プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

元々富士額なんですが、ここ1年くらいの間に目に見えて分かるほどそりこみのようになっている部分から抜け毛がひどくなってしまっています。
たしかにここ1年は相当なストレスがかかってしまって悩んでいた時期でもあったのでそういうことでの抜け毛もあるんでしょうか?それとも遺伝?
父親が20代後半から抜け毛がひどくなりだして30歳くらいでかなりのハゲになってしまっていたというので正直不安です。(ちょうどいま同じくらいの歳です)
自分なりにマッサージなどの予防はしているのですがせめて現状維持でもしたいです。
何かいい方法はありませんでしょうか?

A 回答 (2件)

noname#10387さんのお父様と同じ状況で、


うすうす気付いていたのですが、気にしないで放置していたら
ずいぶんMハゲが進行していました(^_^;)

僕の場合は祖父がハゲだったので隔世遺伝になるのかな?

色々と調べましたが、
どんな治療方法よりも壮年時の治療が効果的です。
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髪の毛の専門家,理容師です。



まず,遺伝についてですが,確かに,hairless遺伝子というものが発見されたというニュースはあります。
ですから,遺伝すると言いたいところなのですが,海外の発毛剤の中には,M型脱毛症(便宜上の名称です)でも発毛するものが存在しています。
また,O型脱毛症(同じく,便宜上の名称です)に至っては,大正製薬から発売されているリアップによって発毛します。
つまり,「禿が遺伝する」のではなく,「禿げやすい体質が遺伝する」と理解してください。
なお,これは,私個人の考え方ですが,hairless遺伝子は,O型脱毛症には関係なく,M型脱毛症に関与している遺伝子だと考えています。

M型脱毛症の主原因ですが,これは,先にも書いた海外の発毛剤の働きから,「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンの一種であると言われはじめています。
ちなみに,その海外の発毛剤は,テストステロンという男性ホルモンの一種からジヒドロテストステロンを還元する際に使われる「5α-還元酵素」のうち「二型」の働きを阻害しています。
この薬は,本来,別の病気の治療薬として開発していたのですが,治験中,発毛作用が認められたため,海外では,発毛剤としても開発され,すでに認可されています。
このことから,M型脱毛症の場合,このジヒドロテストステロンが主原因ではないかと考えられるようになったのです。

なお,この発毛剤ですが,精力減衰などの副作用が考えられますし,また,もし,日本国内で認可されたとしても,「要指示薬」といって,医師の処方がないと使えない薬になるというのが大方の予想ですので,個人輸入などして勝手に使用していただきたくないため,ここでは発毛剤の名称は書きません。
申し訳ないですが,このことをご了承してください。
なお,もし,国内で発売されるようになるとしますと,発売元は「万有製薬」だと思います。(その発毛剤開発メーカーの日本国内子会社です)
もう少しで,もう少しで,といわれ続け,何年も経っていますが,早く発売されることを,その心配がない私ですが,私も理容師として望んでいます。

M型脱毛症に効く発毛剤がない現在,では,どのようにして現状維持をするかということになりますと,まずは,ジヒドロテストステロンや5α-還元酵素二型が含まれている皮脂を除去することと,もう1つ,抜けにくい毛根を作ることだというのが,一部の理容師たちの考え方になりつつあります。(もしかしたら,美容師の中にも同じ考え方をする人はいるかもしれません)

皮脂を除去するというと,すぐに思い出されるのは,シャンプーだと思います。
しかし,除去したい皮脂は,毛穴の中にある皮脂ですので,普通にシャンプーしていても除去することは出来ません。
また,毛穴の中の皮脂を絞り出すような頭皮マッサージが有効だと考えられるかもしれませんが,確かに一度は絞り出せたとしても,毛穴の中に戻ってしまう皮脂もあるため,あまり有効ではありません。
そこで,「シャンプー+頭皮マッサージ」という方法をお薦めします。
これでしたら,頭皮マッサージによって毛穴から出てきた皮脂は,シャンプー剤の洗浄成分によって奪われていきますから,毛穴から除去した皮脂は元には戻りません。
また,毛穴から皮脂を除去していませんと,角栓という毛穴を蓋してしまうものが出来てしまい,その角栓のしたでは,ジヒドロテストステロンの濃度が高くなるため,より脱毛しやすくなってしまうと考えられます。
この角栓を除去するには頭皮マッサージだけでも充分ですが,そこにあるジヒドロテストステロン濃度やホコリなどの濃度が高い皮脂をきちんと除去しませんと,すぐに角栓が出来やすいですので,その皮脂もきちんと除去しなければなりません。
そういう意味からも,「シャンプー+頭皮マッサージ」は有効だと考えています。

