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 一昔前に言われていたようにあるいは猫嫌いの方が信じているように、猫は社会性を持たないだとか身勝手わがままだと思ったことはありません。確かに群れを作る言葉にはとても乏しいように見えます。これをごらんの皆様が、猫の社会性についてどのようにお考えかそれをお聞かせください。悪口でも感傷でも、非難でも感心でも。
 
 質問のきっかけは大家さんの猫です。もう14歳にはなるはずの大変優雅な猫で、初対面で私がなでたためか最初から友好的でした。が、ここに引っ越してきて数年たった後の先月はじめからホットカーペットが気に入ってかずっと私の部屋にいりびたるようになりました。彼女の行動はまるで犬のようです。私がカーペットの上にいればカーペットの横に、私がベッドの上にいれば私の上に(!)のっかっています。目を覚ますと、私の胸の上から私の顔を一心に覗き込む彼女と目があうこともしばしば。
 そしてどんな時もたいてい私にぴったり寄り添って横になっています。背中を向けてはいても。なでてほしいときは私の目の前に横になります。とてもうれしい反面、彼女にはずっとすごしてきた大家さんという存在もいるはずだと思うのですが・・・。
 私の犬は人間と見れば服従する穏やかな犬でした。しかし、常に自分の属していた群れ(私の家族)を忘れたことはなく、他人の命令を聞きはしませんでした。半年他家に預けたときも、ずっと居候として我慢していたそうです。死ぬ最期まで、自分の居場所を私たちの中に求めていました。
 その犬を思うと、大家さんの猫の行動はとても不思議でもあります。以上は余計な蛇足ですが、ご意見をお聞かせください。
 

A 回答 (11件中1~10件)

はじめまして、Yusuraさん。


私も、一般的偏見と、猫嫌いの親の影響で、犬派で猫に興味がありませんでした。が、飼ってみるとこれほど魅力的な生き物が他にいるだろうかと思うまでにかれらの虜になってしまい、いまでは立派な猫きちへと変身してしまいました。
たしかに犬のように群れたり、我慢してまでボスにつかえたりしませんが、そこが猫の魅力です。自分の思うがまま、自然体でいきてます。決して自分以外のものに愛情を与えないわけでもありません。しかしあくまでも自分の好きなひとにだけ代償を求めぬ愛をしめします。自分を押し殺すことはどんなときでもありません。
Yusuraさんのもとに通ってくる彼女も飼主の大家さんよりもずっとYusuraさんが大好きで、本能のままにただ単にそばにいたいんでしょう。人は猫をかっているつもりでも、猫は自分の心の友は自分が選んでいるんです。Yusuraさんは彼女にえらばれたんですね。
いまいるこも、抱かれるのはきらい、触られるの嫌。でもそばにいたいんです常に見えるところにはきています。そして彼女からの愛情もひしひしと伝わります。
前いた外猫のこは彼女の実子でもない仔猫に愛情をそそぎ、えさも仔猫がたべおわるまで後ろでみまもり、そのあと残り物をたべてました。犬のように目上のものに気を使うのではなく、ただ自分の愛するひ弱でか弱い仔猫に、思いのままたっぷりの愛情をそそいでいました。
いつもきていた雄猫が、こないので変だとおもっていると、彼女は私の顔をみてなきながら何処かに誘導しました。何度も振り返りながら、ついてきてるかたいかめながら確実に、何処かにつれていきます。そこにはその雄猫が瀕死の状態でたおれていました。彼女はこのひとなら何とかしてもらえるだろうと、私を信頼してくれたのでしょう。幸いすぐに医者にいきなんとかたすかりましたがもうすこし遅かったら手遅れだったでしょう。
このように猫は大変愛情ぶかい動物だとおもってます。押し付けがましくなく、しかし自分があいしているのなら精一杯の愛情をそそげるそんな猫をみてると、私もそんないきかたがしたいと心底思います。
猫だけは実際にかってみないとその魅力はわかりません。だって愛情そそげるひとにしか注がない猫に、他人がその魅力を知ることはできないから・・・
ながながとなってしまいましたがこれが私の猫に対する意見です。猫嫌いの人にはかんがえられないと思うけど、(昔のわたしもそうでした。)猫の魅力にきづいたことに感謝しています。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
 どんな動物に対してでも偏見で嫌われるのは残念なことですね。猫は手触りもすばらしいし大きさも手ごろで、うっとりするような見た目をしていて猫本人はにおいもほとんどなく、手間もあまりかからない優れたペットだと思いますが、また同時に妙なレッテルも貼られていますよね。
 実は、私の父は猫嫌い、母はねずみ嫌いでした。ちなみに私はそれぞれの子供を自宅へ持ち帰って怒られたことがあります。
 母がねずみが嫌いなのはともかく、父が猫嫌いなのはあのどうしても狩りをせずにはいられない性格がだめなのだそうです。だから多分一部の犬種もだめみたいですね。
 そんな両親に育てられたにも関わらず私達兄弟は全員が犬猫「両方派」です。これも社会性云々の不思議の一つかもしれません。
 
