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大学の広告心理の授業で「おもしろいCMと売れるCMは違う」という話を聞きました。
アミノ式、伊右衛門、キューピーなど、ひとつの作品として見ることができるCMが私は好きなのですが、売れるCMとセンスのいいCMはまた違うようなのです。
私にはその違いがよくわかりません。
どういったところが違うのでしょうか?知っている方がいたら教えてください。

A 回答 (5件)

あくまで主観ですが。


面白いCMってCMやタレント自体が印象に残るだけで、商品やサービスが印象に残らなかったり、その商品を買いたいと思わせる感じがない事がおおいからじゃないかと思いますよ。
ただ、貴方があげているCMは割合と商品も印象に残りますが、一般的にはセンスが良いCMと言われる物は何のCMだか分からないって言うのも多いですよ。
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有名な話では、「エリマキトカゲ」のCMがあります。


80年代の「三菱・ミラージュ」という車のCMで、
エリマキトカゲは一世を風靡するブームになりました。
しかし、肝心の車はあまり売れなかったそうです。

また、ナイキが好感度CMの上位にいた数年前、
CMとしてはよくても、売れ行きが伸び悩んでいるという話も聞きました。

以前見た、CM制作現場のドキュメンタリーでは、
スポンサー側:「類似商品が多くなっているから、企業ロゴを目立つように写してくれ」
CM制作者側:「うーん、でも、企業ロゴを出すとCM好感度が一般的に下がる」
というようなやりとりがありました。
しかしこれは、スポンサーの言っていることがもっともでしょう。
CMは根本的には宣伝です。
ですがCM制作者は、「好感度」を重視する傾向があります。
「ACC賞が取れれば、売れ行きはどうでもいい」
というわけでもないのでしょうが、
そういう傾向はなきにしもあらずです。

好感度と売れ行きは、かなり高い相関があるとは思いますが、
ショートフィルムとして完成され「すぎて」いるものは、
逆に商品の訴求力が弱くなるかもしれません。
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CMの使命としては商品名を視聴者に訴えかける、という大事な面があると思いますが、センスのいいCMやおもしろいCM等は、あまり商品名をストレートに云わずにイメージだけを現しているの過ぎないようなケースが多いのではないでしょうか。



したがって、そういうタイプのCMを見ていても後で何のCMだったのか?、商品名が思い浮かばないようなケースになってしまうものがあるのではないでしょうか。

それに比べてセンスがいいとは云えないCMであっても、最初から最後まで商品がズ~と前面に出ていて、商品名を連呼しているようなCMは、センスがいいとは云えなくても商品名はしっかり視聴者に覚えてもらえるということではないでしょうか。
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おもしろいCM


面白い → 記憶に残る → 製品に結びつく

売れるCM
製品のメリットを最大にアピールする → 売れる

でしょう。
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20年、TVCMの企画制作に携わっています。



教授が何を指して「売れる」と仰っておられるかは今ひとつよくわからないのですが…
●商品が「売れる」CM
 クライアントの依頼が「この商品をこういう路線で宣伝する事」だった場合は、CM自体の印象ばかりで肝心の商品名も特徴もはっきり記憶に残らないようでは意味がありません。狙ったターゲットに「これが欲しい!」と購買意欲を湧かせる広告であり、実際に売上実績が上がらなくてはこの場合「売れる」CMとは言えないのです。

 TVCMの特性はネットと違って「興味をもって情報を探しているわけでもない視聴者の目耳にもダラ流しで入ってくる」という点にあります。
 意識しなければ判らないほどお上品なロゴ、企業名が最後の0.5秒しか出ない、印象に残る形でサウンド(ナレーションやジングル含む)に読み込まれていない。内容の説明はほとんどなく、商品の雰囲気を表すイメージ(芸術的な画面と美しい音楽など)だけ。
 こんな状態で、例えば「外国の道路を優雅に疾走する高級車」を一度だけ見てどこの社の何というモデルだったかを覚える人はとても少ないでしょう。「性能を重視する人に買って貰いたい車」だとしてもこれでは外見の高級イメージしか伝わりません。
 他にも「人気タレントがかっこよかったのは覚えてるけど私ら庶民には関係ないって感じ」
「実際にどこで売ってる物なのかどう使うのか全然わからない」
「友達はスゴイ面白いと言うけれど私は子供に悪い影響与えそうでキライ」
「斬新で芸術的な画面だとは思うけれど結局他社に比べてどう利点があるサービスなのかわからない」
等々。いくらでもあります。
 下品でくどくても、その方が結局商品は売れる事があります。面白い・綺麗・かっこいいということと、狙ったターゲットがその商品を買ってみようと思う判断に結びつくかどうかは別問題なのです。
●クライアントが「売れる」CM
 企業CMというやつです。代表的な商品やサービスを中心として、企業全体の質の高さを宣伝したり、知名度を上げる事で「さすがにこれだけのCMを作らせてるんだからいい加減な企業ではないだろう」と信用度を上げたりします。
 直接売上げに繋がらなくても、消費者の好感度が増すだけで株価が上がったり、取引が増えたりする事もあるのです。
 ただ、一つ間違うと「確かに芸術的だがこれの何が関係あるのかわかりにくい、そんなことも考えない会社なのか」「斬新なのは認めるがこれは偏見を感じる描き方だ、こんなものを流す企業の体質を疑う」などとマイナス印象を与えかねません。
●クライアントに「売れる」CM
 クライアント「に」です。
 これは視聴者の「広告心理」に限った話だと外れますが、広告を作る側活にとっては「視聴者には受けなくても依頼主自身が満足して何度も発注をくれるCM」というものも無視はできないのです。
 曰く「我が社の言いたい事をよく表せている」「とにかく目立っていてよかった」「会長がうちの孫を使えと言っている」…
 この場合、作品として良いか悪いか効果があるかどうかは二の次で、ひたすらクライアントの要望どおりにする必要があります。

 等等。他にもCMの企画内容には、オンエアの時間帯や視聴率、提供番組の内容も大幅に関係するので、一概に芸術的であったり一部の視聴者にとって面白いだけでは通用しない事があります。
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