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近年バイオテクノロジーがとても進んでいて、医療や食料、化粧品など様々な分野へと進出しています。

この技術を環境に役立てようと考えた時、
水質浄化のために微生物を使ったり、(バイオレメディエーション)、土壌浄化のために組み換えられた植物を植えたり(ファイトレメディエーション)、その他にも砂漠の緑化を目的として組み換えた植物を作ってみたり・・・。

個人的にはそんな技術使うほうが環境破壊じゃないのか?という疑問が起こってしまいます。

みなさんはどうお考えですか?

A 回答 (8件)

 なぜこのよな技術を環境破壊だと思うのでしょうか?


なんとなく分かりますが、ここまでしないともう地球は終わりですね。
 ここまでやらなければならない程地球の破壊は深刻だということです。
 今地球では1秒間に
  ・テニスコート20面分の森林
  ・140万人が1日に必要とする酸素
  ・0.002種の動物
  が地球上から消滅しているんです。
分かりやすい表現をすると、結構危ないでしょ?
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遺伝子組み換え技術そのものは,医療・食料・環境の分野などで劇的に有用な活用が可能ですので,研究開発をすすめる必要はあり,その社会的合意はなされていると思います.


ただその応用に関しては議論が分かれ,その手法は以下のように分けられると思います.

1.隔離された実験室内での遺伝子組み換え技術の実験的研究(多くの研究)
2.隔離された実験室内で遺伝子組み換え技術を使用した生物による物質の生産(多くの医薬品など)
3.隔離された実験室内で遺伝子組み換え技術を使用した生物そのもの生産(青いバラなど?)
4.野外での(不妊化・遺伝的欠損などを使用した)管理可能な遺伝子組み換え技術を用いた生物の育成(一部の農作物)
5.野外での不完全な管理による遺伝子組み換え技術を用いた生物の育成(一部の食糧生産)

特に1・2に関しては既に一般的で,3に関しては一部の付加価値の高い商品だけですのであまり現実的ではないでしょう.
近年問題とされているのは4・5です.

マスコミなどでは人間が普段接しないタンパク質へのアレルギーなどが1番に取りざたされますが,野外生物への交雑などの影響が不可逆的という意味で危険でしょう.

また,組み換えにも自然状態とはまったく異なる殺虫剤耐性を導入するもの(殺虫剤の使用量を激減できる)から同種内の優良な品種遺伝子を導入するものまで様々です.


ですから一概に「そんな技術」というのではなく,どのような活用方法にどのようなメリット・デメリットがあるのかが大切だと思います.


私の立場として,
懸念されるのは野外の生物についてまだまだわからないことが多いということです.
それなりに管理されているはずのコーンや大豆などでさえ,花粉による雑種形成がどの程度おこるのか,ウイルスとの相互作用により多種にひろまる可能性はあるのかなどわからないことだらけです.
野外流出防止策がどの程度講じられているのか知らないですが,
ファイトレメディエーションなどは食糧生産とは異なり,野外で繁殖することも念頭に入れているのでしょうから「環境破壊じゃないのか?」という疑念は当然だと思いますし,汚染源の対策にはなりませんから,同じコストをかけるのであれば別の方策が有効であると考えます.
また,微生物であれば野外の微生物は種類数すらわかっておらず名前のない種類がほとんどでしょうから,そのメリット・デメリットを含めて影響をモニタリングすることさえ困難ですので野外での使用は基本的には避けるべきでしょう.
実験室内でさえ,ノックアウトしているアミノ酸を人間が生産していれば,人間に運ばれて野外に流出する危険性もあるわけですし,突然変異の可能性もまれにありますから大量に処理するとなれば,リスクはその分高まります.ただ,化学物質の処理コスト(もしくは他の手段がほとんどない場合さえある)を考えるとこちらは現実的だと思っています.


あと,個人的には米国の遺伝子組み換え植物関連の会社にあくどいところがあったりして,イメージが悪い気がします.バイオ研究と金儲けには熱心なようですが,環境や生態系について省みないのはしょうがないとしても,社会や農業そのものに関してはちょっとどうなのか・・・と思うところが・・・
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 遺伝子の組み換えは自然でも起こっています(あなたはお母さんのクローンではないでしょ)。

遺伝子組み換え技術は、種の壁を越えて遺伝子を動かしている点で、自然とは違うように感じるかもしれませんが、実は自然にも起こっています。ウイルスの媒介によって遺伝子が移動することが、生物の進化に重要な役割を果たしてきたと主張する学者もいます。バクテリアは周りの水の中にあるDNA分子を取り込んで形質転換することは自然条件でも起こりえます。つまり、遺伝子組み換え技術は、自然に起こっていることを人工的にやっているに過ぎないのであって、品種改良の延長みたいなものです。自然で起こっていることを人工的にやっただけで、お化けや悪魔ができるんだったら、とっくの昔に自然に生まれてますって。

 組み換え体の生物が環境に害だと言う理由がわかりません。有害な物質を出すわけでもなければ在来の生物を駆逐して増えまくる(ブラックバスみたいに)というわけでもありません。害があると言うなら根拠を示して欲しいです。
 人間が作り出した生物が野生化して野生の生き物と交配したりとかする(遺伝子汚染)のを心配する声もありますが、それは技術的に防ぐことができます。特に微生物に関しては、人間の手厚い庇護の下でしか生きられないようにわざとしてあるもの(天然にはほとんど存在しない物質が生存に必須だとか)しか組み換え技術には用いないことになっています。植物なら、花粉や種を作れなくして、挿し木でしか増やせないようにすることもできるでしょう。

