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医療保護で精神病院に入院したときのことです。

担当医とケースワーカーの方から、直接手渡された「入院療養計画書」の病名の欄に『神経衰弱症状』と記載されてました。

退院後、心身共に調子が悪くなってしまい、診察か精神科医によるカウンセリングを受けたいと思いました。入院していたところは、遠方でしたので近くの病院に行きたいと思い、入院時の主治医に紹介状を書いていただきました。

ところが!

届いた紹介状の傷病名の欄には『#1.解離性障害susp』と記載されてました。二重封筒にもなっておらず、普通の郵便と変わらない状態で届いたため、普通に開けてしまったので紹介状の中身が分かってしまいました。

家族に尋ねました。「私本人には、神経が疲れている、弱ってるという説明で、家族には二重多重人格の解離性障害という説明だったの?たとえば、癌であることを本人には伝えず家族だけに伝えるようなことだったわけ?!」と。

家族の答えは「NO!」でした。しかも「この紹介状を見て初めてそんなこと知った!この先生にお前をもうかからせることはできない!」とのことでした。

思い起こしてみると、担当医は、私が「今飲んでいる薬の内容を書面で欲しいんですけど…今って薬の名前や写真や効能・副作用が書かれたお薬の説明書みたいなもの、ありますよね。そういうものが欲しいんですけど…」と申し出た時、「それはだめ!できない!私が言うから書いて!」と言いました。別室で担当医が言うことをノートに書いたことをよく覚えています。

教えてくれたならこれでよしと、思えばいいのでしょうが、こういう対応をする医師だから、ああいう紹介状を書くのかしら?と思ってしまいました。

病名や傷病名が、入院時と退院後に紹介状を書いていただく時と違うことって、普通にあることなんでしょうか?

A 回答 (5件)

まだ締め切られてなかったんですね。

いまさら質問者さんの納得のいくような説明ができるとも思えませんが、

>単なる『ラベル』のために【解離性障害susp】などと書かれたらたまったものではありません。

「解離性障害」の何が気に入らないんですか?「神経衰弱症状」なら良くて、「解離性障害」ならたまったものじゃない、その理由が知りたいです。

あなたの経過や症状を説明するのに「解離性障害」という診断名が最も妥当だと判断すれば、紹介状には「解離性障害」と書きます。

これが会社などへ提出する診断書であれば、診断名には配慮するでしょう。そういう場合は「診断は○○にしておきましょうか」と患者さんに同意を得るようにはします。

しかし、医師同士が専門用語を用いて情報交換をする上では、たとえあなたが気に入らなくても、診断したとおりに書くのが当然です。次の医師に正確に情報を伝え、適切な治療を継続できるようにするためです。

繰り返しますが、患者さんが気に入ろうが気に入るまいが、診断は診断です。患者さんの気に入る診断名をつけるのが良い医師とは思えません。

自分の診断に自信があるなら、紹介状には正確に診断名を記すのが医師としての良識であり、信念だと思います。それで患者さんに嫌がられるのなら、それはそれで仕方がないですね。

>Schneider2000さんは患者さんから「どうして?こんなことってないんじゃない?」と思われたり言われたりした時にはどんな対応をなさってるんでしょうか?

そういうことを言われないように前もって十分な説明を心がけていますし、これまでそういった苦情を受けたことは一度もありません。もちろん、診断名にクレームをつけられたこともありません。
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一精神科医としての意見ですが。



そもそも、解離性障害=多重人格ではありませんので。多重人格(解離性同一性障害)はあくまで解離性障害の一類型に過ぎません。そこのところをまず誤解なさらないように。

主治医はあなたがこれまでの経過の中で示した症状を解離症状と考えて、診断名として「解離性障害の疑い」と書いたのでしょう。

ではなぜ病名を告知しないのか、という点ですが、精神科領域における病名告知というのは非常に微妙な部分があって、タイミングや表現が非常に難しいです。特に「解離性障害」なんていう誤解されやすい診断名は、やり方を間違うとそれだけで大変です。実際、「私は二重人格じゃありません!」って怒る人もいますからね。