 猫ですが・・大家さんより私のほうが好きということはあまりないような気もします。多分、大家さんの猫が望むものが今は大家さんのお宅にはないんでしょうね。推測ではそれは静かさです。でも、本格的な冬になって大家さんがコタツを出せばまた帰っていくんだろうと思います。

お礼日時:2001/11/06 11:38

ネコは犬同様、家族に溶け込み家族同然になる、コンパニオンアニマルとして十分な素質を持っていると思います。

私の飼っていたネコも同居のビーグルと遜色ないような忠実さでした(呼べば来ますし…お預けもこなす)。ですから、ネコは身勝手だとかの表現はある一面を評したに過ぎないと思います。これはネコと暮らしたことのある人であれば誰しも感じていることと思います。どんなにかわいくっても『身勝手』なだけの相手とは暮らせません(人間も同じ…(笑))

ネコと犬の社会性を比べた時、犬は元々群れで生活していたことが起因して、人に飼われた事がなかった犬でも、新たに力関係がはっきりすれば人間を主として受け入れるが、ネコは『親子関係に模して』しか他者を受け入れないという違いがあるそうです。ですから、避妊や去勢が成ネコを馴らすためには必須とされる(これによってネコは子供に戻る/のままでいる…ことが出来る)のだそうです。
つまりネコは成長後には本来独居の生態があるが、人間と暮らす場合には子猫の感覚で暮らすということです。確かに犬は飼い方を間違えれば、逆に飼い主を押さえ込もうとしますが、ネコにはそんなことは考えられません。犬は自分の群れに忠実ですが、ネコは子供という地位が安定していれば受け入れることが可能です。

私のひざの上にもネコさん(mix12歳)がいますが、彼女も7歳くらいまでは他所のネコさんでした。ネコは自分で自分の居場所を選択する性質もあるようですね。
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この回答へのお礼

 残念ながら、やはり幼い6週齢、遅くとも12週齢までに人間との親密な接触がなかった犬が優れたコンパニオンアニマルとなることはなかなかありえないそうです。そんな犬が人間を主と認められるかどうかは、よほど人と犬との相性が良かったとか、人間が経験豊富であったか、少なくとも確率は半々です。また、どのような犬種であるかも関係あるそうですが。
 
 それに・・自分で答えが出ていないのに失礼ですが、別にshu_sさんの意見を批判しているわけではありません。
 猫は子猫として暮らしているというより、親猫として人間と接しているという意見もあります。頼りない、獲物の取れなそうなどんくさい猫として人間を見ているので、獲物を持ち帰って食べさせようとするのだとか・・。また、飼い猫とご自分のお子さんの間柄を「この猫は私の子供(の一人)を自分の子供と思っている」と仰った方を何人か存じておりますし、またそのような猫を実際に見たこともあります。ただ、普段は大きな子猫として飼い主と接しているというのもわかります。餌をねだる時のしぐさや鳴き声は子猫の態度そのものです。(大家さんの猫に私が何か食べ物をあげたことはありません。)
 もし、興味があれば動物行動学で有名なコンラート・ローレンツの「ソロモンの指輪」を読んでみてください。行動学上の示唆に富んだ本ですが、学術書ではなくどちらかというと読んでいてげらげら笑ってしまうエッセイです。オウムを呼び戻そうとして衆人環視の中で奇声を張り上げなくてはならなかったエピソードとかね。 
 この中に猫の社会性について大変面白い記述がたくさんあります。「人イヌとあう」とあわせておすすめなので、もしまだ読まれたことがないのなら読んでみてほしいですね。
 
