プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

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小学生の時、 近くの神社の境内で1人の男が子供相手に不思議な奇術を行っていた。目的は子供たちにその手品の種本____と言っても薄い小さな紙切れ1枚だけなのだが___それを売る、言ってみれば子供相手の実演販売だった。今のお金にして300円くらいだったような気がする。好奇心の強い自分は自分もその実験台になることを申し出て 何人かの子供たちが輪になって真近かで見守るなか、次のような不思議を体験した。 小学高学年になって それが≪ヤジロベエ≫の原理から来る科学的なものであることは解ったけれども どういう具合で指先にテコのチカラが働き浮き上がるのか、 なぜ落ちないのか、今もってよくわからない。

1、まず 割り箸をナイフで削っただけという何の変哲もないその小さなカギ状のものを自分は手品師から手の平に渡たされた。確めてみると別に何の細工もない。ベルトも同じだ。

2、手品師に返すと 男はベルトの中ほど(というよりバックロに近い方のあたりに) カギ状の部分に引っかかるような具合でベルトをソッと載せ、

3、つぎに こちらに一方の先きを右手の親指と人差し指でつまませて、男が左手の中指の先で支えた。__画像(1)

4、両人が両端を中空で支えるなか 今度はつまんだ親指の方をゆっくり上げるよう指示した。

5、最後に男はゆっくり自分の中指をはずした。!!  すると ベルト側が当然重いのに (少し斜めの状態にはなったが) ベルト部分が自分の前で宙に浮いた!!
(このとき 自分の人差し指に実際に磁力のようにチカラが掛かかるのを感じ、 幼い自分はそれが魔法のチカラのように感じて 宙に浮いたベルトを見て非常に驚いた。あとから思うに手品師のゆっくりとした言葉巧みな催眠術的誘導も一因であったように思う。)

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簡単なので、ご自分でお作りになって試してみてください。

⦿【用意するもの】
1、割り箸
2、ナイフ
3、ふつうの皮ベルト(幅3センチ程)

⦿【完成図】画像(2)・・・・・後刻(この投稿直後に) 同じタイトルで≪その2≫として投稿します。
⦿【完成図】画像(3)・・・・・後刻(この投稿直後に) 同じタイトルで≪その3≫として投稿します

⦿【作り方】画像(4)・・・・・後刻(この投稿直後に) 同じタイトルで≪その4≫として投稿します。
*割り箸は先が太い方(指で持つ方の部分)を割らずにそのまま使用
 *ポイント・・・・・ベルトが少し引っかかる程度に≪斜め L≫状に、またその奥からは緩やかなカーブをもって削っていく。
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ps1:演出のポイント・・・・・カギ状部分にベルトを置くとき、心持ち奥にグッと押さえて引っ掛ける。
ps2:演出のポイント・・・・・実演者が中指をゆっくりはずすとき 被験者の指先から ずり落ちないよう気をつける。
ps3:画像(3)の支点Aを糸の上に載せても宙に浮きます。

「♦《ヤジロベエ》??♦(その1)」の質問画像

A 回答 (1件)

ベルトと言ってもあんまり柔軟なものではうまく行かんでしょう。

左図に赤で示すように、硬いベルトは「重さのあるものの先にT字型のツッパリが付いている」というものと事実上同等です。
右図は木片近辺のclose up。木片の先端のカギにT字型のツッパリを引っ掛けることによって、ツッパリは2点P,Qで木片に当たっていて、それぞれ逆向きの力(偶力)を受けているために、回転できない。なので、木片と一体化した状態になります。で、一体化したベルトと木片全体の重心は、指で支えた点(図の黒三角)の真下に来る。
「♦《ヤジロベエ》??♦(その1)」の回答画像1
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この回答へのお礼

こんなに速く回答が来るとは思っていなかったので たいへんうれしく思います。
それもカラーの図入りで丁寧簡潔でよく理解できました。この写真のベルトもおっしゃる通り、柔らかくない普通のベルトです。

なお、≪画像(2)~(4)≫は記載した通りすぐ連続投稿してUPROADされたことを確認したのですが 本文の言葉足らずでサイト元から不明な記事と判断されたらしく すぐ削除されてしまいました。後日、また後世に資料として残したく思えば折を見て再掲載を試みるかも知れませんが それらナシでもすぐご理解いただき 感謝いたします。

ありがとうございました。

お礼日時:2022/07/16 02:08

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