白いところではリングリングサーカスの本部もあります。

 スポーツも盛んで、MLBのブリュワーズやNBAのバックスが人気。それに
なんといってもNFLのパッカーズは、全米でもっともファンが多いチームとして
絶大なる人気を誇っています。カレッジスポーツではやはりウィスコンシン大学が
強くて有名なほか、ミルウォーキーのマーケット大学もバスケットの名門大学です。
ちなみにMLBのアリーグが結成されたのはミルウォーキーのホテルの一室でした。

●自然

 ほとんどが平地か丘陵で、高い山はありません。そのぶん湖沼に恵まれており、
フィッシングや水遊びは全米から人が集まる人気ぶり。室内ウォーターパークの
ウィスコンシン・デルズも有名です。都市を離れると森と牧草地が広がっており、
たくさんの牛や馬、そしてリスはそこら中にいくらでもいます。

 州のニックネームは「バジャー・ステート」で、バジャー(Badger)とは
あなぐまのこと。額にバッヂのような模様があるので、こう呼ばれています。
なお、入植初期には工夫たちが横穴を掘って住居にしており、それが理由で
あなぐまと呼ばれるようになりました。

●人々の暮らし

 総じて生活の水準は高いです。ミルウォーキーには小規模のスラム街があり
ますが、危険なところはそれくらいでしょうか。州都マディソンは、全米で
もっとも暮らしやすい街に選ばれたことがあります。また、法律家の割合が
全米でもっとも高い街でもあるそうです。ちなみに共和党は1854年にウィス
コンシンで結成されました。

 ほかにもいくらでも語れますので、なにか質問がありましたら、なんなりと
聞いてくださいね!

この回答への補足

 わたくしの知り合いの高校生(女子)がジョンソンディバーシーという会社で募集している2週間のアメリカ留学に応募します。質問させていただいたウィスコンシン州でどんなことをして過ごしたいかという課題(作文)があります。ウィスコンシン州ならではのリトルアドベンチャー(小さな冒険)がテーマです。
ぜひ、その子をアメリカに行かせてあげたいのでウィスコンシン州の情報を少しでも知りたかったのです。
高校生がチャレンジするに相応しいウィスコンシン州ならではのアドベンチャーがありましたら、合わせて
アドバイス下さい。ちなみに彼女は一流のホテルマンになることが将来の夢です。よろしくお願い致します。

補足日時:2005/03/18 20:51
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この回答へのお礼

早々にご回答ありがとうございました。
お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
訪問回数が多いだけあって微細な内容の説明で
大変有り難かったです。
ウイスコンシン州は魅力的な場所なのでしょう。
知り合いの高校生も順調に課題を作成しております。
選考に残った際はお礼を伝えたいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/27 14:13

マディソンに住んでます。



ウィスコンシンですがのどかで田舎な州です。

レジャーでは下にもあるとおり湖があちこちにあるので釣り・ウォータージェット等が春から夏にかけてあちこちに見られます。
フォーウィラーと呼ばれる小さな4駆の乗り物を持っている方も多いですね。森の中にある小道を運転していくのですが他の州から来られる方も多いです。
秋からはなんと言っても狩猟でしょう。感謝祭の1週間は特にライフルでの鹿狩りのシーズンで州民の3人に1人は鹿狩りに出かけます。鴨狩やそのほかの狩猟も盛んですね。狩未亡人という言葉があるくらいですからね。
冬はアイスフィッシング・スキー・スノーボード・スノーモービルかな?
ところどころ一般道でもスノーモービルの標識が見かけられます。まぁ、車の諸君注意して運転しろよとのことなんですが。

意外と知られていないのは日本との親密な関係を持つ企業がウィスコンシンには多いことですかね。

例えばキッコーマン、米本社がウィスコンシンにあります。
あとはコーバンス。ここはアメリカの薬を日本に輸入可能かまたは日本の薬をアメリカに輸出可能かなどの検査が政府管轄の下行われています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
この留学のプログラムのメインは豊かな自然の
中で何をしたいかという課題ですので
大変参考になりました。
ko4211さんのを読んで自分も
行ってみたくなりました。

お礼日時:2005/03/27 14:19

 ウィスコンシン州ならではのアドベンチャーとなると、一般的に思いつくのは


フィッシングやボート遊びなど、水に関するアクティビティー。それから前述の
ように歴史がある州なので、歴史的な建造物や名勝地を訪ね歩く旅などでしょう。

 アメリカ人は国の歴史が短いことにけっこうコンプレックスがあり、そのぶん
100年以上の歴史をもつものを有り難がる傾向があります。その点、ウィスコン
シンには18~19世紀から残るものが少なくなく、テーマになるかもしれません。

 また、ウィスコンシンは国勢調査(Census)によると、白人人口がほぼ9割、
ヒスパニックを除く欧州系白人に限っても87.3%に上り、人種の多様性に乏しい
州でもあります。だからこそ、日本について理解を深めてもらうことは大事です。
太平洋やアジア大陸と日本の位置関係、中国や韓国との違い(さすがに同じ国と
思っている人は少ないですが、同じ言葉を話していると思っている人は多い)、
米国との歴史的な関わり(できるだけ友好面に絞る)などについて調べられたり、
発表されるといいかもしれません。

 あと、北部ウィスコンシンの中心都市であるグリーンベイには、ネイティブ
アメリカンの団体として全米的にも大きなオナイダ・ネイションという組織が
あります。同地でも3番目の雇用を生み出している大きな組織ですし、なにより
ネイティブアメリカンと日本人は人種的にも近いので、彼らについて研究する
というテーマも考えられます。若い人にはちょっと荷が重いかもしれませんが。
http://www.oneidanation.org/

参考URL:http://quickfacts.census.gov/qfd/states/55000.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
白人が多い地域だということも課題の作文の参考にさせていただきました。
アメリカと一口に言っても国レベルくらいの違いがありますね。

お礼日時:2005/03/27 14:16

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