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2ストのレース仕様は皆、混合にしてますが何か利点はあるのでしょうか? 2スト市販車は燃料とOILを分けてエンジンに送っていますがレースではそれはダメなんでしょうか? 混合にしているからOILポンプ外してるんですよね?何か逆に面倒な気が・・・。2ストレースのガソリンは有鉛を使っていると聞いた事があるのですが一般に使われているのは無鉛ですよね?
有鉛と無鉛の違い、どちらがoil混合に適しておるのか、そして有鉛を使う事でバイクにどうゆう利点があるのか教えて下さい。

A 回答 (6件)

一般市販車のようにオイルポンプでオイルを送る仕様だと、100パーセント完全にガソリンと混ざらず、混合気にムラができますよね。

最初から何対何の割合で混ぜておけば、このような心配はありません。混ぜるときはもう、それはすごい勢いでシェイクします。
ただし混合ガソリンはすぐ劣化して次には使えませんから、その日のうちに使い切りが原則です。
またレースにおいてはマシン重量を1gでも軽くしたいため、ボルト一本にも気を使いますが、オイルポンプなんて無い方が良いですし、余計な機器は故障の元にもなり得ます。

混合でないとレースでダメかというとそうでもありませんが、これはレースのカテゴリにもよるでしょう。私のやっている原チャリの草レースでは、面倒な人はやらないし、こだわる人はやってます。もっと上級のシビアなレースになれば混合仕様が常識でしょう。

有鉛についても同様ですが、有鉛は字のごとく毒性のある鉛が含まれています。人体に有害なので一般には売られなくなりましたが、オクタン価が非常に高く、エンジンのチューン度と併せてパワーを引き出すのに具合が良いのです。
どちらが混合に適しているかはこの際無関係でしょう。また現代の普通の車やバイクに有鉛ガソリンを入れると壊れちゃうと思います。
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この回答へのお礼

明快な回答ありがとうございます。
理解力のない私でも「なるほど!!!」の一言です。

お礼日時:2005/05/01 14:58

#3です。



レギュラーとハイオクの関係と有鉛の無鉛の関係は
何も繋がりはありません。


有鉛ガソリン=ハイオク
無鉛ガソリン=レギュラー
ではないので勘違いしないでください。

無鉛ガソリンでもハイオクもレギュラーもあります。

販売していた当時の有鉛ガソリンのオクタン価を比較すると現在販売しているレギュラー程度のオクタン価です。

もし、今有鉛ガソリンが販売していたら、普通に走ると思います。ただし、触媒関係が問題になるでしょう。

有鉛ガソリンの最大のメリットはバルブシート保護です。

現在のバイク(車)などは関係ない話ですが。。
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この回答へのお礼

2回も回答いただき、ありがとうございます。

お礼日時:2005/05/01 16:55

軽量化うんぬんもありますが、


先に投稿された方がおっしゃる通り、

「回転スピードが早すぎて、
エンジンオイルの送りが、間に合わないから…」
(バイク屋さん談)

とのことです。

市販バイク(空冷2サイクルエンジン仕様)でも、
フルスロットル…原付で60km以上
(特に競技用等のリミッターカット仕様)
2種原付で80km~90km以上の
スピードを長時間、出していると、
特に夏場は、エンジンが冷えることなく
オーバーヒートをおこし、
最後には、エンジンを焼くことも
しばしばあるそうです。

その場合は、少量のエンジンオイルを給油口に
混ぜてみるのも手だそうです。
(ヤマハ専門店談)

以上(信ぴょう性高い専門店の話でした)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど。分離給油形式でもガソリンとoilの量をキチンと測れって燃料タンクに入れれば走ると言う事ですね!

お礼日時:2005/05/01 16:51

#3さんの回答にプラスさせてください。



混合にしたほうが焼付きの可能性が減ります。
たとえばストレートエンドからの1コーナー侵入時に、
最高速でスロットル全閉になる瞬間が、分離給油式の場合危ないのです。
極短時間ですが、エンジン回転はほぼ最高回転、しかし給油ポンプは
アイドリング回転分のオイルしか送らない、、、って理解して下さい。

あとは皆さんの言うとおり、軽量化、パワーロス回避、メカニズムのシンプル化などを考えてのことです。
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この回答へのお礼

こちらも為になるお話、勉強になります!
ありがとうございます。

お礼日時:2005/05/01 16:53

分離給油(オイルポンプでオイルを給油する方法)


混合給油(ガソリンにオイルを混ぜて使用する方法)

混合にする理由。
オイルポンプを動かすにエンジンパワーを使います。
少しのパワーロスを防ぐためレースではオイルポンプを外します。また、外すことで軽量化に繋がるので、レースという限られた条件ではオイルポンプを外すことはメリットがあるのです。

市販車はそこまでシビアになる必要もないし、どちらかというと使用者のメリットを考えるので混合ガソリンを作ることもない分離給油になってます。
今でも混合ガソリンが必要なべスパなどは給油時に軽量カップでオイルを測って混ぜています。面倒くさそうですね。

#2さんとは対立する意見になりますがレースで混合ガソリンはタンクでは作らないです。また、一日で使い切るのはオイルに植物性を使ったりしてガソリンが変質するのを避けるのと、タンク内でガソリンとオイルが分離するのを避けるためです。
分離給油のほうが混合よりもガソリンに対するオイルの(混合気)分布度が高いのは知られていない事実です。

国内では有鉛ガソリンはありません。

レースで使用しているのはオクタン価が高い、ハイオクです。改造するとオクタン価が低いガソリンでは異常燃焼しますので必然的にレースガスやAVガスなどハイオクになるのです。

(現在、AVガスやレースガスはサーキットで販売していないようです。また、ハイオクとレギュラー 、有鉛、無鉛の違いを勘違いしてる人が多いですね)
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この回答へのお礼

No.2さんの方に続き細やかで分かりやすい回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/05/01 15:03

>2ストのレース仕様は皆、混合にしてますが何か利点はあるのでしょうか?



コレは、軽量化が一番の理由です。
あとは燃料の補充で手間がかからないのも利点と言えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。軽量化目的なんですね。

お礼日時:2005/05/01 14:56

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