 また、余談ですが犬も「自分はこの群れの中で上手くやっていけない。合わない」と感じると群れを変えるものいないわけではありません。ただ、つながれている犬はそれができないために犬ではそれが目立たないようです。
 回答ありがとうございました。
 「飼っていた」と過去形・・悲しいですね。ご冥福をお祈りします。

お礼日時:2001/11/06 12:25

「猫」って、悪く言えば「社会性がない」になるのかもしれないけど、


よく言えば「縛られない」だと思うんです。
犬は「三日飼えば恩を感じる」けど、猫は「三日飼えばその前の恩を忘れる」
そうですから・・・(^^;
そこを「冷たい」と感じる人もいるかもしれないし、「それこそ猫!!」と
感じる人もいるだろうし・・・。
ただ、基本的に「相性」ってのもあると思いますよ。
ひとくくりに「猫」と言っても、個人(個猫?)の性格違いますから。
居心地のいい場所もあるし、場合によっては「飼い主よりいいかも」
と思うことがあってもおかしくはないと思いますよ。
関係式の作り方ですよ。

ちなみに余談ですが、本当に「バカ」な犬猫は殆どいません。
よく「この子は馬鹿だから」と言う飼い主さんがいらっしゃいますが、
それは飼い主さんのしつけが悪いことが殆どです。
吠える・噛む・トイレの場所を覚えないetc・・・。
日本は、ほかの先進国に比べて「飼い主のマナーが悪い」んだそうですよ。
だから「ペット禁止」や「公園に動物を入れない」なんて看板が立つんですって。
(スーパーにペットを抱っこしてはいってくるひとなんて言語道断!!)
だから、盲導犬の立場が低いんです。
まあ、少し話しがそれましたが、Yusuraさんの飼っていらっしゃった
犬はちゃんと躾られてて、主従関係がしっかり出来ていたんでしょうね。
それと猫を比べるのは少し難しいかもしれませんが。
もしかしたら、大家さんの家は今はまだ暖房器具を出してなくって
寒いところから「逃げてる」だけかもしれないし(^^;
でも、「居心地がいい」ことは確かでしょうね。
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この回答へのお礼

 その社会性、についてずっと考えています。
家猫の祖はリビアヤマネコだそうですね。でも同じ猫科でもオオヤマネコはどれほど小さい頃から人間が手塩にかけようと、大きくなればその関係は終わりです。「エルザ」のような関係は望めません。トラでは全く危険でない個体も、よく馴れていたにもかかわらず事件を起こす個体もいます。
 どのようにして、家猫の多くが人間と温和にやっていくすべを得たのか、「社会性」ってその定義はなんだろうと思わずにはいられません。猫に限らず人間でも。
 猫も、自分がいやでも我慢しているようなときもあります。子猫や子犬と遊んでやっている大人の猫はそういうところがありますよね。また、大家さんの猫もいやなんだけどなでさせてやっているという態度を取ることもあります。
 余計なのですが、お昼前の「ペット百科」というTV番組で「しっぽを勢いよくふっているのは不愉快だと言っている」と説明されていたときがありました。・・・大家さんの猫も、時々しっぽをびゅん!びゅん!と左右に振るのですが、これはいったいなんでしょうね(^^)。
 
