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腫瘍マーカーは治療前に異常値を示した場合がその患者のマーカーになりますが、再発時にマーカーが上昇しなくなることがあります。原因は遺伝子の変貌(マーカー物質を産出しなくなった)ですが、この遺伝子変貌で再発時に反応しなくなることは医療上には少数なのでしょうか?それともよく起こるのでしょうか?
あと体の転移部位によってマーカーが上昇しない(しにくい)部位があるのでしょうか??
腹膜、リンパ節、などは素人考えでは血液と触れてないのでマーカーが反応しにくいような気がします。
最後にマーカーとPETはどちらが信用できるのでしょうか?
長文になりましたがどなたか教えてください

A 回答 (3件)

ご要望により、参上しました。

無視するのも礼を失すると考え、不適格ですがお答えします。

誰にも得手・不得手あり、私としては得意分野の質問にのみお答えしています。
なぜなら、得意分野ならお答えを作成するのに殆ど時間もかからず、内容も(おそらく)正確になる可能性が高いからです。知りもしないのに調べてお答えするようでは、良い回答になるとは思えません。また、別の方が既に回答されている場合、無駄を重ねるようなことも致しません。

本件では、No.1の回答で完璧です。

繰り返すのも恥ずかしいですが、腫瘍マーカーはあくまで目安に過ぎません。上昇したときだけ注目されます。再発・転移の部位によって上昇しやすい・上昇しにくいといったことは研究では色々言われていますが、臨床現場では何の役にも立ちません。なぜって、上昇しなかったら、結局何の情報にもならないからです。『上昇しなかったら再発していないと考える』のが普通です。ingrrateraさんのおっしゃるような理由で上昇していなかったとしても、それはどうすることもできないから、想定しても無益です。上昇してナンボのもの、ということです。

しかし、個々の症例によっては微小でも腫瘍マーカーの変化で管理することもできます。「たかが腫瘍マーカー、されど腫瘍マーカー」であり、役に立つ症例には最大限利用し、役に立たないときは、それはそれで構わないのです。

腫瘍マーカーとPETの比較も医師から見て無意味です。

http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1480211

回答No.4で述べたとおりです。

●火災感知器には、昔からの煙感知器(この中にも色々な方式がありますが)と、最新の紫外線式感知器があります。小さな炎を見つける能力(感度)は、後者の方が圧倒的に上です。設定によってはライターの火ですら感知できるそうで、放火魔が着火する前で警告できます。前者はある程度燃え上がって、煙がモクモクと上がってこなければ反応しません。ということは煙感知器は無用ですか?

紫外線式感知器は、炎が監視の視野内に入っていなければ無効です。煙感知器なら見えない場所から煙が流れてきても反応します。

血液中を流れてくる「腫瘍マーカー」と、腫瘍に取り込まれたポジトロン核種標識ブドウ糖類似物質から放出される「放射線」の関係は、「煙」と「紫外線」に似ていないこともないですね。

付け加えると、人間が感知器になれば、煙には匂いや色の情報もあります。「これはサンマを焼いている煙かな?」、「ビニール袋を燃やした不快な煙だ」、「落ち葉だけを集めた焚き火で焼き芋を焼いている」などなど。同じように、腫瘍マーカーには、様々な種類があります。サンマと思っていたらアジだった、というように、腫瘍マーカーの情報も絶対ではありませんが、貴重な情報であることには変わりません。

これでも、どうしても優劣をつけたいですか???


>再発時にPETで反応が指摘されるが、有効なマーカーが(3つ)正常だった場合どうなるのでしょう…

これだけでは不完全な質問です。有効なマーカー(3つ)というのは、初発時に3つ高値だったとして、PETで病巣があって、その時点で腫瘍マーカー値が正常だった場合というように当方で勝手に解釈して----考えられる可能性としては・・・

・PETの感度ではひっかかるが、当該の腫瘍マーカーでは、まだ異常値になるほど再発腫瘍が大きくなっていない。
・再発腫瘍がマーカー産生をやめてしまった。
・もともとあった腫瘍とは別に、新たな腫瘍が発生した。
・PETの結果が間違っていた。

しかし、このようなケースはあくまで仮定の話であって、現実の症例は一つも聞いた事すらありません。まあ、PETの感度を誇示するには格好のストーリーであると思いますが、そのような症例報告があったら教えてください。初発の腫瘍の早期発見では、腫瘍マーカー正常の段階でも発見できると宣伝しているようですが・・・

最後にもう一度繰り返します。腫瘍マーカーとPETの優劣、どうしても決着を付けたいですか?
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この回答へのお礼

先生、ご回答感謝します。PET検査はマスコミでは完璧なものとのイメージを植え付けられてしまいましたが、一連の質問でPETとは何でもないものまで頻繁に反応してしまうということがわかり、PETに対する信頼度が急降下してました。そこでマーカーより信頼できないのでは…
と思ってしまいました。決着というより、PET検査の隠れた真実をもっと知りたい…です

お礼日時:2005/07/13 22:18

>腫瘍というのは良性腫瘍にも反応するということでしょうか?



簡単に書きすぎて申し訳ございませんでした。
良性にも反応しますが、写り方が少し違うのです。

下に 分かりやすいと思うページURL記載します。

参考URL:http://www.ncdic.jp/shourei_3.html
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
再発時にPETで反応が指摘されるが、有効なマーカーが
(3つ)正常だった場合どうなるのでしょう…
よろしければ再度ご回答お願いします…

お礼日時:2005/06/28 01:13

腫瘍マーカーは、あくまでもそういう可能性がありますよという目安で、血液中の他の値も参考にして先生達は判断されてます。

 再発時のマーカー値は、目安でしょう。
PETはまだ普及率が少なくて高価な検査です。
でも腫瘍部に集積する特色がある薬を使っているので
信用性はあると思います。

腫瘍マーカーはあくまでも目安ですよ!!
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この回答へのお礼

ご回答感謝します!PETですが腫瘍というのは良性腫瘍にも反応するということでしょうか?

お礼日時:2005/06/27 23:31

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