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原発の処理水に関する記事でずっとひっかかってたのですが、いつもトリチウムだけが語られてるような印象を受けるんです。

でも思うに、処理水に含まれてるものって、トリチウムだけではないはずですよね? 震災直後、マスコミはヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなど、他の元素が多く語られていたのに、処理水になると急にトリチウムが出現し、かつこれだけが議論されてるような印象。 私の気のせい??あるいは何か科学的根拠に基づいたもの? どうなんでしょう?

質問者からの補足コメント

  • 皆さま、様々な観点からのご意見を有難うございました。

    そのなかでも、一般的な「処理水」の定義から一歩踏み、私のなかで何か引っかかっていた「?」の箇所へ深い次元でお答えいただいたNo.7の方を、ベストアンサーに選ばせていただきました。

    本来ならば、すべての方へ個別にお礼を差し上げたいところなのですが、この補足の場をお借りして簡略なお礼にて失礼させたいただければ、と。改めて感謝です。

      補足日時:2024/02/01 22:49

A 回答 (6件)

正常に稼働している原発の処理水なら、トリチウムだけです。



でも、震災後の原発はメルトダウンして、多くの核物質を放出しています。
そこで、アルプスで相当数の核物質を除去して、さらに水で薄めた物が、海に放出されている「処理水」です。

この処理水には除去しきれない核物資が含まれていますが、機器の検出限界値を下回っているということで、トリチウムだけが取り上げられているのです。

だからと言って、この「処理水」と正常な原発の「処理水」は同じではありません。

同じではないわけですから「処理水」という言い方は誤りでしょう。
やはり「汚染処理水」です。

なぜ「処理水」としたいのかは、「正常な原発の処理水」と錯覚させるためです。

「安全」と思わせたいのです。

現在、海に流している汚染処理水の環境への影響は未知数なのです。

トリチウム以外の「検出限界値以下の核物質」についての科学的判断ができないのです。

今は「安全」と言いますが、10年後、20年後、30年後の安全を保証していません。

IAEAの報告書でも汚染処理水の安全を保証していません。
処理施設の安全性を保証しているに過ぎません。

また、海洋放出以外の処理方法の選択肢についての評価をしていません。

海洋放出以外では、「モルタル固化法」という優れた処理方法があり、アメリカの各施設で実施済みですが、評価していません。

国は原発推進に進んでいますが、怖ろしいことが隠蔽されたままになっています。

能登半島地震では、沿岸部の活断層の評価はされていないということです。
日本の原発の多くは沿岸部に集中していますから、能登と同じようなことがあれば、甚大な被害が想定されます。

さらに、避難は半径30km以内が対象ですが、道路が寸断されていれば、どこにどのように避難するのでしょうか。
避難対策も抜け穴だらけです。

原発の審査は、施設に対してだけというのもお粗末です。
国は「審査がクリアしたからOKだ」としています。
「避難などについては、自治体でやれ」と。

無理ですよ。

企業の利益優先のやり方です。
何かの時に大きな代償を払うことになるのです。

「人類は核をコントロールできていない」ということを考えるべきですね。
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ほぼH2Oです

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すでに回答が出ているように、トリチウム以外もありますが、それらは処理の過程で基準値よりもずっと低いレベルまで取り除かれています。


そういう処理で十分に取り除けないのがトリチウムだけです。
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トリチウムだけじゃないですよ。

ただしヨウ素(これはもうない)、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなどはほぼない。ほぼないというか、それ以前に、これらは冷戦時代の大気圏内核実験ですでに世界中に莫大な量が拡散されている(要は汚れている)のだから、それと比較できないくらいのものが新たに加わっても影響はまずないということです。トリチウムも自然界に存在しますし、ヒトへの影響は小さいので本来は問題ないのですが、フクイチの処理設備のALPSでは物理的に取り除けないのでクローズアップされた、それだけのことです。
 なお放射性物質全体については、大気圏内核実験で放出された量、今回の処理水に含まれる量、いずれも科学的根拠のある数値が公開されていて、国際機関もそれを検証しています。科学的には問題のないことはわかっていますが、心情的に納得できない人がことさらトリチウムを問題視しているんです。
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基本的に、処理され、残された物は、ほぼトリチウムのみです


もしかしたら、ストロンチウムやセシウムと言った物質も
ごく少量含まれている可能性も否定出来ませんが
それも基準値を遥かに下回る数値ですし
それも含めIAEAが、太鼓判を押した訳です

やたらと原発からの放射性物質に言及しがちですが
自然界にだって、自然由来の放射性物質が存在していますし
魚介類からポロニウム210を接種しますし
野菜からカリウム40も接種します

食物により接種したカリウム40は60kgの成人男性で
体内に約4000Bq程度、蓄積しており
年間0.17ミリシーベルトの内部被ばくを受けています

微量の放射性物質は人体や自然界に悪影響を及ぼす物では有りません
それを見越してのIAEAの放出可の見解です
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様々な放射性物質を取り除いてトリチウムのみにするのが「処理」の内容です。


https://www.env.go.jp/chemi/rhm/r3kisoshiryo/r3k …
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