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最近新しい工場長が就任することになり、その工場長は全従業員の勤務表をチェックして、年次が入っていると「工場勤務で年次をとらせるとは何事だ」といっているそうです。前任工場の人たちは殆ど年次をとらせてもらえなかったといっています。
 私の職場は、今まで殆ど年次がとれなかったのを業務改善して、計画的に年次を消化できるようにしました。冬季は閑期で毎月1日ずつ全員にとらせている為工場長の目に留まり、「そんなに年次とれるほど人が余っているんだな」等と集中攻撃を受けそうです。
私自身は、従業員に年次休暇をできるだけ平等にとらせたいし、それによって業務を効率化する案をみんなに募って実行してきた手前、おいそれと工場長の言いなりにしたくはありません。
この定年間際の昔気質の工場長をうまく納得させるにはどう説明したらよいでしょうか。どなたか良いお知恵を頂きたいのですが・・・宜しく御願いいたします。

A 回答 (4件)

 労働基準法では、使用者は6ヶ月間連続勤務し、全労働日の8割以上出勤した労働者に対しては、(略)有給休暇を与えなくてはいけない(39条1項)となっています。

ただし有給休暇の付与に関しては使用者側に時節変更権がある(39条4項)とされます。まったく与えないと言うのは法律に反することです。

 法律の上ではこういう内容ですが、工場長に考えを変えてもらうのは、なかなかむずかしいかもしれませんね。私見ですが、こういう場合、いくら上司に違法行為があっても何らかの対立を職場に持ち込むのは得策とは思えません。

 有給休暇というものは、人が余っているからとるのではなく、チームとしての生産性を最大限に引き出すための潤滑油のような役割もあるわけですから、やはり工場長よりもさらに上の人にやんわりと説得してもらうしかないかも知れませんね。ただ、直属の長を飛び越して、その上に話がいったことがばれれば逆効果となるかもしれませんので、慎重にことを運ばなくてはいけないとは思います。

 また、事実上余裕のないシフトのもとでは、生産性が落ちるばかりか、病気になっても休めない雰囲気ができてしまうと、ほんとに故障者がでることがあるかもしれません。製造の現場で、熟練者がかけることがどれほど大きなダメージになるか、大所高所にたって考える立場の方に、お願いするしかないような気がします。
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この回答へのお礼

年次休暇を与える意義について法律では労働者の権利としかかいてませんが、管理者の立場からは必要悪との認識がありました。やはり労働省もpoorQuarkさんのおっしゃるようなメリットをきちっと宣伝して欲しいと思います。本当に目から鱗がおちるような説明ありがとうございました。
新工場長には、この様な説明をしようと思っています。本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/12/15 10:44

 もうすでにご存知かも知れませんが、法的には計画年休に対して、使用者が時期変更権を行使できるのは、計画年休を取得した人が、その日にどうしても必要な事由が客観的にも認められるような場合に限られます。

最高裁判決でもそういった判決が出ています。(高知郵便局事件)
 年休を取得できない場合は労働基準局に報告して(匿名でもOKだったと思います)しかるべき処置をしてもらえばいいです。また、使用者がそれを理由に解雇などしよう物ならすぐに弁護士に相談して提訴してください。100%勝てます。と、机上の論理ではこうなんですが。

しかし問題は要するに、「人間関係を崩さず」「年休も取得したい」んですよね。私は工場長と何度も話し合いの場を設けるのが必要だと思います。そして計画年休の取り方は、労働組合を通して、使用者と話し合い、計画年休を取得する正規のやり方で行えば、工場長もつべこべ言えなくなると思います。労働基準監督局に一度相談してみてはどうですか?

確かに、労働条件が厳しかった時代の人は昨今の不況も重なって、年休を使わせるのに抵抗を持ってるかもしれません。しかし正論では国際的な労働基準が急務にさえなっている今、年休を取らせないように圧力をかけるなんてもう先進国では日本くらいです。

参考URL:http://www.campus.ne.jp/~labor/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私も、工場長とはとことん話し合うつもりですが、それでもだめなら最後の手段は「年休を取らせないようしろ」という業務命令を文書でもらい、それを労働基準監督署にもっていってしかるべき処置をしていただくしか方法はないと思います。適切なアドバイス大変ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/16 06:54

 「あなた(工場長)が率先して休暇を取る事」が、取りも直さずあなたの「リーダーシップ」を最大限に従業員に現す事だと、説得するしか手は無いでしょう。

時代が変わっている事を認識させることしか有りませんが、相当難しそうです。

「リーダーシップ」とは何かを説く方法も考えられますが、やはりこの場合、ご本人に自分の休暇をどう取らせるかを考えるのが早道かと...
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この回答へのお礼

以前、工場長・製造課長は週1日しか休まず、かなり疲労が溜まっているようでした。私が管理職となったときに、私自身も休みが減り、労働時間も増え、残業がつかないので賃金が減るという3重苦には耐えられないので、当時の工場長に進言して、まず工場長が休みの日に出てくるのはやめてくださいと進言して、ようやくローテーションを組んで週休2日をとるようになりました。今回もおっしゃるとおり、まず工場長は、年次をとらせないようにするのではなく、逆にきちんと年次休暇も消化して模範を示すことの方が従業員の意識改革につながるということを進言してみようと思います。難しいかもしれませんが・・・ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/15 10:23

その工場長というのは最高権力者なのでしょうか?会社全体がそういう社風なら難しいでしょうが、いままではあなたのやり方が理解されてきたのですよね。

でしたら、工場長にものを言える立場の人間に、相談をされてみてはいかがでしょう。

だいたい、年次休暇を取らせるなというのは労働基準法にも触れかねません。残業すら、規制がかかっている昨今、人手が足りないのに無理して休暇を取らせる法はありませんが、効率化の努力もし、時期を見ての有効な休暇を妨げる力は彼には無いともいますので・・・・。

なるべく事を荒立てないようにするには、彼の上の人間に協力を仰ぐことだと思うのですがいかがでしょう?
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、これから一緒に仕事をしていく上でなるべく対立は避けたいと思っています。しかし、あまりにも強硬な態度で出られた場合は、こちらとしても言うべき事は言おうと思っています。その上で上の人間もしくは前任工場長が引継で残っておりますので相談したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/15 10:12

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