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私は医療関係の勉強をしています。
勉強をしていて、金沢医科大学がどこよりも早く、電子カルテの導入をしたと聞きました。

なぜ、金沢医科大は日本中のどこよりも早く電子カルテを導入したのでしょうか?
また、メリット、デメリットはなんなのでしょうか?
知っている方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
お願いいたします。

A 回答 (2件)

こんOOは。



nekono_sippoさんの説明では誤解が生じる恐れがありますので補足させてください。

今時の電カルはID、パスワードでログインが必要で誰が端末を操作しているかログ(ジャーナル)を記録しています。内容の書き換えはID所有者の権限で制限されていますし、誰が書き換えたかもログを取ってあります。また、書き換える前の情報もサーバから消すことはできません。端末の画面上はちゃんと書き換わったようになっていますが。ですから故意に不正書き換えをしても書き換えた人物の特定や不正書き換えを元に戻すことも可能です。
また、カルテの電子保存は現在は可能です。紙に印刷する必要はありません。電子保存には3原則があってそれを満たした場合だけ認められます。その原則は真正性、見読性、保存性の3つです。上記のようなことをして改ざんができないようにして内容が真に正しいことを担保する、いつでも見て読める、あるいは印刷できるようにする、法律などで求められている期間保存できるということです。
データセキュリティの点でも、技術上の観点から厳重に行っていてハッカーが進入できるようにはなっていません。その上で電カルを使う職員がきちんと運用すれば情報漏えいは”ほとんど”ありません。情報漏洩の多くは使用する職員のうっかりや無知、または故意の場合がほとんどです。
また、たとえば医療保険改正があってもリアルタイムでバージョンアップ対応するのが当たり前ですし、新しい検査機器が導入されたとしても、現在、ほとんどの場合通信プロトコルは共通化されており、そのまま接続できる場合も多いですし、できない場合でもメーカーでソフトの改良などで対応してくれます。その場合、機器が導入するまでに対応し、待つことはほとんどありません。今時電カルに接続できない検査機器が病院に売れるはずはなく、そこらあたりの問題はほぼ解決されています。
最後に、レセプトを手書きでするほうが大変ですよ。よっぽど暇な病院、診療所なら別ですけどね。
nekono_sippoさんの解説は電子カルテ黎明期の常識です。現在運用されている電子カルテでnekono_sippoさんの解説ような状況だと保健所が認めてくれません。

以上が現在のメリット、デメリットです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
返事が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2005/11/01 21:14

金沢医科大学病院の院長の挨拶に、『「1患者1カルテシステム」はまさに患者中心の医療を実践することを目的としたものですが、この1患者1カルテの思想が電子カルテの開発の基本となりました。

』とありますので、この大学が最初に開発したのではないでしょうか。
↓金沢医科大学病院
http://www.kanazawa-med.ac.jp/~hospital/
↓金沢医科大学 医学部医学科(中ほどの「学生用電子カルテ」を参照してください。)
http://www.kanazawa-med.ac.jp/education.htm
平成10年(1998年)に「金沢医大の電子カルテ見学記」を書いた医師のサイトを見つけました。
↓金沢医大電子カルテ
http://www.entnet.jp/reports/Sakai01.html

メリット・デメリットは、
手書きのカルテは、記載ミスをした時に書き直しが困難ですが、電子カルテは簡単に出来ます。筆跡も残りません。
裏を返せば、トラブルがあった時(訴訟など)に改ざんが簡単に出来るということです。 なので、改ざん防止のロックが必要になります。

カルテは一定期間の保存が義務付けられていますが、データ保存では認められず、紙に印刷しなければなりません。

医師がパソコンに慣れていないと、患者をロクに診ないでパソコンの入力に一生懸命になります。患者から、「先生、パソコンを見ないで私を診てください。」と云われることもしばしばです。

患者数が少ないと、電子カルテ(レセコン)を導入しても採算が採れないです。

電子データはハッキングされる可能性もあるので、データセキュリティも厳重にしなければなりません。
普通の泥棒と違って、ガードマンを置けば良い、というものではありませんよね。

新しい検査機械や技術、保険点数の変更にもすぐには対応できません。ソフト開発会社の対応を待っての導入になります。

レセプト用紙は、手書きだと支払基金や国保団体連合会などから無料で貰えますが、レセコンのためのコンピュータ用紙やフロッピーディスクはお金を払って買います。

自分が思いついたのはこの程度ですが、まだあるかもしれません。
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この回答へのお礼

丁寧なご説明、ありがとうございます。
また、URLまでのせていただき、本当に助かりました。
回答して頂いた事を参考に自分でも考えてみます。

お礼日時:2005/10/25 23:05

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