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日本の運動部では練習終了後、部員が整列してグランドにありがとうございました、と言って解散している所が多いと思います。外国の人が見たら、誰もいない方向に向かって礼をするのは変だと思うかも知れません。このような習慣は日本独自のものでしょうか。欧米、アジア諸外国ではどうでしょうか。また、この日本的習慣の起源は何でしょうか。自分は禅の精神あたりに発祥があるような気がしますが、どうでしょうか。

A 回答 (2件)

江戸時代以来、剣術の道場は、正面(一番奥)に必ず神棚のようなものがあり、鹿島大明神などが祀ってあったようです。

稽古の前後には、当然神様に礼をしたでしょう。

戦後の公立学校や公営の武道館の場合、神棚の類をおおっぴらに作れません。「信教の自由に反する」とか文句をつけられますので。

その結果、現在の剣道の稽古では、最初と最後に全員が正座して
「正面に礼」
をするのが習慣になっています。何もない「正面」に向かって礼をするわけです。

私も、剣道部時代はこれをやりながら「正面に礼」って何だろう?と不思議に思っていまして、後年になって由来が分かりました。

質問者様の言われる、グランドに向かって「ありがとうございました」と礼をするのは、これと同じことだろうと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、神道に由来するものですか。じつは私も中学時代サッカーをやっていて、グランドに礼を解散前にしていました。お世話になった人やグランドに感謝の意味を込めてやるものだと思っていました。では、「回答者様に対して一同礼」「ありがとうございましたー。」

お礼日時:2005/06/25 12:51

単純に地鎮祭みたいものではないかと思います。


日本は八百万の神の国と言う元首相がいるくらい、自然信仰が染み付いている国ですから。
余談ですが私の通った中学ではバスケ部もやっていました。
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この回答へのお礼

地の神さまに礼をしているというのも一理ありますね。体育館を使う演劇部などでもやりそでうすね。外国ではどうなんでしょうか。同じようなことをやってる国もあるような気がしますが。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/25 13:01

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