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生後6ヶ月のMダックスの躾についてなんですが、スワレ、マテ、フセをオペラント技法で訓練し、ほぼ覚える事が出来ました。しかし、手に何かご褒美を持って命令しないとあまりいう事を聞きません。手に何かご褒美を持っているフリをして命令すれば初めの2.3回は従うのですが、何もないことに気付けば命令に従わないといった状態です。
一般的にこういったものなのでしょうか?まだ幼いこともありますが、成長すれば、オペラント技法を用いずとも、命令に従うようになるんでしょうか?もしくは他の訓練法に変えたほうがいいんでしょうか?

A 回答 (4件)

まずはオヤツなどを遣って誘導してその形を作るところまでは成功しているみたいですね。



コマンドをつけましたか?
コマンドを言って(1回のみ!)誘導して、褒めて(これもコマンドを決めてください。good,good dog,yes,いいこ、など)
そのあとリリースのコマンド(OK,よし)などでフリーにします。

誘導を使って形にできたら、次は誘導を抜いていきます。
何回か誘導でコマンドに従わせ、その間に誘導を1回とか抜いていきます。
必ずコマンドは1回だけでするまで待ってください。
犬が自分で考えてコマンドとその行動を繋げていく必要があります。
とても時間がかかったでできなかった場合はOKなどでリリースして
誘導でその形にする事を数回繰り返してみてください。

コマンドだけで90%ほど従うようになったら、オヤツのあげる回数を
ランダムにしていきます。
いきなり減らさないでください。
3回したがったらオヤツが出たり、1回ででたり、従う事で良い事がおきると教えてあげてください。
たまにジャックポットで沢山もらえたりも入れてあげてください。

そうやって徐々にオヤツを抜いていきます。
そして最後には成功しているところで止めてください。
時間も5分程度を1日に数回の方が1回30分もするより効果的です。

報酬は必ず出る事を教えてあげてください。
強制で躾けられると嫌々ノロノロしたがったり
怯えながらという事もありますが、陽性強化法の場合
喜んで生き生きと従うようになると思います。
頑張ってください。
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この回答へのお礼

家の犬の場合、「オヤツが欲しい」という大前提があって、「コマンドに従う」といった感じです。恐らくコマンドはその違いを個々に理解はしているんだと思いますが、コマンドとオヤツが1セットになっているんだと思います。オヤツがないなら、コマンドに従っても無駄って感じです。アドバイス頂いたとおり、オヤツを間欠で与える方法試してみます。ご解答ありがとうございます。

お礼日時:2005/12/17 02:47

こんにちは。



訓練方法も躾に関しても言える事ですが、きっかけでしかなく、どの様な技法を用いても最終的には、信頼関係と主従関係が重要な事です。

褒美に関しても同じです。きっかけです。

今の状態は、まだ普段の生活の中に信頼関係や主従関係が十分に築けていない事の表れです。

躾を理解し、その都度実行できても、声府やアクションと行動の関係を理解しているだけの事で、飼い主の考えを理解している事にはなりません。

愛犬が、飼い主の事を理解し始めますと何も言わなくても行動するようになります。たまに先走りし過ぎて誤った行動を取ってしまう事も有る位です。

これは、犬が如何に飼い主の表情や発する匂いに敏感かと言う証明にもなります。

良くテレビや雑誌などで直ぐに命令を実行するようになる場面を見かける事がありますが、これは単に芸でしか有りません。

芸は、褒美を使う事で、大抵の犬は実行できる能力を有しております。この様な事が出来るトレーナーや訓練士が優秀であると考えがちですが、この様な事は、犬の習性や行動を理解している事で可能な事です。

