プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。

皆様のお考えをお聞きしてみたいのですが、戦争体験や原爆の悲劇をこどもに伝えることをどう思いますか?

伝えていく必要がありますか?
戦争の悲劇を繰り返さないためには必要なことですか?
こどもたちはなぜ、じぶんたちが知らなくてもよかったはずの「ひどい記憶」を知らなくてはいけませんか?

伝えることは必要だ、いや、もう必要ない。いろいろお考えがあるかと思います。できれば、年齢 ("40 代" など、あいまいでよいです) と性別をそえて、お聞かせください。

よろしくお願いします。

A 回答 (17件中1~10件)

被害ばかりを強調するのもどうかとは思いますが、戦争の悲惨さを伝えるのは必要だと思われます。


歴史の教科書で戦死者○万人とか書いてあっても、感覚的には解りにく過ぎますし。
確かに、聞いていて楽しい話ではないでしょうし、また人間性に対する不信感を持ってしまう場合もあるかもしれません。

でも、歴史に学ぶ事は重要な事です。
戦争映画や戦争ゲームなどにばかり晒され、戦争はカッコいいとか勘違いしたままの人間なんて、正直な話、学ぶ努力をよっぽど怠ったか、精神的に他者を虐げてなんとも思わないような、それ相応に価値が低いと見なされて当然といえましょう。

また古戦場で無邪気に記念撮影する海外旅行者などというのは、同じ民族にあっても見て気恥ずかしい物があります。
少なくともそこで何があったかを理解出来るだけの教育は、当人のためにも、周囲の人間のためにも、必要だと思います。

一方で日本はまがりなりにも民主国家です。
その上で、政治に参加する事の大切さを理解する上でも、過去の失敗例である無能な施政者を据えてしまった事に対する反省は、世代を超えて伝える価値がある教訓だと思われます。
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40代、男、被爆二世



難しいことですね。
伝えていった方が良いとも思えるし、#1の方の意見のように「子供に伝える」ことの是非を考えたいとも思います。

「伝える」といった強制力ではなく、「知りたい」時に知るチャンスを多く残して欲しいなとは思います。

知らない人は、この時期に平気で「原爆を落とされたのは日本も自業自得だ」なんて言いますね。
私は「戦争だったから仕方が無い」面はあると思っても、自業自得だなんて思わないし、まだまだ「戦争が終わっていない」「ヒロシマ・ナガサキは終わっていない」人が近くにいるかもしれない事を想像できない人が増えた事を嘆いています。

この回答への補足

どうも、皆様、続けてのご回答、ありがとうごさいます。またここで、もう一度、いままでのご回答を読ませていただいての感想を書かせてください。

皆様のお考えを拝読させていただいて、強く感じたのは、「歴史も時代も人間も "つながっている"」ことをしぜんに考えていらっしゃるのだな、ということです。その上で、過去のことを知ることは、未来をよくするために、また、わたしたちを産んだ過去の人々やできごとに感謝するために大切だと思われている。

アンケート主がじぶんの考えを述べるとテーマがずれてしまうと思いますから、何も書かないでおきます。もし、まだこちらでなにかしらを思って、投稿しようとお考えの方がいらっしゃるかもしれません。あと 1 日、閉じないでおきます。

補足日時:2005/08/06 03:43
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この回答へのお礼

こちらで、皆様へのお礼とさせてください。

さまざまなお話をしていただきまして、いろいろなことを知ることができました。ポイントについてですが、こちらでアンケートの優劣が決められませんでしたので、締め切り時の「参考になった」投票件数の多い順とさせていただきました。

本当に、どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/08/07 08:39

こんばんは。

30代(男)です。

必要だと思います。 
 
 あくまで歴史を学ぶ一環としてですから別に反戦も非戦も関係ありません。そもそも実体験は別にしても私の子供達が所謂「戦争」と言うものを目にする事無く一生を過ごすことなんて絶対に無理ですから。

 それにしても一応先祖をリスペクトしている私としましてはもし息子がその「ひどい記憶」を「しらなくてもよかった」などとぬかしやがったら家からたたき出すかもしれませんね。我々はその「ひどい記憶」の延長線上で今はのうのうと生きているわけですから。

