特定の疾患を対象とした群間の比較を行う場合の統計方法についての質問です。
対象とされる群は、調査を行った年度ごとの特定の疾患「A」を有する患者群、とします。
n数は各年度ごとに異なります。
各群において、「A」の危険因子とされる疾患「B」を有する割合が増加しているか、減少しているか、変わらないのかを評価する場合、統計は何を用いるのが正しいのか、またどのようにデータを処理して求めれば良いのかご教示ください。
1.各年度ごとの疾患「A」を有する6つの群のn数
(大体150から300くらいです)
2.各年度ごとの「B」を有する者の数bと、そのパーセンテージ(100*b/n)
(パーセンテージは50%から70%くらいです)
が、わかっている条件です。
よろしくお願いします。
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
No1です。
このデータでグラフを書くとすると、
横軸: 年度
縦軸: その年度の疾患「B」を有する割合。たたし、Bの割合を出すときのn(調査対象者)は、年度ごとに異なる。
証明の目的: この点の近くを通るもっともらしい直線(曲線でもOKです)は、右上がりである(もしくは、右下がり)。
という前提であっていますか。
統計では、右下がりまたは、左下がりは証明可能です(お手持ちのデータでどうかは、計算しないと分かりません。計算は、エクセルで簡単にできます)。どちらでもないことは、統計学的には主張できません。
また、上記のようなグラフを見かけますが、意味はないので、私は統計学的な検定(=証明)は、しません。ご質問があれば、その点を書き込んで下さい。
No.4
- 回答日時:
Cochran-Armitage検定を使います。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Hiritu/Arm …
ご承知かとは思いますが念のため申し上げておくと、疾患Aを持つ患者における疾患Bのprevalenceを評価しても、疾患Aに対するリスクファクターとしての評価にはなりませんのでご注意ください。これを評価するにはコントロール(疾患Aを持たない人)のデータが必要です。
No.3
- 回答日時:
湖のような場合には.ランダムな変化に対しての偏りを見ます。
時間を横軸に(100*b/n)を縦軸に書いて.
回帰線(本来は正規ぶんぶでないと.通常の検定・推定はできません。)を引きます。
正規分布ではないでしょうから.検定は無意味です。「連」を読みます。
たとえば.連続?点で上向きとか。
連の読み方については.JIS-(番号忘却)。管理図。
考え方としては.ある点から上に変化する確率と下に変化する確率は1対1で等しい(ランダムである)と仮定します。
確率は1/2ですね。2点連続で同一方向への移動は1/4。同3点連続は1/8。....1/20(危険率5%)以下の確率になるのはどく組み合わせでしょうか。
ある点からの離れ方に偏りがある(正規プンプである)ならばT検定などの検定が使えます(2σ離れる確率が大体1/20)が.分布の名称がわからないと.離れる度合いの発生確率を計算できません。
有難うございます。
申し訳ありませんが、その「連」という概念ははじめて聞くもので、ちょっと理解出来ませんでした。
それに関してはもう少し勉強してみます。
No.1
- 回答日時:
>増加しているか、減少しているか
年度ごとに、という意味なら、統計学ではなく、年度ごとのデータで、折れ線グラフをかけば、十分ではないでしょうか。
このグラフで、増加すると考えるのか、減少していると考えるのかは、作成者の判断次第です。統計学の問題ではありません。
各年度の「B」の人のパーセンテージに有意差があるか否かにつといて、統計学の範囲です。F検定が妥当でしょう。
それでも、患者は無作為に選ばれているとは想えないので、統計学的な有意差を算出する前提条件が満たされていません。
統計学としては、相関分析は考えられますが、無理やりのコジツケになりそう・・・。
ご回答有難うございます。
グラフで評価を行ったところ、上昇傾向を認めていました。
もともと正常の集団に比べて有病率が高い、というバイアスがかかった集団の中で、さらにその有病率の上昇傾向が統計学的有意差をもって認められるかどうかを評価したいと考えたのです。
ところで、F検定は独立した2群の分散が等しいかどうかを検定する、とのことですが、これは、ある年度とある年度の間の有病率(%)を評価する、ということなのでしょうか?
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