その「シャンプー+頭皮マッサージ」ですが,これは,別の質問ですでに書いてありますので,

質問No.1162275「髪の毛のことで真剣に悩んでます」

の回答No.3に書かれているシャンプー方法を参考にしてみてください。
なお,質問No.1162275の表示方法ですが,今見ているこのページのURLの1番最後にある数字「1296001」を「1162275」に変えてから,「Enter」キーを押してください。
また,この方法がうまくいかないようでしたら,同じOKwebのシステムを利用している「教えて!goo」というサイトのページになりますが,まったく同じ内容を表示することが出来るURLを書いておきますので,これを使って表示させてみてください。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=1162275

なお,毛根を太くするために,育毛剤を利用することも一考しても構わないと思いますが,育毛剤の成分が毛根に届きませんと育毛剤を使用する意味がありません。
育毛剤のほとんどは水溶性ですので,皮脂が毛穴にありますと邪魔してしまいます。
そういう意味でも,「シャンプー+頭皮マッサージ」は有効だと思いますよ。

次に,抜けにくい毛根の作り方ですが,一言で言えば,「毛根に栄養を届ける」となります。
そのためには,次のことに留意するようにしてみてください。

1.栄養バランスのとれた食事
まず,栄養は,どの場所にも均等に分配されているのではなく,生命維持にとって重要な場所から順に分配されていき,髪の毛のように生命維持にあまり関与していない場所になりますと,その他で使われて残った「残りカス」がまわってくるようになっています。
そのため,1日や2日くらいでしたら,一応,問題にはなりにくいですが,栄養が不足している状態が長く続いてしまいますと,その影響が髪の毛などに出やすいのです。(髪の毛よりも肌に出やすい人もいます)
また,栄養バランスというのは,すべての栄養を同量摂取すると言うことでも,すべての栄養がそれぞれの所要量(1日に摂取するべきだと定められている量)に対して,同じ割合にならなければならないということでもありません。
では,どういうことかというと,栄養バランスとは,「すべての栄養がそれぞれの所要量をクリアすること」を言います。
何故なら,所要量に対する割合が最低のものと同じ割合だけ,他の栄養も使われたら,残った分は一時的に体内にストックされたあと,体外に排出されてしまうからです。
具体的な例を挙げてみますと,例えば,ある栄養が所要量に対して70%しか摂取出来なかったとしますと,他の栄養もそれぞれの所要量に対して70%だけが使われたあと,数日間,体内にストックされてから,体外に排出されてしまう(捨てられてしまう)と言うことです。
つまり,髪の毛に良いといわれる栄養などを摂取していても,その他の栄養が不足していますと,すべての栄養か不足しているのと同じというわけです。
ですから,まずは,口にする食事などが栄養バランスがとれていなければならないのです。
ここから,栄養バランスが崩れていますと,意味がないですからね。
ということで,栄養バランスのとれた食事が大切になるのですが,実は,毎日毎日,たった1日で栄養バランスのとれた食事を作ることは,栄養士でも至難の業だそうです。
ですから,「一昨日,昨日,そして今日の3日間で,すべての栄養がそれぞれの所要量×3をクリア出来るような食事」を心掛けるようにしてください。(大半の栄養は,3日間,体内にストックされるそうです)
なお,栄養については,一度,栄養士と相談(有料)されると良いですよ。
その際,各市町村の保険センターなどで定期的に行われている「無料栄養相談」(たぶん,要予約だと思います)を利用するようにしてみてください。
また,自分で管理したい場合は,

第6次改定日本人の栄養所要量について
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9906/s0628-1_11.h …
(主な栄養の所要量がわかります)

食品成分データベース
http://food.tokyo.jst.go.jp/
(食品に含まれている栄養量を調べられます)

【江崎グリコ】ホームページ
http://www.glico.co.jp/index.htm
(食品に含まれている栄養量を調べられます)

を利用してみてください。
または,

文光堂
糖尿病食事療法のための食品交換表
定価 945円(本体900円) ISBN4-8306-1341-6
http://www.bunkodo.co.jp/books/tounyousyokuhinko …

