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医師というのは偏差値が高いから社会的地位が高く見られるのであって、需要と供給の関係で医学部の偏差値が低下すれば必然的に医師の社会的地位も低下しますか?
例えば歯医者がエリートとはみられないのは歯学部がどんなバカでも入れるからですよね。
ですが、昔の歯学部は非常に偏差値が高く、社会的地位も高く見られて居たと思います。

社会的地位というのは偏差値で決まるのでしょうか?

A 回答 (9件)

途上国、特に最貧困の子どもたちに将来希望する職業を尋ねると「医師」か「教師」ばかりになると言われます。

その理由は「身の回りのprofessionと言える職業をこの二つしか知らないから」らしい。

「それ以外のたくさんの可能性」を子どもたちに示すことこそがオトナの役割で、先進国であるはずの日本はそれに失敗している、と思います。
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質問者は偏差値を何か神のご託宣みたいに思っていませんか。



偏差値とは受験生からの人気度そのものです。人気が高ければ学力高い人しか合格できないから偏差値も上がる。オークションの落札価格みたいなもので人気があれば落札価格は高騰するし、人気がなければ安値で取引される、あるいは値がつかない。

品物の価値がわからない人は「〇円で落札された」と聞くことで価値を推し量ろうとするかもしれませんが。オークションの参加者にそんな馬鹿はいないでしょう。オークションの参加者すなわち入試に参加する学生です。

もっとも、受験生自身は子供でろくに知識ないから、自分の目ですべてを判断するというよりは、世間の評判に従って志望校を決めます。つまり、偏差値が社会的地位を決めるというより、社会的地位が偏差値を決めます。

他の方も指摘していますが、一昔前までは医学部はここまで難関ではありませんでした。正確に言えば国立大学や市立も有名どころの医学部は今とそう変わらない難関でしたが、私立の下の方はかなり入りやすかった。

1990年代のバブル崩壊後、戦後の日本経済を牽引してきた製造業が低迷するにつれて工学部あたりの人気が下がりました。一方で医師は食いっぱぐれがなく最低でも平均以上の収入得られる、それで医学部の人気が上がって、一番下の方でもかなりの学力ないと受からなくなりました。

ただし、食いっぱぐれないのは規制業種だからです。慢性的に医師不足が続いている、一方で医学部新設がほとんど行われていません。弁護士がそうだったように間口を広げる政策が実施されれば、資格はとったもののあまり稼げない人がたくさん発生するようになれば、人気も下がることになるでしょう。
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偏差値ではなくて、医者の数や保険医療費を既得権益産業で調整、制限してるからです。



ちなみにロシアなどの共産国では医師や教師は公務員で給与が対して高くないので不人気です。中国でも欧米や日本の先進国ほど美味しい商売じゃないので、頭のいい人はITとか金融にいくことが花形です。

日本でも、バブル時代までは今ほど私立の医学部は学費に見合わないし人気なかったですしね。
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そうだと思う。



例えばヨーロッパでは長い期間、血を扱うのは賤業だった。現実問題、ペストや天然痘などは接触感染したし、数100万人、数千万人も亡くなってた。普通の貴族やインテリはそんな仕事に子供はつかせません。医者は昔は本当に、ものすごく危険な仕事だった。
ヨーロッパで医者がそれなりの仕事と思われ出したのは、割と最近なんです。

日本では長崎や大阪では蘭学と共に医術を習っており適塾が有名ですね。ただ江戸では禁止でした。革命思想もつかも、って危惧からですね。でもヨーロッパ中世よりは日本での医者の立場は高かったはずです。御典医なんかもいて、尊敬されてましたから。

武田信玄のかかりつけ医は信玄の死後にその死を隠すために全員ぶっ殺されてます。
酷い話ですが、戦国時代には医者はせいぜいその程度の価値しかなかったんだと思います。

また、明治期以降に大量培養されたのは、あくまで医者ではなく「軍医」です。戦争末期には医者足りないから3年で医者になれたし。その腕の悪さは笑い話になるくらいですから。
肩書きとかどうでもいいわけです。戦争に勝つ!ためだけに医者を必要としてました。

今のような「お医者様」扱いは、ドラマの影響ですよね。でも1963年の白い巨塔では既に医者は社会エリートとして描かれてます。
ドイツに明治期に行った森鴎外(東大医学部卒の医師)もエリートとして国費で学んでます。
だからエリートはエリートだと思います。

キューバでは医師の数は学校の先生と同じで,しかも学費は無料です。
だから質も数もめちゃくちゃ高い。
だから社会エリートだけど、公務員だから他の公務員と給与は同じだし、尊敬はされてるけど、先生を尊敬するみたいな感じで尊敬されてると聞きます。
ですから、医者になる時間とか価値を下げれば、その価値は勝手に下がるとはおもいます。
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違うっしょ。


今から30年くらい前までは、多くの私立大学医学部の偏差値は40〜50だったが、それでも医者になれば「お医者さま」と呼ばれていた。
もっといえば、江戸時代では資格試験もなく誰でも医者になれて、しかも尊敬されていた。
他人のために勉強して、医療を施すことができるかどうか。これは今も昔も変わらない。

偏差値とは、予備校の作った問題がどれだけできるかどうかの数値。だから、各業者ごとに数値が異なる。そんなものが社会的地位に影響を与えることはない。また、医者の価値は大学名ではなく、医者になってからどれだけ勉強したかで決まる。

歯科に関しては、主に歯しか診ない上に虫歯が減ったので供給過多になった。歯科開業医数がコンビニ数を上回ったのも有名な事実。その結果、受験者数が減って予備校の偏差値も下がった、これも事実。だから、歯科医師国家試験の合格率を下げて、歯科医師が極端に増えないように調整されている。ただし、歯科医になった人たちは、きちんとした教育を受け、他人のために勉強して治療を行なっている。それは昔も今も変わらない。
個人的には他人の口臭嗅いだだけで吐けるのに、歯科の先生たちは偉いと思う。
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「偏差値が低下すれば必然的に医師の社会的地位も低下しますか?」と言う発想は逆で会って、先ずは社会での需要と供給、経済的地位、社会的価値などによって、ある程度各学部への高校生の志望者が変わりその結果偏差値が変動するのだと思います。

つまり「社会的地位は偏差値で決まる」のでは無く「偏差値が社会的地位によって決まる」と考えた方が良いと思います。ただ偏差値は社会的地位だけで決まるわけではないと思いますが。
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そうです。


偏差値という難易度で決まります。
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追加で言えば


余談かもしれませんが
ボランティアで発展途上国で働く医師なんかは凄いとは思います。
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実績と言いたいです。

地域で評判がいいとか。ドラマの知識で言えば、術式を発表した外科医とか。
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