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OMEGAのSEAMASTER Ref.2551,80,00を使用しております。Cal.OMEGA 1120です。リューズを使ってゼンマイを巻くには、リューズはどこまで引き出して、どちらの方向に、どの様に巻けば良いのでしょうか?宜しくお願い申し上げます。

A 回答 (1件)

 sevenmaryさん こんばんは



 この手の本格的ダイビングウォッチの場合は竜頭がネジ止めになっています。従ってこのネジを全て外した状態で、通常の時計と同じ様に操作出来る事になります。

 まず竜頭のネジを全て外した状態でゼンマイを巻ける状態、1段引っぱった状態でカレンダーを合わせる状態、いっぱい引っぱった状態で針を合わせる状態になります。

 ゼンマイを巻ける状態で竜頭を上方向に動かす事でゼンマイが巻かれる事になります。ただし上方向に動かしただけで離してしまっては、内部の機構上竜頭が戻ろうとする力が働いて機械部分を壊してしまう(正確には長い目ではダメージを与える)可能性が有るので、上方向に竜頭を動かしたのと同じ距離を戻してください。

 巻き方としては、人差し指の腹に竜頭を乗せ、人差し指と親指で竜頭を摘みます。そして竜頭を動かせるだけ上方向に動かし、その後同じだけ巻き戻します。その往復運動の操作を繰り返してゼンマイを巻く事になります。
 自動巻きと手巻きがセットになっている時計の場合は、腕を振りすぎて目いっぱい以上巻かれている上体以上に腕を振ってゼンマイを巻いてしまうとゼンマイを切ってしまう可能性が有るので、一定以上巻かれた状態からはスリップしてゼンマイが巻かれない様な構造になっています。手巻きで巻く場合、多分人差し指と親指の目いっぱいの往復運動で約20回位すればスリップ機能が働いてこれ以上巻かれない状態になると思います。これだけ巻けば約1日半~2日位は正確な時を刻むだけの動力をムーブメントに伝える事が出来ます。(腕につけないで置きっぱなしと言う状態でも。)

 そう言う方法でゼンマイを巻いた後は、押し込む感じで竜頭をネジをしっかり締めてください。この状態で完全防水の状態になります。このネジ締めが甘いと、そこから水分が入って錆びの原因になります。

 言葉で書くと以上の様になります。実際は巻き方を見れば一目瞭然で解り易いのですが、言葉では伝え難いかも知れません。もし解り難かったら再度質問して下さい。
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この回答へのお礼

お忙しい中詳細なご説明を頂き、誠にありがとうございました。大変勉強になりました。次に時計が止まってしまった時に早速実践してみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/23 07:54

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