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徳川家康公遺訓は後世の創作とされてますが、

当人の徳川家康自身に多いにそういう気概みたいなものはあったのでしょうか?

★東照公御遺訓

人の一生は重荷おもにを
負をひて遠き道をゆくが如し 

いそぐべからず

不自由を常とおもへば不足なし

こころに望のぞみおこらば困こん窮きゅうしたる時を思ひ出いだすべし

堪忍かんにんは無事長久の基もとい 

いかりは敵とおもへ


勝つことばかり知しりてまくる事をしらざれば害がい其その身みにいたる 

おのれを責せめて人をせむるな 

及ばざるは過すぎたるより

A 回答 (1件)

実際のところは、本物か偽物かは断定できる証拠がない。



偽書説は、徳川光圀の遺言を元に明治時代に捏造されたという説だが、光圀の遺言と家康公遺訓は雰囲気は似ても内容はかなり違うので、今一つ根拠が薄い。

もう一つは、家康が逝去前に残した「東照宮御遺訓」が別にあり、そこでは「徳川家康公遺訓」の内容が全く触れられていない。というものだ。

しかし、本物説は、将軍退任時の言葉とされるもので、そうだとしたら逝去する10年以上前の言葉であり、10年後の「東照宮御遺訓」と内容が全く違っても何の不思議もない。
さらに水戸家出身の15代将軍慶喜は「徳川家康公遺訓」を本物と信じていて、それが水戸家の光圀公の遺言を改編したものだなんて微塵も思っている様子はなかった。

本物か偽物かはどちらも断定できる根拠が希薄だが、偽物説に明確な根拠がなく以上、本物説を覆すには程遠いように思われます。
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