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国会は、衆議院、参議院 480人+242人で構成されている人たちから構成されておりますよね。

内閣は大臣だけで政治を行っているのでしょうか?

たとえば、外国の交渉は内閣の大臣だけがいくのでしょうか?
内閣の下に何かあるのでしょうか?

人数はどのくらいなのでしょうか?

政治の事よくわからないので教えて下さい。

A 回答 (2件)

>内閣は大臣だけで政治を行っているのでしょうか?


内閣は総理大臣と国務大臣によって構成されます。外交を担当する国務大臣を外務大臣というように、担当分掌によって区別します。

国務大臣は、総理大臣の考え・指示を受けて、内閣の担当者として、また各省庁のトップとして官僚(国家公務員)に指示・命令を出します。これをうけて政策の具体化および政策実施を、各省庁の官僚(国家公務員)が行います。

内閣は政策の立案を行い、実際の(実務的な)政策の実行は官僚がやるわけです。じゃあなぜ国務大臣がいるのかというと (1)行政権は内閣にありますから、行政の責任者として各大臣・長官がいる (2)大臣(国務大臣)の過半数は国会議員でなければなりません。これは「選挙で選ばれた」議員が行政の責任者として政治を行う、ということで、国民主権を具体化したもの、保障したものといえます。

内閣(総理大臣、国務大臣)の政策立案を補佐するものとして、さまざまな審議機関・諮問機関があります(中央教育審議会、税制調査会、社会保障制度審議会など)。これらは、審議した結論を「答申」として内閣に提出します。

>外国の交渉は内閣の大臣だけがいくのでしょうか?
交渉のレベルによります。よくニュースで、閣僚級会談、局長級会談、実務レベルの会談など、いろいろ区別されていますね。高度の政治判断が必要とされる交渉や、一般的な交渉でも最終的な場面では外務大臣または担当大臣(交渉内容によっては総理大臣)が出ます。この場合でも、大臣をサポートする官僚が同行します。

準備会談や予備交渉の段階、および実務的な交渉には、外務省(官僚)や該当省庁(例えば貿易問題の場合は経済産業省など)の担当者(審議官や局長など)が交渉にあたります。人数は交渉内容によってさまざまです(準備会談で相手国と協議して決めることもあるでしょう)。
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日本には多くの省庁があります。


それぞれに大臣や長官がいます。
主だった大臣や長官を閣僚と言い、内閣を構成しています。
例えば文化庁長官や防衛施設庁長官は閣僚ではありません。

大臣の下には、副大臣、政務官がいます。官僚のトップは事務次官です。国会議員よりも待遇は上です。

副大臣は大臣を補佐するのが仕事ですから、大臣が行かない時は副大臣が行きます。
例えば、イラクで三馬鹿誘拐事件がありましたが、中東に飛んで現地で指揮したのは相沢外務副大臣でした。
南野法務大臣がふがいなかったので、国会で重要な問題を答弁したのは副大臣でした。
省庁の事情や大臣の性格によって副大臣の役割は変わってきます。

報道で、「政府」といわれるときと、「内閣」といわれる時があります。
「政府」は官僚のトップ集団が了解している事項。
「内閣」は政治的な場面で言われることが多いですね。
閣僚が集まって行う「閣議」は形式上の会議で、実質的には事務次官が集まる会議で物事が決められています。
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