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人々が永久機関に魅力を感じ作りたがった根本的な理由は、働かずしてエネルギーを生み出し続けるからだと思う。なので、自然の力を利用した持続可能なエネルギーの発電は永久機関の答えなはずだが、なぜそれらの発電方法は永久機関と言わないのでしょうか?働かずしてエネルギーを得ることをクリアしていれば、外部からのエネルギーを受け取るかどうかなんて、どうでもいいのではないでしょうか。永久機関の定義だけが無意味に残っているように感じる。

A 回答 (10件)

No.2 の続きとして、少しフィールド寄りの話を追加します。



 「永久運動の夢」という、いろんな「永久機関」の図がいっぱい載っている楽しい本があります。それを見ていると、多くの人は「あ、こうすればできちゃいそう!」というところから出発しているように思われる。大抵は、自分のアイデアを形にして実証することこそが、ガンバる動機じゃないかしらん。
 もちろん、最初から詐欺、というものもある。しかし、ただ金品を詐取するだけが目的だとはとても思えないほど、凝りに凝ったトリックを仕組んでいるのが多々あります。これはこれで、「あ、こうすれば(すんごいトリックが)できちゃいそう!」を形にすることへの情熱を感じます。
 両方まとめると、「ものづくりの面白さ」こそが動機、ということになるのではないか。

 ものづくりそのものを楽しむ文化は、産業の地力だとも言えるでしょう。ネットで買えばいいじゃん、で済ませてしまう「消費者」ばかりになったら、社会の根幹が危なっかしい。でも、近頃の日本の(特に都市部の)住宅はものづくりには向かないわけで、幼い頃から自由な工作に熱中した、という人はだんだん少なくなってるんじゃなかろうか。

 ところで、「永久機関(を止めるためのブレーキ)」の特許を取ったというので、投資専門雑誌が特集を組み、「グリーンエネルギー」とか言ってる国会議員団が見学に行き、財団法人の資金を税金で提供した、あの永久機関研究所は、まだ新宿にあるのかしらん。もちろん、アホな特許を出した特許庁こそが罪深いのだが、それにしたって目の色変える連中の多いこと。
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おっしゃる通りだと思います。



入力エネルギーなしで出力エネルギーを得ることはできないので、定義自体がおかしいと思います。

『素粒子と宇宙の疑問 知りたい肝心のところをとことん具体的に解説 ーこの世界は何からできているのか 宇宙はどのように始まり終わるのかー』 https://www.amazon.co.jp/dp/B08DNG1HS1
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最初に魅力を感じた理由は、入れた物より出てくる物の方が多いとか、


無からエネルギーを生み出し続ける事で間違いないですが、
永久機関を探求し続けると、最初の理由はどうでも良くなり、
入力と出力の差が小さすぎて実用化できなくとも
「永久機関を完成させる」が、目的に変化したと思います。
身近でも良くありますよね。
エロ画像見たさに圧縮暗号を解いていたのに、
圧縮暗号を解く方に夢中になっていたりしましたよ。
人間って不思議ですよね。
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自然エネルギーは万能だと思ってる人が原発反対主義者など一定数いますが、現実的には自然エネルギーを安定的に取り出せる環境はかなり限定的で、それも現在の先進国需要を考えたら全く足りません。



原子力発電や天然ガス、化石燃料による発電はそれ自体批判されがちですが実際はコントロール下に置ければエネルギー需要を裁量によってかえることができるので必須です。

永久機関という概念はあくまで学術的な思考実験や理論科学の世界での概念なので、それが人工的に創造することが可能なら様々な用途に応用可能性が広がるロマンがあるからです。例えば超伝導によって超伝導リニアだけではなくて色々な可能性が示されてます。
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話は簡単。

エネルギーのない所からエネルギーを生み出しているわけではないから(∴使えば使うほど減る)。風力発電も潮力発電も元は太陽のエネルギーですし、地熱発電は地球自身のエネルギーです。ない所からエネルギーを生み出してはいません。
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wikに説明がありました。




