プロが教えるわが家の防犯対策術!

中1の男の子がいます。1歳半の検診でひっかかり検査の結果先天性眼振としんだんされました。
脳にとくに異常はないので心配ないと言われました。
大きな病院に定期的に通院していましたが硬式の野球をはじめた時から怪我が怖くて子供専門の病院にみていただきました。
首を左右にこきざみに動かすのが気になって相談したら
こんな症状は見たことがないし教科書的にいってもない
といわれました。納得がいかない為何度か足を運んだ結果
上の先生にカルテをまわしてもらえました。
両眼視機能が4割り程度しかない、斜視を手術する事で少し
よくなる可能性がある・・・という診断でした。
軽い斜視なので全身麻酔(すごい喘息もち)が不安だったのですが、本人が強く希望するので、手術をしました。
それから、3年がたっているのですが状態は戻っています。
斜視は何回も手術をしないとだめ・・・とよく聞きますが
もう手術しようとは思いません。
眼振のある子はハードなスポーツは無理なのでしょうか?
今からでもなにか治療もしくは毎日の生活でできることはないでしょうか?

子供には出来ない事を目のせいにしてはいけないと
はっぱをかけています。

でも・・・親としては出来る限りの事はしてあげたい。

どなたかよいアドバイス お願いします。

A 回答 (2件)

眼科医です。


ご心配はごもっともだと思われますが、この先天性眼振に対しては、原因もまた確実な治療方法もないと申し上げざるを得ません。
眼振に関しては、専門は眼科だけでなく、耳鼻科の中の平衡神経学を専門にしている先生や神経内科の先生も含まれますが、いずれも「これ!」という治療方法はありせん。

まずは、眼科的には静止位というある一定の角度で物を見たときに最も眼振が弱まる位置がありすので、この位置に向くようにプリズムの入った眼鏡装用で改善されるか検討します。
次に外眼筋を移動させる手術(水平斜視に対する手術と同じ方法)を行います。

既に一度手術を受けられて、再手術を望まれないとありますので、プリズムを加えた眼鏡装用が考えられます。
この眼鏡の処方は経験豊かな眼科専門医に限ります。

ただこの場合も、小さなボールのスポーツに向くとは思われません。
静かな日常生活においての眼精疲労(頭痛・肩こり・めまい・吐き気等)の改善が目的となります。

つまり、野球やテニス・卓球などのスポーツにはおのずと限界があると申し上げざるを得ません。
これらの小さなボールを追うスポーツは両眼視機能や立体視が確立していないと難しいのです。
むしろボールを扱う競技なら、サッカーやバスケットなど大きなボールの方が、比較的楽ではないでしょうか。

他にも陸上や水泳等、眼振があっても問題の少ないスポーツはあると思うのですが・・・。
この辺をよく主治医とご相談なっては如何ですか。

>子供には出来ない事を目のせいにしてはいけないと
>はっぱをかけています。
確かに、状況に甘えて自分の可能性を摘み取ってしまう消極的な生き方は感心出来ませんが、かといって、その人それぞれによって、向き・不向き、限界があることを親御さんが認めてあげなければ、それはそれで子供に苦しい無理をしいることもまた事実です。

もっと辛いハンディを背負ってこの世に生まれ出るお子さんもたくさんいらっしゃいます。
総てが努力と根性で、皆と同じに出来るという訳にはいきません。
出来ないことを嘆くより、出来ることを探していく生き方があっても、それは逃げではなくて前進ではないでしょうか?

私も眼振の為に首を小刻みに動かすという症状は見たことがありません。
チックか別の神経異常を伴っているのかも?
実際に拝見しないとよく判りませんが・・・。
たいてい先天性眼振のお子さんは、顔を横に曲げる頭位異常を伴います。
この場合は、前記のプリズム眼鏡や手術で、この頭位異常は改善されます。

なお中学生以上の斜視関係の手術は、局所麻酔だけで、入院しなくても出来る手術になりますので、最善を望まれるのなら再度の手術も選択肢の中にぜひお考えください。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまいました。ごめんなさい。
とても詳しく回答いただきありがとうございます。
 
首を振る動作については、神経内科にもかかり、チックもうたがってみたのでが特に異常がありませんでした。
首を動かしている時は黒目が真ん中で止まっています。
きっと自分で一番いい方法を身につけたんだろういわれました。
首を左右どちらかに傾ける場合は手術で頭の位置を変えることは出来るということでした。
首を小刻みに振る動作が例がないと聞くとそんなにめずらしいことなのかと少し不安になります。

今はとくに通院していないのですが、本人が日常生活に支障をきたすようでしたら、そのときは手術を考えたいとおもいます。
また、なにかありましたらご助言お願いいます。

お礼日時:2001/10/30 09:59

以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「不随意の眼球運動」
この中で特に「考慮すべきこと」「一般的原因」「家庭での治療」と関連リンク先を参考にしてください。

ご参考まで。

参考URL:http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
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この回答へのお礼

御礼が遅くなってしまいました。ごめんなさい。
URL参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/30 10:02

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