 話がそれましたが私はむしろ伝え方に問題があると思っています。GHQの「ウォー・ギルド・インフォメーション」に汚染された今の日本では現在の価値観のみでしか「過去」を裁くことをせず、ただただ人道主義的立場から戦争の悲惨さを伝え、ただただ自国を貶め先勝国を崇め奉るようなやり方が横行しているように思います。歴史に一切の主観が介在してはいけないとは申しません。しかしこのやり口には日本人としてどうしても違和感を覚えてしまうのです。

 反戦非戦を否定するつもりはありません。しかし現在の日本では話が大東亜戦争に及んだ途端、いきなり左に急旋回するような全くバランスを欠いた歴史観が跋扈しています。確かに今の「近現代史」に露骨に介入してくる政治やイデオロギーを遠ざけるのは大変困難かと思いますが、やはりここは今一度冷静に史料等の研鑽を粛々と行い、いい加減世に言う「自虐史観」からの脱却をはかるべきだと思います。

 近い将来「日本が悪いからアメリカに原爆を落とされた」のではなく「アメリカが有色人種を虐殺する為に人体実験をかねて原爆を落とした」と普通に伝えられる世の中が来れば良いと願っております。失礼しました。
 
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中学生女です


必要だと思います。
どんなに戦争が辛かったものだか、どんなに怖いかを
教えることによって、「今の平和」のありがたさを実感するのではないでしょうか。
たしかに小さすぎる子には原爆などの恐ろしさに泣いてしまうかもしれませんが、
戦争の悲惨さを伝えることが平和へ繋がるのではないかと思います。
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32歳の男です。


必要です。

不景気で物騒な世の中になったとはいえ、今の日本人は衣食住に困ることなく過ごせています。

敗戦国ではありますが、今我々がこうして生活していられるのも、戦争で命を懸けてこの風土を守ってくれた人達のおかげだと思っています。
特に感謝の気持ちを持つ必要はないと思いますが、戦争体験や戦争未体験でも、それを時折学び後世に伝えることは凄く大事なこと。
そう思っています。
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日本はこの先永久に戦争をすることはないのならそれでも良いかもしれません。

しかしそんな保証はどこにもありませんし、ここ最近はむしろとても危険な状態に少しずつ近づいているとさえ思えます。
原爆、特攻隊や学徒出陣、ひめゆり部隊などが実際に行われたという事は知っておいた方が良いと思います。
戦争になったら戦うのは自衛隊で一般人は関係が無いのでしょうか。そんな保証はありません。
国の存亡がかかったときにはあらゆる手段が生まれます。
15歳以上の男子は全て徴兵なんていう恐ろしい事態・・・決して非現実的なことではありません。紛争国ではあたりまえです。
戦争になったら全国民が巻き込まれるという事を知って欲しいですね。
もしそんな時代になった時のためにしっかりと「免疫」をつけていたほうが強く生きられると思うし、生き残れると思うのです。
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NO.9です。



多少ずれますが、お年寄りと見ると何でもかんでも戦争悲劇と結びつけるのも、どうかと思いますよ。

別に足のないお年寄りがいたって、傷痍軍人あるいは空襲等で失ったとは限らないじゃないですか。労務災害かもしれないし、交通事故かもしれない、あるいは病気で切断したのかもしれない。あなたの経験は障害者福祉の問題として捉えるべきで、戦争と単純に結びつけるべきとは思いません。

現在、われわれの世代が意識すべき戦争は「戦争→悲劇」「お年寄り→戦争→被害者」のような単純な見方を越えたものではなくてはならないと思いますよ。もちろん、現在に生きる戦争被害者など無視せよ、などというつもりは一切ありませんが。
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こんにちは。


私は30代です。

>戦争体験や原爆の悲劇をこどもに伝えることをどう思いますか?
伝えていく必要がありますか?

伝えていくべきだ、と思っています。

>戦争の悲劇を繰り返さないためには必要なことですか?