 私の犬ですか・・。フフフ、yasyaさんはタブーに触れたんですよ(笑)。私は自分の犬に話が及ぶと止まらなくなってしまうんです。機会を提供してくださってありがとう。
 犬をしつけた、というつもりはまるでなかったので、後年実は私の犬は割と気の強いほうだとわかってびっくりしたこともあります。アルファシンドロームを感覚でまったく理解できず、そういう犬をなめてかかっていたため痛い目(文字通り)にあったこともありました。私にとって犬、といえば私の犬であったことは大変な幸運でした。
 それはさておき、飼い主がちゃんとわかってないから犬が・・といういのはわかります。先進国の中でもフランスの首都パリではフンの後始末をしないことで有名ですね。どことはいいませんがバカンスのお供に犬を買ってかえりに捨ててくるので、クリスマス後や夏休み後に処分される犬が多いところもあるとか・・。
 
 猫の話に戻すと、猫と暮らしたことがあって猫好きな方は、猫の自立したところこそがいいと仰いますよね。私は両方派なので、どちらにもお互いのよさを見てほしいものです。

お礼日時:2001/11/06 12:45

本当に可愛い大家さんの猫ちゃんで、羨ましいです。


私は実家に3匹。自宅に2匹います。全て雑種ですが、性格は本当にそれぞれです。
うちの子たちの場合は
1.とても友好的だが絶対に膝に乗ったり一緒に寝たりはしない子
2.膝に乗ったり一緒に寝たりするが、こちらから抱こうとすると嫌がる子
3.膝に乗ったり一緒に寝たりするが、お客さんが来ると隠れる子
という感じです。以前猫の展覧会に行った時に、世話係の方に聞いたのですが、
一般的には上の2.タイプの子が多いそうです。
同じ猫科のライオンや虎の雄の行動を見ればわかるように、猫、とくに雄猫は
群れをなさず単独行動をする習性がありますよね。
勿論野生と飼い猫とでは比較にならないでしょうが、とくに野良や半野良は
まだこういった習性が残っているんじゃないかと思います。
そういった行動が、社会性が無いとかわがままと行った解釈に結びつくのではないでしょうか。
飼い主を複数持つという話はよく聞きますね。
これも、彼らは、その時の思いつきで、都合のいい行動をしているだけにすぎないんでしょう。
犬の場合は、こんな事すると飼い主が喜んだり褒めたりしてくれるから、しよう。ですよね。
だけど猫の場合は、あの家に行くとゴハンが貰えるから行こう。暖かいから膝に乗ろう。
犬と違って、服従すること、人のためになることに喜びを感じない彼らの行動が
わがままに見えてしまうんじゃないでしょうか。
だけど猫好きには、その気まぐれさがたまらなく魅力なんですよね。
蛇足ですが、私は犬は人に媚を売りすぎる所があまり好きではないので、
人間の男性でも少し気まぐれなくらいの人が好きです(笑)
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
 抱き上げられるのがイヤなのは、やはり体が不安定になることと、普段しない体勢で固められることと、またヘンに圧迫されるからかもしれないと考えたことがあります。
 大家さんの猫は、抱き上げられること自体はわりと平気なのですが、下に下ろそうとして抱き上げると逃げるか、「ニャー!」と遠慮のない大きな不満そう~な声で抗議します。人に対して警戒心もあらわな猫も多く見ましたが、この猫はまるでそういうところがない、ペット向きの猫です。

お礼日時:2001/11/06 12:49

 はい、えーと、生物学的観点から。



 猫はもともと、ミアキスという犬との共通の祖先から進化した生き物で、樹上生活が長かったか何かした関係で群れを作らないといわれていますが……。
 これは単純に群れの規模が小さく、人間が定義した「群れ」ではおさまらないからです。
 たとえば同じネコ科でもライオンは群れ(ライオンの群れのことを「プライド」といいます。映画 Simba's Pride はこのことにひっかけたシャレです)を形成しますが、あれはみんな家族です。
 同じように、ネコも家族で群れを形成します。

 ただしネコは「世帯」という考えがない関係上、どうしてもピューマやチーター型の小規模の群れにならざるを得ないわけです。
 チーターは、母親を長とした母子で群れを作り、オスは親離れすると常に孤独ですが、睾丸摘出したオスは親離れしなくなることも充分にありえたりとかします。