基本的には病名は告知すべきと私も考えますが、ケースバイケースで、聞かれなければ敢えて言わない、ということもありますよ。

あなたは「神経が疲れている、弱ってる」という主治医の説明で納得してたんですよね?それを専門的な医学診断名では「解離性障害」と呼んだわけです。医者同士の紹介状ですから、診断が「神経の疲れてる人」では格好がつきませんからね。

今回、あなたが不愉快な思いをされた以上は、やはり主治医の説明不足は否めないとは思います。思いますけど、でも診断名なんてただ分類しやすくするためにそれらしい名称をつけてるだけ、ただのラベルですよ。ラベルになんと書いてあろうと、「神経が疲れているから、弱っているから」と説明されて入院し、1ヵ月半で軽快し、無事退院できた。それで良いのではないかと思うのですが。

この回答への補足

単なる『ラベル』のために【解離性障害susp】などと書かれたらたまったものではありません。

>「神経が疲れているから、弱っているから」と説明されて入院し、1ヵ月半で軽快し、無事退院できた。
それで良いのではないかと思うのですが。
  
 良かったと思えないから質問したんですよ!?お医者様ってSchneider2000さんもそうですがに随分なんだなと感じました。参考にもなりましたが…

 Schneider2000さんは患者さんから「どうして?こんなことってないんじゃない?」と思われたり言われたりした時にはどんな対応をなさってるんでしょうか?

補足日時:2005/07/08 20:34
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この回答へのお礼

pcの調子が悪くなり御礼遅れました。申し訳ございません。

お医者様からのご回答参考になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/08 20:34

病名の「解離性障害susp」のsuspって、suspicion(疑い)


の略ですので、確定診断はまだついてなかったのじゃないで
すかね。

確定診断がついていない状態で、病名をいうと、思い込みで
症状が酷くなってしまうかもと思えば、言わないこともある
のでは。
同じような理由で薬を出す際も、処方箋をかかないで薬を出
せますので、そこらへんの理由じゃないかと思いますが。
かなりのかなりの素人判断ですが。
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この回答へのお礼

pcの調子が悪くなり御礼遅れました。申し訳ございません。

>同じような理由で薬を出す際も、処方箋をかかないで薬を出せますので

 怖いですね。出された薬は強力な精神薬(レボトミン・リスパダール)とサイレースでしたから。

お医者さんてそういうことすることもあるんだ…気をつけよう…と参考になりました。今度(今度があったらいけないのですが…)はいきなり薬を出されたら何の薬か尋ねてから口にしようと思いました。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/08 20:31

元精神科看護師です。



NO.1の方がおっしゃっているように、入院療養計画書は入院時に医師が作成するものです。
「神経衰弱症状(状態)」とかかれてあったのは、病名ではありませんね。
単に現在の状態や症状を表しているだけです。

※例えば・・入院時⇒高熱・咳  退院時⇒肺炎 

確定診断前だったと考えられることから、元々通院していた病院ではなく、突然入院することになったのではないかと推測します。

このようなことは精神科ではよくあることです。それだけ確定診断が難しい領域なんですね。
入院中に確定診断されて、その病名を知らされなかった(その機会がなかった)のだと思います。
そのあたりも、一般科の場合ですと医師の怠慢と怒られるかもしれませんが、精神科ではよくあることです。
一般科と比べて、病名自体にさほど意味がない(症状に対してどう治療するかが大事)ことに起因していると思います。

あと、薬の説明ですが、薬の効能書きには色々たくさん書いてありますよね。
その色々なところを見て、誤解し、薬を飲みたがらなくなる患者さんがいます。
(副作用であるとか・・その人の病気と関係ない病名であるとか)
そのあたりに配慮したのではないかとも思います。

良いように考えすぎでしょうか??

この回答への補足

>入院中に確定診断されて、その病名を知らされなかった(その機会がなかった)のだと思います。
そのあたりも、一般科の場合ですと医師の怠慢と怒られるかもしれませんが、精神科ではよくあることです。

NO1の方のお礼・補足欄にも書きましたが、私の入院期間は約1ヵ月半でした。その間、担当医はまめに顔を出してくださった方ではないかと思います。病名を知らせる機会は十分すぎるくらいあったと思います。医師の怠慢に一般科・精神科という問題ではないように思います。「精神科ではよくある」の一言で済まされたら、患者はたまったものではありません。