戦争で辛い生活を強いられかけがえのない人や物をなくした経験者の人々は皆口を揃えて
「戦争はもう嫌だ」と言っています。
それは一番の犠牲者である一般庶民が主です。
私の父は当時小学生で今は60代後半に差し掛かりました。
その父は「甲子園のサイレンが怖い」と今も言います。
田舎で聞いた空襲警報が同じ音だからだそうです。

しかし戦争を経験した高齢者の中にはまだ日本が戦争を続けていると
信じている人もいます。

明日で終戦は60年を迎えます。
テレビでやっていましたが広島の原爆投下時をCGで再現する事になったそうです。
しかし、それまでの道のりは厳しい。
被爆された方はすでに70%が亡くなられています。
また、生存している方もまだ重い口を開かない人がいます。
やっと60年の経過で語り始める事が出来た人が推進しています。
それ位に戦争は辛い事なのだと思います。

一般でもあまりに辛く語りたくない人もいるし子供が怖がるだけだし
何も無理に語らせたり聞かせる事もない、と思うかもしれません。
「戦争で負った心の傷」を知る事は難しい。
しかし「戦争が及ぼした悲惨な出来事がいかにひどいものだったか」
「戦争は本当はどういうものか」「なぜ戦争がいけないのか」
の意味で「生きた体験」を次世代へ語り継ぐ事は大事だと思います。
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No7で回答した者です。


補足を読ませて頂きましたが、質問者様の御父上の仰り様は私も的確だと思いました。
昨今の戦争回顧・戦争教育は感情的に偏っていたり、白々しく、本質が解っていないお涙頂戴に堕している傾向が強いと思います。
私の子供時代にも、まだ傷痍軍人は少数ながら見かけましたが、現在はそのような人達を日常見かける風景は絶えております。従って、質問者様の体験と同じ事を現在の子供にさせることは最早不可能でしょう。自然に目に入ってくる戦争の結果が無い以上、やはりある程度意図して教育を施す必要があると思います。だからといって「さあ観ろ、悲しいぞ!さあ泣け!」とでも言わんばかりの戦争ドラマを子供に見せる事が正しいとも思えません。準備の出来ていない子供がいきなり残酷で悲惨な光景を見せられたら、ただ生理的な拒否反応を起こすだけで、かえって逆効果だと思うのです(しばしばそのような逆効果の結果みたいな人も見かけます)。
子供達の自然な疑問や知的欲求の呼び水になるような戦争教育の有り方を模索する必要があるのでしょう。
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20代男性です。



この質問に対して「伝える必要はない」などという書き込みはおそらく入らないでしょう。戦争を伝えてゆくべきだというのは、ほとんど論争の余地はない見方になっています。

しかし、そういう見方が常識になればなるほど、「何をどのように」といった問題が見放されています。自分自身ほとんど知らないのに「伝えてゆくべきだ」ということだけを「常識」として繰り返す人は少なくありません。

空襲や原爆で一般市民が大変に犠牲になった悲劇は、夏になるとドラマやアニメでさかんに繰り返されますが、旧日本軍が中国や韓国で行ったことが日本でドラマ化やアニメ化されることはほとんどありません。

そもそも戦争を「お涙頂戴」のドラマやドキュメンタリーに仕立てることに違和感はないでしょうか?

誰もが歴史学者になるわけではないので、戦争についてあまねく知り、伝える必要があるとは思えません。「何をどのように」知り、そして伝えるかが重要であると思います。

この回答への補足

回答くださった皆様、どうもありがとうございます。
ここでひとつ、補足させてください。わたしの体験です。

こどもの頃、親と銭湯に行くと、とあるお年寄りには足がありませんでした。「あの人、なんで足がないの?」と聞くと、親は「おまえの足がたまたまついてるだけだよ」といいました。それだけです。

今、わたしは 20 代の男性です。わたしは、親の回答が正しかったと、今でも感じています。戦争は、ただありのままそこにあって、それは隠されることも突きつけられることもなかったんです。

わたしが、現代の、戦争に対する姿勢のどこに奇妙さを感じているか、分かっていただけると思います。

もう少し、トピックは続けさせてください。ご回答、続けてお待ちしております。

補足日時:2005/08/05 10:53
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