という書籍を購入して利用するのも良いと思います。

2.極端な好き嫌いをなくす
多少の好き嫌いでしたら,嫌いな食品を食べなくても,他の食品で栄養を補うことが可能ですので,これはOKだそうです。
しかし,野菜はまったく食べないとか,肉類はすべてダメと言った「極端な好き嫌い」は,他の食品で栄養を補うことがほとんど出来ないため,例え,ストレスを感じても,改善しなければならないと考えています。
というのは,野菜でなければ摂取しにくい栄養とか,肉類でなければ摂取しにくい栄養というものが存在するからです。
知り合いの栄養士に聞いた話ですが,極端な好き嫌いをする人は,大半が「食わず嫌い」だそうです。
ですから,もし,極端な好き嫌いをしているようでしたら,どんな食品でも,一度は口にしてから,好き嫌いを判別するようにしてください。
そうすることで,意外と食べられそうな食品が見つかるのだそうですよ。
そして,その食品を足がかりにして,嫌いな食品を減らす努力をするようにしてくださいね。

3.食事を摂る時刻をほぼ同じにする
食事を摂る時刻をほぼ同じにしますと,その時刻が近づくことで,唾液や胃液などの分泌量が増加しはじめ,食事を摂る頃には,食品を消化するのに充分な量まで増加させることが可能だそうです。
また,食事を摂る時刻をほぼ同じにしますと,その時刻が近づくことで,胃腸の蠕動運動が始まり,実際に食事をするまでの間に準備運動が出来ることから,消化をよりよくすることが可能になるのだそうです。
しかし,食事を摂る時刻がバラバラですと,これらのことは起きず,唾液や胃液などの分泌量増加や胃腸の蠕動運動は食事を摂ることで始まるため,消化液の量も不充分ですし,胃腸の蠕動運動も準備運動なしのために充分な動きが出来なくなり,食べたものの消化が不充分になりやすいのだそうです。
ですから,より効率のよい消化をするために,よく食べはじめるのが1番多い時刻を中心に,その前後30分ずつのズレまでの間に,食事を摂り始めるようにしてください。
なお,1週間に1~2度程度でしたら,大幅にずれても構わないと考えています。
といっても,毎週毎週,2度も大幅にずれていますと,消化の準備が整わなくなる可能性が高くなりますので,出来る限り,集1程度ですませられるようにしてくださいね。

4.よく噛むこと
日本人は咀嚼不足だそうです。
日本人の食事時間と咀嚼(噛む)回数は,10分間610回だそうです。
こういう書き方をしますと,意外と多く感じるかもしれませんが,1口あたりに直しますと,10~15回程度しか噛んでいないことになると聞いています。
口にしたものをあまり噛まずに飲み込んでしまいますと,食品の固まりが大きいままになりやすく,そのため,固まりの中心部まで,充分に消化液が浸透しなくなってしまいます。
つまり,消化不足になるため,そのあとの吸収が悪くなるわけです。
栄養は,目で見ていても髪の毛などには使われませんから,体内に吸収されませんと,意味がないですよね。
ですから,充分に体内に吸収されるように,よく噛むことが大切になるのです。
そのためには,1口あたり40~50回噛むか,または,1番のお薦めは,口にした食品の味(調味料の味ではありません)がなくなるまで噛み続け,味がしなくなってはじめて飲み込むようにしてみてください。
なお,これを実践していますと,食事時間が長くなりますので,食事時間に余裕が持てるように予定等を調整する必要があると思います。

5.「だけ食い」は厳禁!
「だけ食い」とは,「1つの食材'だけ'を食べ続け,その食材を全部食べ終わらないと次の食材を食べない食べ方」のことです。
このような食べ方をしていますと,栄養の吸収が悪くなるのだそうです。
ですから,「汁物>おかず>主食>汁物>おかず>主食>・・・(以下,繰り返し)」といった「三角食べ」やこれを応用したような食べ方をするようにしてください。
そうすることで,いろいろな食品外の中でより混ざり合うようになるため,栄養の吸収がよくなるのだそうですよ。

