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質問概要
わざわざ料理の運搬のために宅配サービスをバンバン利用する人がたくさんいる、
ということは、今はバブル時代でカネ余りなのでしょうか?

詳細
昔、バブル時代には今では考えられないようなお世話サービスがあった、と聞きます。
たとえば、集合住宅(マンションなど)のゴミ出しの仕事を1000円で引き受ける、というサービスです。
これ、いわゆる清掃業務を行うような大掛かりな話じゃないです。
毎週月水金などのごみの日がありますよね? そのゴミの日にマンションに住んでいる人が
「あー、ゴミの日に外のごみ置き場までゴミ袋持っていくのめんどくさいわあ
 お金払ってでもいいから、この”自宅からゴミ置き場までのゴミ袋の運搬”を代行してくれないかしらあ」
という怠惰なマダムのために、それを一回1000円で引き受けます、っていう商売です。

そんな主婦の家事の中の、ゴミ出しというたったそれだけを1回1000円で引き受ける業者と、
そこに仕事を頼もう、という奥さんなんているわけないだろ!!
と思われるかもしれませんが、なんと、これが結構いい商売になった、と聞きますから、
バブル時代というのは、
「どんな些細なことでも”金払うから代わりにやってよ”という需要と、
 どんな些細なことでも”金くれるなら代わりにやります”という供給者」
が居た、という御話です。

時代は変わって、現代ですが
「料理を宅配してくれるサービス(しかも従来の出前のような、飲食店自身のサービスではなくて、宅配だけ外注となる)」
が花盛りです。
TVCMを見ない日がないぐらいに宣伝しているぐらいですから、そうとうな需要があるのでしょう。
しかも、宅配サービスのCMを見ると、
「趣味や遊びのために時間を使うので、調理や運搬のためになら金を使っても惜しくない人の為のサービス」
という紹介としてTVCMが流れています。

「子育てとか居職で手が離せず、料理もできないので仕方なく利用する」というのならわかりますが
「今の時代は自分の遊びや自分の趣味が最優先なの!
 調理や運搬なんて、金払って他人に頼めばいいのよ! そういう時代なの!」
というメッセージが込められている様に思います。


料理ぐらい、自分で食材買ってくるか、近所の店に食いに行けよ、と思いますが、
「お金払うから料理持ってきてー!
 そのために上乗せ料金払っても構わないから!!!」
という人があふれている、ということになります。

ということは、今、バブル時代なのでしょうか?

A 回答 (1件)

今はバブル時代ではないです。



宅配が流行ったのは「コロナでどこにも行けないから」です。

特にこの2年間、旅行には全く行けなくなり、外食もかなり規制されました。

となると、普通なら旅行に使われるお金や外食に使われるお金が余るわけで「外食したいけどできない」人たちが、外食と同じようなサービスを求めて宅配サービスを利用して「うちのなかで外食する」という行動をとったのです。

コロナが終息した後も、宅配サービスがどこまで維持されるかは未知数です。

ただ、今後は昔で言う出前ができる店舗が少なくなります。出前はいつの時代も一定のニーズがあり、店舗と宅配者を分けるウーバーイーツのようなサービスは、少子化の現代には必要なサービスとして残るでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>となると、普通なら旅行に使われるお金や外食に使われるお金が余るわけで「外食したいけどできない」人たちが、外食と同じようなサービスを求めて宅配サービスを利用して「うちのなかで外食する」という行動をとったのです。

外食ごっこを楽しむための出費、というわけですね

>コロナが終息した後も、宅配サービスがどこまで維持されるかは未知数です。

ウーバーのようなギグワークはそのうちに利用者(届けてもらう人)、就労者(届ける人)、注文者(料理屋さん)たちから嫌われて衰退すると思います。

お礼日時:2022/07/02 07:58

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