>あと、薬の説明ですが、薬の効能書きには色々たくさん書いてありますよね。
その色々なところを見て、誤解し、薬を飲みたがらなくなる患者さんがいます。
(副作用であるとか・・その人の病気と関係ない病名であるとか)
そのあたりに配慮したのではないかとも思います。

薬の服用を拒否したことはありません。しかし、副作用がきつければ、どんな薬か尋ねたくもなるし、飲むことに対して躊躇もしたくなります。

副作用のつらさは飲んだ患者自身にしかわからないことです。このつらさは医師や看護師さんには理解できないんじゃないでしょうか?それでも飲まなければならないのであれば、その必要性を医師は説明する義務が生じてきませんか?

配慮といえば聞こえはいいですが、薬を飲みたがらない患者に対して説明することを面倒くさがってるような印象も感じます。

気分が荒れてるわけでもないのに強い精神薬(レボトミン)を飲まされ、不眠症でもないのに中度の強さの睡眠薬(サイレース)を飲まされて、躊躇しない患者はいないと思いますけど…

そして、聞かされてもいない病名の紹介状…

信じられなくなってしまうこの気持ちは、私のわがままでしょうか??

補足日時:2005/05/13 23:23
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この回答へのお礼

ありがとうございました。元精神科看護師さんからのご回答ありがたいです。

精神科病棟の看護師さんを毎日見て「大変」の一言では言い表せないなと思いました。どう見ても患者さんのほうが言いつけを聞いてないな、反抗してるなという時も、厳しくやさしく根気強く言い聞かせてたのを覚えてます。ご自分のお仕事にとっても自負心をお持ちのご回答ですね。

お礼日時:2005/05/13 23:23

「入院療養計画書」に書かれていたのと、「紹介状」に書かれていた病状が違う、ことについて私が知っている限りで答えさせてください。


「入院療養計画書」に書かれているのは、先生が入院するにあったってどのような症状が出ているのかを書いていることが多いみたいです。xxx-ooo さんは精神病院に入院されたとありましたが、精神科の場合、正式な病状が分るまで3ヶ月かかることもあると聞きました。(この3ヶ月という数字は、検査や、病状の経過を観察してこの病状だな、というのが断定できる目安だと聞きました。)そのため、「紹介状」には書かれてあったのが違っていたのかもしれません。ただ、紹介状が二重封筒じゃなくて開けてしまったというのは、どうですかねぇ・・私でも開けてしまうのではないかと思います。
あと、お薬の説明書を先生にほしいとおっしゃった、と書かれていましたが、内服薬の説明書は文章が難しく、看護学生だったころ読んでみてチンプンカンプンだった記憶があります。先生にきいた内容が分らなかったりしたら、参考URLに私が見ているのを乗せましたので、お薬の名前がわかるのであればそちらで検索できるとおもいます。(名前が乗っていないのも多少あるかもしれません)
xxx-ooo さんの病状が少しでもよい方向に改善するように願っています。

参考URL:http://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html

この回答への補足

私が入院していた期間は約1ヵ月半くらいです。入院時に問題行動を起こしたこともなく、症状が悪化することもなく過ごせました。そういった症状が入院中に見られたなら納得もいくのですが…

再度調子が悪くなったのは、退院して約3ヶ月経過したころです。退院後は1度も、入院していた病院には通ってません。退院後、担当医は私を診ていません。それでも紹介状には『#解離性障害susp』などと書かれてしまうものなのですか?

補足日時:2005/05/13 17:51
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

この分野での「3ヶ月」という数字は、とても参考になりました。

>お薬の説明書を先生にほしいとおっしゃった、と書かれていましたが、内服薬の説明書は文章が難しく、看護学生だったころ読んでみてチンプンカンプンだった記憶があります。

私が担当医に求めたものは、そんな難しいものではなく、風邪で内科にかかった時などにいただける素人でも十分に理解できるレベルのものです。そんなちんぷんかんぷんのものをいただいても困っちゃいます(笑)今は患者から欲しいと言わなくても、薬を処方されたら写真・名前・効能・副作用・注意点が簡単明瞭に書かれた用紙が薬と一緒についてきますよね。そういったものが欲しかったのです。言葉が足りなかったようでごめんなさい。

お礼日時:2005/05/13 17:50

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