 以上の観点から言うと、Yusura さんを仮の家族として認識している可能性が高いです。
 もちろんカーペットが気に入ったというのもあるんでしょうけど。

 ネコも、安全性のため、後天的に与えられた家族を受け入れるだけの器量は持っています。しかもその「受け入れ速度」は犬よりも速いらしく、うちの実家のネコは比較的犬よりも簡単に俺になつきますよ。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。そう、大家さんの猫をひきあいに出したので、自主的にペットジャンルへ質問したのですが生物学的な回答を求めていたのです。
 神戸の小学生殺傷事件の時に、人間の「社会性」ってなんだろう、と考えはじめました。難しい言葉です。ですから、気軽に投げたんだけど自分でも消化していないだけに意図の汲みづらい質問になったと思います。そんな質問に回答してくださってありがとうございます。

 ライオンは母系家族が生活基盤ですよね。ライオンに関しては一般に出ている本をいくつか手にしただけですが・・。
 ただ、リビアヤマネコを祖とする家猫も家族が群れの基盤だとは知りませんでした。
 私を擬似家族として見ている、というのはわかります。おそらく彼女の母親か伴侶役を当てられているような気がします。また、彼女のマッサージ役で遊び係もおおせつかっております(笑)。
 
 

お礼日時:2001/11/06 11:46

こんにちは。



猫に「人間の」社会性を押し付けるのは、やはり、人間のエゴなのでしょうね。
そこの認識の差に、この現象があると思います。彼らには、彼らなりの「社会」があるはずです。猫の世界観では、「人間」こそ社会性が無いのかも・・・(^^;


●猫嫌いの方へ、
猫は、犬と逆で目を合わせると「この人間は、自分の事が嫌いなのだ」と、認識し、警戒するようです。アレルギーの方、じっと見詰めましょう。こっちの体が大きいから、逃げます。(というか、同じ室内に居るだけでダメですね。失礼。)猫同士で、目が合った瞬間に喧嘩になるとか・・・。
なので、逆に目を合わせないようにするか、目が合った【瞬間】に目そそらすようにすると、「この人は、ボクのこと嫌いじゃないのだ」と思い込んで、すり寄ってきちゃいます。

▼以降、推測ですが
大家さんが、かわいがるが故に「じ~~っと見つめるので」猫には、【ストレス】になっているんじゃないですかね?文章から察するに、Yusuraさんはその猫ちゃんに、半分無関心なところがあるのではないでしょうか?そういう意味で、猫ちゃんには凄く居心地が良いんでしょう。カーペット、暖かいし・・・。

ちなみに、ボクは猫好き。
でわ。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。私が通学していた高校でも猫とつきあいがありました。黒い、やはり雌猫で私とは学校の登下校前後の自転車乗り場でほんの少し挨拶をする程度の猫でした。が、雪が降った翌日のぬかるみと半分凍った歩きづらい泥と肌を切る寒さの中、私の姿を見つけて安全な隠れ家から一生懸命にこちらを目指して走ってくる黒い猫のことを思い出します。
 推測するに、大家さんの猫にとってはもう年寄りになって私が越してくるまで私がいた部屋も縄張りの一部だったわけです。彼女にしてみたら「ま、あなただったら私の縄張りにいれてあげる。」という感じだったのかもしれません。
 また、大家さんがこの7月ぐらいから改装のためにごたごたしています。毎日荷物の移動の音が聞こえてくるんです。
 大家さんたちの大きな身振り、予測のつかない動き、騒音などがたぶん猫にはあまり快く思えないのでしょう。その点、もともと縄張りだった私の部屋は静かですし私自身もすうっとあまり足音を立てずに(人間の耳では)動くほうです。無視しているわけではありませんが、時々そこに猫がいることはわかってるよという程度には猫をなでています。
 ・・・でもね、一番大きな理由は私の部屋がジャングルみたい(汗)になっていることもあるかなと思うんですけど(笑)。本があふれているので、床に積んであるんです・・・。