6.ストレスは積極的に解消するに限る
ストレスを感じますと,全身の血管が収縮するのだそうです。
髪の毛をはじめ,全身の細胞に栄養を届け,老廃物を受け取ることを行っている「毛細血管」になりますと,ストレスを感じることで,その中を流れる血液がなくなってしまうくらいに収縮してしまうことがあるのだそうです。
もし,そうなってしまいますと,髪の毛に栄養が届きにくくなってしまい,毛根を太くすることが出来ないのはもちろんのこと,逆に毛根が痩せ細ってしまうようになり,脱毛しやすくなってしまいます。
もっと恐ろしいのは,小腸が吸収した栄養を受け取っている血液が流れているのが小腸の周りにある「毛細血管」だということです。
ストレスによってここの毛細血管を流れる血液がなくなってしまいますと,小腸は吸収した栄養を渡す相手がいなくなってしまうことから,ストレスを感じている間は,栄養の吸収をストップしてしまいます。
また,そこまで毛細血管が収縮しない場合でも,そこを流れる血液の量が減少してしまいため,血液に渡す量が減少してしまいますから,ストレスを感じている間は,小腸が吸収する栄養の量も減少してしまいます。
栄養の吸収がストップしてしまったり,減少してしまいますと,「栄養の分配順位」の関係から,髪の毛に栄養を届けるどころの話ではなくなってしまうのです。
ちなみに,ストレスは,自然に解消されます。
その仕組みは,ストレスを感じたときに全身の血管が収縮すると言うことは,その中の血液量は同じなのに,血管内の体積が減少してしまうため,血圧が急上昇してしまいます。
血圧が上昇した状態というのは,体にって危険なことですので,自然に,血液中の水分を血管の外に排出するようになります。
水分を排出すると言っても,毛細血管にはほとんど血液がないため,普段はやりとりをしていない動脈や静脈を利用して水分を出しているため,非常にゆっくりとなり,時間がかなりかかってしまいます。
そして,血液中の水分が少なくなることにより,血液の濃度は高くなりますが,体積が減少するため,血圧が降下します。
ストレスは,血圧が降下しますと,解消されます。
そして,ストレスが解消されますと,血管が拡張して,毛細血管の中にも血液が戻ってくるようになります。
と書きますと,「ストレスが自然に解消されるのなら,ストレスを感じてもそのままで良いんだ」と思われてしまうかもしれませんが,自然に解消されるまでには時間がかかってしまい,その間は,栄養が吸収されないか,吸収されにくいままになっている上に,血液の濃度が高くなったまま,つまり,「ドロドロ血」になったままになってしまうわけです。
また,ストレスを感じている間は,ホルモンバランスも崩れやすいそうですし,唾液や胃液の分泌量のバランスが崩れてしまいますし,胃腸が異常な蠕動運動を始めてしまいます。(だから,ストレスは胃潰瘍の原因になれるのだと思います)
そして,皮脂の分泌量が増加してしまい,ストレスによって増加したテストステロンが5α-還元酵素二型の働きによって,ジヒドロテストステロンの量も増加してしまいます。
う~ん,良いことないですよね?
ですから,ストレスは積極的に解消するに限るのです。
ストレスを積極的に解消するには,1番良い方法は,ストレスを感じたら,気持ちを切り替えてしまうことです。
楽しいことや楽しみにしていることを考えるようにしてみたり,友人などと会話を楽しむなどがそれにあたると思います。(ただし,あまり,愚痴は言わないようにしましょうね)
といっても,この方法は,誰でも上手く出来るとは限らないということは,充分承知しているつもりです。
そこで,血圧が降下することでストレスが解消されることに着目したいと思います。
友人に医師が言うには,「高血圧症の治療には,血管を拡張するのが,1番簡単で,1番効果的である」とのことです。
ということは,つまり,血管を拡張するような行為をすることで,ストレスを積極的に解消することが出来ると考えられるのです。
そこで,疲労(=ストレス)をしない程度に軽い運動(例えば,疲労しない程度の距離を歩く散歩など)がお薦めとなると思います。
また,気持ちの切り替えにもなると思いますが,ノドを痛める(=ストレス)ことがない程度に,カラオケで歌ったり,迷惑をかけない場所で大声を出したりすることもお薦めになると思います。
さらに,まぁ,明るいうちからするわけにはいきませんから夕飯時になりますが,適量までのアルコール摂取(つまり,晩酌)には,血管を拡張する作用がありますので,こけもお勧め出来ると思います。
なお,アルコールの適量は,「2500÷アルコール度数」で求めてください。
また,(nobu55さんは違いますが)未成年者や,医師からアルコール摂取を止められている人(控えるように言われている人),そして,アルコールに弱い人などは,アルコールを摂取すること自体がストレスになってしまいますので,この方法は避けるようにしてください。
あと,それ以外の人でも,適量を超えてしまいますと,やはり,ストレスになりますので,絶対に適量以下にしてくださいね。