 人工的な生物と言えば、従来より栽培、飼育されている作物や家畜も同じです。日本中に稲がこんなに沢山植えられていますが、人間が世話をしない所の池や川に野生化した稲が生えてはいないでしょう。人間に都合よく作られた生物なんて、自然界の厳しい生存競争の中で進化した野生生物と自然界で戦って勝てるわけがありません。むしろ、人工的に作られた生物よりも、人工的に持ち込まれた野生種の生物が日本の生物を侵略していることの方が問題でしょう。オーストラリアでは犬や猫などを除いて、外来の動物を飼う事を禁止しているそうですが、日本もそうすべきだと思います。

 土壌汚染を浄化することや砂漠を緑地化することは環境破壊ですか? 私はそれを放置することの方が問題だと思います。ファイトレメディエーションは、土をドラム缶に入れて隔離するなどという従来法と比べると、何百分の一とか何千分の一という安上がりな方法です。せっかくそういう技術があるなら使わない手はないでしょう。税金を節約する技術と考えましょう。No.#3さんのおっしゃる通り、人工的なものが全て良くないと言うのなら、農業なんて有り得ないし、人間そのものが消えるしかありませんよ。

 まあ、どんなに環境保護と言ったところで、地球の環境は永遠ではありません。太陽が完全に燃え尽きるのは60~70億年後ですが、主系列星から赤色巨星に移行する(要するにおじいちゃん星になる)のはもうすぐです(宇宙的スケールの話ですが)。そうなると太陽の放射はどんどん増えて、10~20億年先には海が全部干上がるくらい地球は熱くなってしまいます。10億年と言うと随分先のことのように思われるかもしれませんが、56億年のうちの46億年がもう終わったのです。とりあえずは環境を守るべきなんでしょうが、どうせダメになるもんなんです。むなしいですね。
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現在の環境を劇的に変える可能性があるという意味では仰る通りかもしれませんね。

ただ現在の私たちが生活すること自体が多くの環境破壊へ結びついている以上、どっちにしても同じなのかもしれませんが。
可能性とリスクを踏まえて慎重に扱う必要がある技術ではありますよね。
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#3です。

すみません、一部消し忘れて意味不明瞭になってしまいました。下の通り訂正します。
(誤)-------------------------------------------
おそらくは、人間の意図した変化と、意図しないで生じてしまった人間にとって有益ではなかった変化について「環境破壊」と呼ぶとすると、
(正)-------------------------------------------
おそらくは、人間が意図していないにもかかわらず生じてしまった、人間にとって有益ではなかった変化について「環境破壊」と呼ぶとすると、
-------------------------------------------
です。
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 環境破壊って言っている「環境」って何なのでしょうか?


 人間の作為の入っていない状況でしょうか? それならば人間の活動すべて環境破壊であって、農業など古来から大規模に行なわれているその最たるもので田園風景など忌避すべきものということになりましょう。人間そのものを地球上から一掃することが「環境破壊」を防止する究極の方法といえましょう。
 もし、人間そのものも自然の一部、環境の一部とすると、人間の行なうののもすべて自然の一部、自然な環境変化と申せましょう。
 結局、虫を人間の都合で益虫、害虫に分けているように、人間による環境の「変化」について人間の勝手な思い込みによって環境破壊と呼んでいるに過ぎないように思います。おそらくは、人間の意図した変化と、意図しないで生じてしまった人間にとって有益ではなかった変化について「環境破壊」と呼ぶとすると、現状に一致すると思います。そういう意味では、おっしゃるいろいろな技術は意図しない変化を生じさせる可能性がかなりあり、いまだ「リスク」の大きい技術であり、それをきちんと評価すべきであると言えると思います。

 どうお考えですか、と言うご質問でしたので、考えたとおりに回答しました。
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すみません、技術的なことではありませんが。



近い目で見れば、そういう点もいえると思いますが、長い目で見れば環境が組替えられた植物などでも適応していくことは考えられますし。地球の寿命を考えてもあっというまに環境破壊は回復するんじゃないでしょうか?

ごめんなさい、すべて推測ですけど
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この回答へのお礼

いえ、様々な人の意見が聞きたかったので、回答していただけて良かったです^^

今までの環境が回復するというより、きっと新しい種が生まれていくんでしょうね。人間の欲は無限ですので、想像出来ない生物が現れるかも・・・(想像)

お礼日時:2005/11/01 23:08

私もそう思います。


結局、学者の研究の成果にもっともらしい理由が必要なわけですから。確かに、その成果がそうやって”役に立って”いるわけでしょうが、根本を考えず、科学の叡智で打ち負かしてしまう、だけのように感じてしまいます。きっと、AIDSのように、さらに困難な状況が出てきて、破壊に行きそうで怖いです。
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この回答へのお礼

早速回答有難うございます。

そうですね、最初はその成果に喜び、賞賛されるのでしょうが、一度何か悪影響が出てしまうと研究者や政府が責め立てられている姿が想像出来ます・・・

お礼日時:2005/11/01 22:45

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