お礼日時:2001/11/06 11:18

こんにちわ。



ネコのことは詳しくないのですが、「ある意味マイペース」というイメージがあります。
外にフラッと出かけてしばらく帰ってこないかと思ったら、突然帰ってきてらクビには見たことの無い首輪が付いていたなんて話を聞きますよ。ヨソのおうちで違う名前で飼われていたということでしょうね。
犬が「忠犬」と呼ばれるのはYusuraさんが感じたように「主人が誰だか解っている」ということだと思うんですよ。でも、ネコはその辺が臨機応変というか・・・。
世渡りがうまいのも「社会性」かもしれませんね。(笑)
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この回答へのお礼

 なるほど。世渡りが上手い。いい表現です(笑)。確かに上手くまわりとつき合えるのも社会性ですよね。
 でも、新しい首輪・・・。
 犬もつないで飼うのがあたりまえ、ではなかった頃はそんなドラマがあったのでしょうか。鳩椋十じゃなかった・・・誰かの本にそんな話がいくつかありましたね。猫でも犬でも。
 大家さんの猫もそんな感じかもしれないですね。今は本家がごたごたしているから別宅に避難しようと。

 最近、腹筋が鍛えられています。なぜかというと、就寝中の私のおなかの上で猫が寝るため、呼吸するのにどうしても腹筋を使わなくてはならないからです!筋肉痛になる一歩手前で毎日鍛えています。話は全然ずれていますが、これって理想じゃないですか?寝ている間に美容、寝ている間に体を鍛える。こんな夢のような機械がないかなあと思ったこともありますが、本宅にこたつが設けられるまでに、六つに割れた腹筋を披露できるかもしれません(^^)。

お礼日時:2001/11/08 03:59

こんにちは。


面白いテキストがあるので是非ご紹介したいと思いました。
それはNHKの「人間大学」という教育番組のテキストで、
「群れる・離れるの動物学」、伊澤雅子先生(琉球大)、1999の1-3月に放送されていたものです。一般人向けに平素な文章でわかりやすく、おもにネコ科の動物の社会システムについて解説されています。先生が自身でされた野良猫の行動に関するフィールドワークのデータなどもあり、学問的にも大変面白いものです。バックナンバーが手にはいるかちょっと分からないのですが、問い合わせてみてはいかがでしょうか。お勧めです。
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この回答へのお礼

 ・・・すみません・・・せっかく回答いただいたのにも関わらず。所持しております。正確には、今は実家の本の海にまぎれてどこかへ行ってしまったというのが正しいのですが。
 NHK出版のものでは他に犬のほうも持っております。
 学校の専攻の関係で割合、動物行動学関係の発表には目を通しやすい立場にもおります。
 今回の質問は、最初は自分でも意識しなかったのですが。他の方々がどのように猫の社会性を捉えているのか、ご自分の社会性の定義も含めて教えてほしい。になりました。よろしくお願いします。
 最初からそう書くべきだった・・・。

お礼日時:2001/11/07 15:31

ウチの猫らのお話をいくつか・・・


私は一人暮らしをしている時2匹の猫がいました。ある日、母が私が仕事に行っている時に尋ねて来ました。母は猫たちと初対面ではありませんでした。私がいない間2匹はプロレスごっこのごとく遊んで物をひっくり返したりといたずらしていたそうです。そこに私の帰宅する足音が聞こえてきたとたん、2匹は玄関の前に座り、「おとなしくお帰りを待っていました」という感じだったそうです。母はこれぞ猫かぶりだと思ったそうです。

 ウチのメス猫は2度お産をしていますが、1度目の時は生まれそうだというのに不安なのか私について歩いていました。この時は難産で獣医さんに行きました。2度目の時は私はしっかりと産婆をさせられました。この子はもう亡くなってしまったのですが、他の猫がいるので静かな方が良いかと思いとなりの部屋に寝かせておいたのですが、いよいよという時最後の力を振り絞って私たちの前に出てきて私たちの目の前で亡くなりました。

 そうかと思えば、ウチには外猫と言ってもほとんどウチで寝て餌を食べていた猫がいましたが、この猫はいよいよと言う時に外に出て行ってしまいそれっきりでした。探してみましたが姿も遺体もみつけられませんでした。最後までは迷惑をかけ
られないと思ったのかもしれませんね。なんだか思い出して悲しくなりました。グスン。