7.禁煙のススメ(喫煙者のみ)
「喫煙=ストレス」です。
これだけで,詳しい説明は,もういらないですよね?
強いタバコでも弱いタバコでも,喫煙しただけでストレスになってしまいます。
ですから,喫煙しているようでしたら,スパッと禁煙してください。
なお,「タバコを吸わないストレス」を感じてしまいますが,喫煙というストレスに習慣性があることを考えますと,「タバコを吸わないストレス」は一過性のものですので,同じストレスを感じるのなら,タバコを吸わないストレスを選択するようにしてくださいね。

さて,ここまでは,栄養の吸収に関係したことを書いてきましたが,体内に栄養が吸収されただけでは,まだまだです。
というのは,体内に吸収された栄養が,毛根で充分活用出来るようにしなければならないからです。(そうしませんと,毛根が太くなりませんからね)
体内に吸収された栄養が,毛根で充分活用されるようにするには,成長ホルモンの助けを借りなければなりません。
成長ホルモンと聞くと,成長期だけに働くホルモンのように聞こえますが,実際は,「体の修復と成長」を司るホルモンなのです。(ちなみに,この「成長」の中に毛根を太くすることが含まれます)
ということで,この成長ホルモンを上手に活用するためのアドバイスをさせていただきます。

1.起床時刻を毎日同じにする
休日も含めて,毎日,同じ時刻に起床していますと,成長ホルモンは,起床の約15時間後頃からその分泌量を増加しはじめるのだそうです。
そして,成長ホルモンが充分に活用出来るまでに分泌量を増加するのは,その1時間後,つまり,起床の約16時間後くらいになるのだそうです。
しかし,起床時刻がバラバラですと,就寝してから成長ホルモンの分泌量が増加しはじめるようになりますし,また,その増加率も少なく,充分な分泌量のなるまでには,時間がかかってしまうようです。
ですから,成長ホルモンを充分活用するためにも,休日も含めて,毎日,同じ時刻に起床することが大切になると考えられます。

2.「8時間睡眠」のススメ
成長ホルモンを充分に活用出来るのは,毎日,同じ時刻に起床している人の場合で,起床の約16時間後,つまり,逆に言えば,「起床の約8時間前」になります。
ですから,「8時間睡眠」をお薦めするのですが,もう1つ,お薦めする理由があります。
それは,目覚めに関係することです。
目覚めが悪いと,その日,1日の始動にも時間がかかってしまうようになります。
そのため,休日は別かもしれませんが,それ以外の日には,焦りが生まれやすく,そのため,ストレスを感じやすくなってしまいます。
ということで,目覚めを良くすることが大切になるのです。
では,具体的にはどうするかというと,たぶん,ご存じだと思いますが,ノンレム睡眠とレム睡眠の切り替え時に目覚めるようにすれば,目覚めが良くなると言われています。
ノンレム睡眠もレム睡眠も,90分(1時間30分)で切り替わっています。
そして,就寝後,最初のノンレム睡眠を迎えるまでには,毎日,同じ時刻に起床している人の場合で,約30分必要です。
そこで,

睡眠時間=30分+(ノンレム睡眠×a)+(レム睡眠×b)
(「b=a」もしくは「b=a-1」)

という計算式が成り立ちます。
数値を代入して計算していきますと,6時間半睡眠,8時間睡眠,9時間半睡眠などが求められます。
成長ホルモンが増加しはじめることで,睡眠の準備が整いやすくなることを考えますと,9時間半睡眠は長すぎます。
また,せっかく,充分なまでに増加している成長ホルモンを無駄にしたくありませんから,6時間半睡眠では短すぎます。
ということで,8時間睡眠がベストとなるのです。

最後に,たぶん,すべてを一度に完璧になるように努力してしまいますと,それがストレスになってしまうおそれがあります。
ですから,出来るところからはじめ,徐々に出来る範囲を広げていくようにしてください。
また,髪の毛は,1ヶ月間に約1cmしか伸びません。
そして,脱毛した髪の毛が生え替わる場合,約120日間経ちませんと新しい髪の毛が生えてきません。
何にしても,長期間が必要になりますから,今日はじめて今日にも結果が出ることはありませんから,気長に取り組むようにしてくださいね。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=1162275
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