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エリザベス女王との親交でいうと、天皇を退位した明仁上皇陛下の方が長いお付き合いがあると思いますし、上皇陛下のお人柄を考えても心の中では参列も希望されているような気がします。

国や王家という観点から見ると、「上皇」より「天皇」が弔問に訪れるべきなのでしょうか

A 回答 (9件)

3つの考え方がある。



第1に、皇室は英国王室より格下という考え方。
昭和天皇大喪の礼(1989年2月)参列者一覧を見ると(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/1989 …)、エリザベス女王は来てない。夫君のフィリップ殿下が参列した。ちなみに、アメリカからはブッシュ大統領夫妻が参列している。
そのとき女王の体調が悪かったとかではなく、彼女は外国の王侯の冠婚葬祭にほとんど出なかったのである。1952年の即位から65年を経た2017年時点でも、オランダのユリアナ女王の銀婚式(1962年)、ベルギーのボードワン国王の葬儀(93年)、計2回だけだったという。
エリザベスは決して外遊嫌いではなく、世界各国を訪問している。1975年には来日した。その前の71年に昭和天皇が訪英したので、答礼訪問ということになる。にもかかわらず冠婚葬祭の付き合いは?
どうやら、「英国王室は世界の王室の中でも格が高い」という意識があるようなのだ。そのため、昭和天皇の葬式に英国女王は来なくても、英国女王の葬式に今上天皇は行く。女王は外国の葬式に出なかったくせに、彼女の葬式には外国から馳せ参じる。まあ今月19日の葬儀を見ないと分からないけど。

第2に、世界の王室に格の違いなんてないという考え方。
エリザベス女王はたまたま来なかっただけで、今上天皇は格の上下など気にせず今回参列する。
昭和天皇だって、外国王室や元首の葬儀に一回も参列しなかった(敗戦国ゆえに国際舞台復帰に時間がかかった)。それなのに自身の葬儀には多数の国王・元首が集まった。
上皇が天皇在位中に参列した外国元首の葬儀は、93年ベルギーのボードワン国王のそれだけだそうだ。

第3に、天皇は世界で最も格のある一人(並ぶのはローマ教皇くらい)という考え方。
これは臍が茶を沸かすような勘違いだろう。たとえば1961年、イギリスのアレクサンドラ王女(エリザベス女王のいとこ)は国賓待遇で来日した。通常、国賓となるのは国家元首(国王・大統領)などで、皇太子や首相などは公賓(首相は国賓になることも)である。王女はさらにその下である。しかし、戦後16年を経ても敗戦国日本の皇室は英国王室より格下だった。王女を国賓としてもてなすなど涙ぐましい努力で、関係修復をはかった。
あらためて昭和天皇大喪参列者を見ると(前出)、国家元首が参列してない国も少なくない。「国家元首にかかる行事には同格の国家元首が出席することが外交の常識」などというのはウソだろう。
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要するに・・・


>「天皇」という肩書きは重要なのかな?
肩書きに拘るのなら、国家間の儀礼において、国家元首の国葬に”必要”なのが「国家元首(天皇)」だけなんだな。
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既回答に重複するけど・・・



質問者サマの世界観では「感情を大事にするワタシってステキ(はあと)」なんだろうけど、国際社会(外交)の世界は、平民の個人的な感情論は通用しない。

国葬は国家行事であり、国家元首に掛かる行事には”同格”の国家元首が参列することが「外交の常識」。
日本の国家元首は天皇だから、エリザベス女王の国葬に天皇陛下が参列するのは必然と言える。

>天皇を退位した明仁上皇陛下の方が長いお付き合いがあると思いますし、上皇陛下のお人柄を考えても心の中では参列も希望されているような気がします。
外交(国家行事)に個人感情を差し挟むことはあってはならないことで、下手なことをすると皇室や日本国が恥を晒すことになりかねない。
「天皇と上皇で”押しかける”」ことも、移動やセキュリティなどに掛かる経費の問題もあるし、受け入れ国(イギリス)側の負担など、問題だらけであり得ない。
”名代(代理)”という手もあるけど、天皇陛下に特に不都合が無いのに名代を出すのもツッコミどころなりかねないし・・・
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天皇は日本国民を象徴する地位です。

余人をもって代えられません。
上皇に天皇のような地位はありません。国代表として参加できません。
首相が参加すると表明していましたがこれはしないでしょう。
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皇室や王室は「格式」です。

そのような存在が行う儀式や儀礼というのは、好きだから、嫌いだから、仲いいから、悪いから、なんて無いも同じです。お祝いやお悔やみの意味すらない、おまじないや挨拶のような、本当にただの「儀式」なのです。

例えに使うのも気が引けますが、安倍さんの国葬に誰が来るか、やたら引き合いに出される点からもおわかりかと思います。安倍さん程度でもあれだけ騒がれる。
天皇と上皇では格が違い過ぎます。天皇は世界で最も格のある一人です。(並べるのはローマ法皇くらいです。) もはや世界でも数少ない格式ある女王の葬儀に天皇以外が参列するというのは、「おたくの格式なんてうちは認めません」と決別するのも同じです。英王室に泥を塗ります。
「仲良かったから、葬儀に出れば美しい話になるだろう」という発想になるのは、普通の世界の人達の話です。格式という普通じゃない世界では通用しません。

じゃあ、天皇は天皇で、上皇も行けば、という話になるかもしれませんが、それも問題あると思います。
上皇は地位を退いた者として、現天皇を尊重し、認めなきゃいけません。あちこちしゃしゃり出ていけば、現天皇の価値を邪魔することになります。権威が複数あることは不穏です。上皇として日本や世界の為に出来ることが多いのは確かであるはずなのに、退位後は頑なに公務は行わずひっそりしてることにもちゃんと意味はあると思います。
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国の代表が「天皇」


上皇が国を代表したら、天皇の地位を降りた意味が無い。
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国家元首の葬式ですから、国としては現役の天皇の参列です。


上皇は私的儀礼として参列。
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上皇は個人で行けますね。

立場から考えたらだと思います。
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現『天皇』ですね。

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