 よく、犬は人に付いて、猫は家に付くって言いますけど猫も人に付くと思います。犬は飼われている人に忠実ですが、猫は猫自身が好きな人を、信頼できる人を選んでいるようなところがあるような気がします。猫には猫好きがわかるんですよ、きっと。
 
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この回答へのお礼

 そうですね。昔は猫は家につき、なんて言ったけど室内飼いの猫なんかは人についてるはずだと思います。縦の関係に疎いぶん、「勝手に場所を変えられた」ことに犬より諦めが悪いところがあるかもしれませんが、猫が人をまったく無視することはないと思うから。
 猫かぶりの話は声にだして笑ってしまいました(笑)。童心に返って(?)遊ぶ二匹のchassさん宅の猫が目に浮かぶようです。私が一時期預かっていた猫とは逆なんですね。大人になるとそうなんでしょうか。
 回答ありがとうございました。
 猫に出産の時にも信用してもらえるほど信頼されているのはすごいですね。

お礼日時:2001/11/10 04:57

こんにちは!!



ネコを今6匹飼っています。(最高の時で11匹)
そして、犬も飼ったことあります。

私の中での考えは、性格によるんじゃないかな?
という事です。

簡単な答えでスイマセン。

なぜそう思うかというと、
ネコにも、誰にでも懐く子もいれば、日本犬のように、
自分の主人にしか懐かない子といるからです。

犬の社会性は、元が狼だから、
集団の中でリーダーがいて、階級がある。
(誰にでも懐く犬と、一人の主人に服従する犬がいるのは、 品種改良の為...用途別)

ネコは、毛色や体系は品種改良されていますが、
猟をしたりなど仕事をさせるための品種改良は
されていないので、性質などは、完全に本人の
性格ではないかと思います。

大家さんの所のネコちゃんは、ず~~っと大家さんの所に
帰らないんでしょうか?
いつも帰るようであれば、ちゃんと、
大家さんのところが自分の家だと
思っていることになると思うんですが。

「あそびに来たよ♪♪」『じゃあ、またね♪♪」

って言ってるのかも!!
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
 確かに、猫でも犬でも性格は実にさまざまですよね。6匹いると、それぞれ楽しさも6乗なんでしょうね。
 私は猫も品種によって性格の傾向を感じることがありますが(凶暴なペルシャを見たことがありますが、長毛種は総じておっとりになる傾向があるように思います。シャムのオスはけんかっぱやく、愛情深く、和猫は気は強いけど人にはおとなしいようにも思う)、性格が選択淘汰の対象になったことがないというお話はわかります。
 私は現在一人暮らしでどんな生き物も飼えませんので、大家さんの猫がなぜか私の家に来ることはとても嬉しいことです。今も雨がまだ止んでいないとわかって何か退屈そうな顔をして私のまわりをうろうろしています。
 猫は、朝7時前後にいったん大家さんのお宅に戻ります。ごはんを食べているんだと思います。30分ぐらい後に口を魚臭くしてもどってくるから(笑)。あとは私のベッドで寝ているようです。私が帰ってくるとベッドから飛び降りて出迎えに来、挨拶が終わると私がPCをつけたり机に向かっているまわりでごろごろしています。ヒマになると私の目の前に寝転がって「構え」光線発射。
 たぶんね、「こんにちわ、また昼寝しにきたよ」とかなんとか言っていると思います。今のようにいりびたる前にも、夜中の縄張り巡回の時にでしょうか?部屋の明かりがついていると、起きていないとわからないぐらいの声でそうっと鳴き、部屋にいれると満足そうに部屋の様子を点検していったものでした。
 だから最近思いついたのですが、猫からみれば後から自分の縄張りにきた、「大家さんの」新しい家族なんだと思っているかもしれません。私が大家さんと話をしている場には必ずといっていいほど立ち会っていますし。「大家さんの」猫だという私視点の考えは猫からみるとまるで違うはずですよね。
 でも、最近窓がしまっている時の鳴き声がはっきり「開けろ!」になりつつあるのは気のせいなんでしょうか(笑)。
 回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/10 04:53

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