一般に指導されている事も技法的な事が主な事ですが、本来は信頼関係の築き方や主従関係の築き方を指導する事が重要な事です。その方法として技法があるのです。

何も知らない普通の人が、珍しいほどの芸や躾を実行なさっていらっしゃるのが時々有ると思いますが、これは、愛犬との間の関係の結果です。

愛犬を良く理解し、愛犬に方法を教わる事が一番の方法です。教科書は、参考資料でしかありません。

愛犬が、褒美に関しての執着心を強く持ちすぎているようであれば、難しい事を褒美を使って訓練し、易しい事は、褒美無しで訓練した方が良いでしょう。

一度褒美との関係を誤って理解してしまうと今度はそこから抜け出す事の方が大変になります。

犬の個性を確りと考えて決定する事が重要です。
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この回答へのお礼

テクニックよりも犬の習性を人間が理解せよという事ですね。大変参考になりました。考えてみれば、私は犬を擬人化し、人間の赤ちゃんを躾ける様な感覚でいました。
ご解答ありがとうございます。

お礼日時:2005/12/17 02:54

こんにちは。



「犬は人間の最良の友」などと言われますが、お互いに何もメリットがなければ、犬と人間が結びつくことはありません。
犬が人間の命令に従うのは、犬が人間を尊敬し愛情を持っているためだ、というような考え方は、麗しくも美しい誤りです。
基本的には、犬は自分にとっての報酬を得ようとして行動します。何がその犬にとっての報酬となりうるかは様々ですが、何かをすれば報酬が得られる、と分かれば犬はその行動をとる頻度は上がります。逆に、それをしても報酬が得られないと分かれば、その行動はとられなくなります。
犬にスワレを覚えさせようとして、犬が座るようになったので食べ物を与えなくしたら座らなくなった、というのは、犬にとっては当然の行動です。
犬は、はじめ座ることで食べ物を与えられるということを学習したのと同じように、次に座ることでは食べ物をもらえない、ということを学習したのです。

犬の訓練は、とにかく報酬を与えることが重要です。適切に報酬を与えることができれば、犬の訓練はほぼ間違いなくうまくいきます(もちろん犬種などによる例外もありますが)。間違った褒め方さえしなければ、褒めすぎることの弊害はありません。
ご褒美、というと食べ物しかないように思われがちですが、食べ物は大概の犬が間違いなくとても喜ぶ、手っ取り早い報酬であるだけで、飼い主が犬に与えられる報酬は他にも、声をかける、注目、愛撫、遊び、散歩などたくさんあります。また、食べ物以外の報酬でも、食べ物と結びつけることで、報酬としての価値をよりアップさせることができます。単に食べ物を与えることを報酬としている訓練では、食べ物だけのために動く犬になってしまいます。飼い主は愛犬が何をどのくらい喜ぶかを良く観察して見極めることが大切です。
犬に食べ物を使って訓練を行うと、食べ物のためにのみ行動する犬になるため良くない、という説は間違いで、訓練する側の報酬の使い方がまずいせいでそのような犬になると思われます。

犬が何かを覚えたと思っても報酬を与え続けることが大切です。報酬を与えなくなれば犬は忘れます。訓練したことを維持したければ、犬が死ぬまで、報酬を与えなくてはいけません。
ちなみに、犬の頭の中で例えば「スワレ」=「報酬」の経路を確実に形成させるためには、少なくとも一ヶ月は続けなくてはいけない、という説があります。
また、犬に食べ物の報酬を与える頻度を落とそうと思う場合、それに変わる報酬を用意することが簡単な方法です。例えば褒め言葉です。食べ物を与える時に過剰なくらいに褒ることで、褒め言葉と食べ物とを関連づけ、褒め言葉の報酬としての価値を高めることができます。また、スワレを教えたいときに、
「○○!(犬の名前)」犬が反応したら報酬
アイコンタクトしたら報酬
自分の前に来たら報酬
スワレで腰をかがめたら報酬
スワレで座ったら報酬
というようなシェイピングの過程と同じように、最終的に食べ物を与えるまでの間褒め言葉を惜しみなく与え、犬が正しい方向に向っていることを犬に教えて下さい。
こうしたAとBの関連づけをしっかり行ってはじめて、一番嬉しい報酬の頻度を下げはじめることが可能になります。食べ物だけで訓練していて、いきなり食べ物を与える頻度を下げてしまっては、訓練はうまくいきません。
また、訓練機関が短いと、犬は人が報酬をくれるかどうか確信がもてません。そういう意味では、犬との信頼関係ができていないと言えるでしょう。犬に、命令を聞いたら必ず報酬をあげる、報酬が見えなくても必ずあげる、すぐに報酬が出てこなくても必ずあげるから信頼してね、と言うことを教えるには、繰り返し繰り返し犬に対して報酬を与え、報酬を与えるというサインを教え、犬が報酬をもらえることを疑わなくなるくらいまで続けなくてはいけません。