永久機関とは、
外部からエネルギーを受け取ることなく、
運動を永久に行い続ける装置である。


古くは単純に外部からエネルギーを供給しなくても
永久に運動を続ける装置と考えられていた。

しかし、慣性の法則によれば外力が働かない限り
物体は等速直線運動を続けるし、
惑星は角運動量保存の法則により自転を続ける。

そのため、単純に運動を続けるのではなく
外に対して仕事を行い続ける装置が永久機関と呼ばれる。
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言葉の定義の問題。


その定義に「どうでもいい」と言ってしまったら本末転倒。
その定義に基づいた「永久機関」が作れないってことが大事なこと。
永久機関が作れない理由をちゃんと調べて理解できると、実はその定義が重要なのが分かりますよ。
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働かない物にエネルギーはない。

者じゃないからね。
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とても良いですね。

で、もう一歩推論を進めると、

1. もし「人々が永久機関に魅力を感じる理由は、働かずしてエネルギーを生み出し続けるからだ」とすると、永久機関という概念は無意味だ。
2. 無意味なものに魅力を感じるのは矛盾である。
3. ゆえに、「人々が永久機関に魅力を感じる理由は、働かずしてエネルギーを生み出し続けるからだ」という仮定は誤りである。

とわかる。

 「人々が永久機関に魅力を感じる」は事実である。しかし「人々が永久機関に魅力を感じるのは、働かずしてエネルギーを生み出し続けるからではない。」となると、人々が永久機関に魅力を感じるのには、もっと本質的な理由があるに違いない。ではその理由は何か。

 「もし時間が経過しても宇宙の物理法則が変化することがなく、かつその法則が変分原理で記述されるなら、エネルギー保存則も成り立たねばならない」ということが数学的に(ネーターの定理によって)容易に証明できる。(これは数学の証明であり、物理学でいう「証明」(実は「発見」や「実証」)なんかとは格が違う、全く揺るぎない結果です。)
 すなわち、もしエネルギー保存則が破れているのなら、(1)エネルギーを無尽蔵に生成する機関は可能かもしれない。 (2) (a)宇宙の物理法則は変化し続けているか、あるいは(b)宇宙の物理法則は変分原理に基づかない法則である。((a)(b)ともに、そんな兆候は今まで見つかっていないけれども。)
 (a)であれば、(1)の機関は「宇宙の物理法則の変化」からエネルギーを汲み出すに過ぎず、「自らエネルギーを生み出し続ける永久機関」とは違う。
 (b)であれば(1)の機関は永久機関に他ならず、今の(変分原理で記述される法則を持つ)物理学は根本的に誤っている。もし永久機関ができれば、「今の物理学」は根底から否定され、そして「今の」とは根本的に違う「ホントの物理学」の探求が始まらねばならない。

 というわけで、永久機関は「今の物理学」とは相容れない。

 では、「人々が永久機関に魅力を感じる」のは、{A]「永久機関は物理学上の大発見であり、今の物理学を根底から否定できる」という願望に由来するのか。

 あるいは、そうじゃないかもしれない。実際のところ、そこまでは考えてない(or 考えられない)人たちが夢を見るだけなんじゃないか。言い換えれば、[B]「人々が持つ(素朴な)自然観においては、永久機関が重要な位置を占める」ということではないか。

 それとも、[C]永久機関をホンキで追求する人たちと、「永久機関ができた」と言われてうっかり信じる人たちとはまるで違うんじゃないだろうか。後者は{A]や[B]の観点など無縁で、単に「新しい安価なエネルギー源」という実利にヨダレを垂らすだけの連中ではないのか。

 そうすると、[D] 「新しい安価なエネルギー源」という実利にヨダレを垂らすだけの連中にヨダレを垂らさせてこの連中の上に立つということ、それこそが永久機関の魅力なのではないか。

 さあ、どうなんだろう。机上で考えているだけじゃなくて、フィールドで研究してみたくなりませんかね。
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「永久機関」は存在しないことが物理学会で証明されています。

もはや死語です。

代わりに登場したのが「持続可能」なエネルギーです。働きたくないので他人の力で活きようとするのだけど、いつまでも貰える「可能性」が有ると云うだけの話しですね。
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