基本的に肺癌で放射線治療をする場合はどんな人に多いですか？また、放射線治療はどういう工程で行われます

基本的に肺癌で放射線治療をする場合はどんな人に多いですか？また、放射線治療はどういう工程で行われますか？

No.5 回答者： ベルガモットBergamot 回答日時： 2024/04/07 08:16

私の経験上のお話です

放射線治療の流れは他回答者さんが記載された通りです。
主にリニアックという機器を用いて、1回辺りの照射時間は10～30分程度、それを平日は毎日実施し、最短1日から長くて数ヶ月に及びます

☆放射線治療を選択される患者さんのケース
・根治目的でも2つ以上の治療法選択肢を与えられて選択された人(手術や化学療法にネガティブな印象を持っている患者さんなど)
・化学療法との並行治療
・手術前に放射線治療で腫瘍を縮小をする事で、手術を容易にする目的
・手術後に手術では目に見えなかった、取り切れてないがん細胞の死滅を狙う再発予防目的
・QOL拡大目的
・ステージや患者さんによって有効な治療法が複数あるがんでも、別疾患により手術や化学療法は不可な為、選択する場合
(私の知人)がありました

どこの臓器のがんでもそうですが、放射線治療は基本、扁平上皮癌という組織型のがんの治療に行われます。
胃や大腸に多い、線がんという組織型にはまず行われません。直腸以外の大腸は線がんですが、結腸部位に扁平上皮がんが見つかった極めて異例なケースもあったそうです

No.4 回答者： 間宮林田 回答日時： 2024/04/04 11:29

肺がんの定位放射線照射は、標的となるがんに向かって、8～10の多方向から放射線を照射する最新科学の手法の応用などによって、

劇的に進歩を遂げています。
かつては、緩和治療を中心に用いられることが多かった放射線療法ですが、今日では、適切な病期や患者さんの全身状態を考慮したうえで選択すれば、根治をめざすこともできます。
手術と同様の局所療法として位置づけられますが、麻酔や傷の痛みはなく、治療中の負担はほとんどないため、
持病があるなど必ずしも全身状態が万全でなくても受けられる、
体に優しい治療といえます。

高齢化が進むなか、がんの治療に際して、
放射線療法を選ぶ患者さんは増加傾向にあります。

No.3 回答者： Jehanne-elfe 回答日時： 2024/04/04 09:08

＞放射線治療のみ行うということはそれほど早期発見できたとも言

＞えますか

是／非　肺がんのタイプが非小細胞肺がんのごく早期か、もしくは
手術不能の進行がん、耐術能（手術に耐え得る事が出来無い身体状
態）が低い場合かの、どちらかになります。

No.2 回答者： Jehanne-elfe 回答日時： 2024/04/04 08:41

日本のがん疾患（固形がん種）に於ける標準治療（もっとも治療効果

の有る治療法）は、外科切除、抗がん剤治療（化学療法）、放射線治
療の３本立てになります。

上記の中で根治（完治）を狙えるのは外科治療のみで、他の治療法は
姑息的治療（その場しのぎの意）となり、延命期間を引き延ばす治療
法という位置付けになります。

肺がんの場合に於いては、非小胞がんで、ごく早期に場合においては
放射線のみで根治を狙える場合も有ります。

基本的に放射線治療を治療第一選択とするのは、遠隔転移のない外科
切除不能の病期（ステージ）や抗がん剤治療の奏効を得られない場合
また、緩和ケア目的で腫瘍縮小を考慮する場合などです。

＞また、放射線治療はどういう工程で行われますか？

先ずはＣＴ検査で、がん腫瘍の正確な位置情報の確保をし、照射位置
及び角度など（正常臓器や器官を回避する照射ルートの確保）を計算
し、次に照射線量の設定と共に治療レジメン（計画）を作成します。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうござます。放射線治療のみ行うということはそれほど早期発見できたとも言えますか

お礼日時：2024/04/04 08:44

No.1 回答者： joypeet 回答日時： 2024/04/04 07:20

肺の一つ一つに放射能を照射して焼き切るという技術が進んでいます

昔は癌細胞以外の所まで焼き切るのでとても肺では無理と言われていました
肺はブロッコリーのように小さなつぶつぶで成り立っていますからその一粒だけ焼き切るのは大変な手間がかかり患者の疲労も大変でからです

この回答へのお礼

何も切らないで治療できるんですか？また進行してくると放射線は使えませんか？

お礼日時：2024/04/04 08:35