犬と人とは報酬で結びつくと行ってもいいと思います。
人は犬を訓練し、報酬を与えますが、どうしたらよりうまく訓練できるか考え、犬の行動を観察しながら試行錯誤しますよね。犬も同じで、どうしたら人が報酬を出すか、人の動きを観察しています。犬が成功したら、それが人にとっての報酬になり、犬は人から報酬を受け取ることが報酬となります。人だけが報酬を受け取って犬に与えなければ、犬がなにもしなくなるのは当たり前ですね。ギブアンドテイクです。

訓練法はかえる必要はないと思います。ただもうちょっと根気強く行ってみて下さい。また、陽性強化を取り入れたドッグトレーニングの本を読んでみることもおすすめします。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。前の方のお礼にも書きましたが、私は犬を人間のように捉え、食べ物が貰えないなら、服従しないというのが、どうも引っかかっていて、将来卑しい犬になると危惧していたフシがあります。(人間の躾けなら、間違いなく卑しい人間になるでしょうが)
本能や習性を熟知する必要がありそうですね。

>犬が人間の命令に従うのは、犬が人間を尊敬し愛情を持っているためだ、というような考え方は、麗しくも美しい誤りです。
このくだりは、ドキッとしました。犬への理解不足を痛感しました。親切なご解答ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/17 03:11

こんにちは



ちゃんと褒めていますか?
犬に分かるように褒めていますか?
フードはただのキッカケにしか過ぎません
それがないと犬が行動をしないのならまだ犬がコマンドを理解していないか褒め方が足りないかだと思います
他の方と考え方は同じです

ご褒美を出してコマンドと行動を結びつけて…
徐々にご褒美を減らしていくのがオペラント技法だと思います
代わりにご褒美以外の褒めるという事でご褒美の代わりにしないとダメです

私の場合ですが…
同じようにご褒美がないとダメな状況になり悩みました
ある方のアドバイスで褒める事が弱いと気が付きました
本人は褒めているつもりでも犬には褒めていると思えない事はよくある事です
私の場合もこれで私は最大限に褒めているつもりでしたが犬には褒められていると理解できないぐらいの褒め方でしかなかったのです
そこで如何に犬に褒めているのを伝えようかと試行錯誤し色んな大先輩達の真似をしました
結果的には今の私の褒め方にはとても定評があります
今では真似させて頂いた大先輩達からも褒められるぐらいです
この褒め方が出来るようになってから私の犬はとても変わりました
この褒めの時の声を出したらコマンドで戻るよりも早く戻ってきます
一刻も早く戻って褒めて欲しいからです

あなたの犬もこう思うぐらいに褒めてあげてください
周りが引くぐらいに褒めてあげてみてください
きっと褒められて嬉しいと理解すると思います
最初は褒められる事が理解し難いのでご褒美を与えながら褒めてあげてくださいね
段々とご褒美がなくても褒める声で喜ぶようになると思います
そうなってからご褒美は減らしてくださいね

この回答への補足

皆様、大変親切で丁寧なご解答下さいまして本当にありがとうございます。回答のほうをこれで締め切らせていただきますが、ポイントについて私の独断で決めさせていただきます。(非常に心苦しいのですが)ご容赦ください。

補足日時:2005/12/17 03:21
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この回答へのお礼

私に、ご褒美=食べ物といった短絡思考があったと思います。読んで字のごとく美しく褒めたらそれは褒美ですものね。犬の喜ぶ褒められ方、研究してみます。
ご解答ありがとうございます。

お礼日時:2005/12/17 03:20

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