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心臓弁膜症について、わかる限りのことを教えてください! 今シドニーに滞在中なんですが、こっちに来る前に心臓弁膜症との診断を受けました。ごくごく軽度なので日常生活に差し障りはないとのことですが、気になっています。

A 回答 (6件)

補足を拝読いたしました。


大動脈弁閉鎖不全症は軽度の場合は殆ど症状がありません。手術は心臓カテーテル検査で3度以上の逆流を認める場合や心不全などの症状が現れてき始めた場合です。
心臓はバカな臓器で自分が止まってしまうと死んでしまう事を良く知っているので心機能が落ちこんでギリギリになるまで症状として感じない臓器ですから先にお書きした症状が現れはじめた場合、すでにかなり症状が進行しています。それでも症状が出現してから何の治療もせずに5年間生存できる確率は80%以上あると言われています。しかし5年をすぎると急激に死亡する確率がアップしていきます。無治療で10年生きる確率は20%台くらいでしょう。最近は単弁の置換術の場合手術死亡率は1%前後まで成績が向上してきていますから適応になったら手術は速めにした方が心機能自体が悪くなる前に出来るのでより良い成績が期待できると思います。
胸痛については大動脈弁閉鎖不全症で心配なのは狭心症様の胸痛で補足のように持続してずっと痛いのはちょっと心臓とは関係無さそうです。
さてなぜ狭心症様の胸痛が生じるかというと弁が逆流すると心臓が拡張する時の血圧が下がってしまいますが心臓を栄養する血液はこの拡張期にしか流れないため血液が足りなくなりやすいうえ逆流で戻ってきた血液を一緒に大動脈に向かって送りだし続けるとだんだん心臓が風船のように膨れてきて大きくなって動きが悪くなってしまうからです。
したがって進行すると手術しか治療法がなくなりますしもっと進行すると心臓自体が悪くて移植以外に治療法がなくなります。
しかし医療機関で軽度との診断を受けている程度で生じるものではありません。御心配なされている痛みは主治医の先生のおっしゃる通り別の理由による痛みである可能性の方が高いと思いますのであまり過度に心配為さらないで下さい。
先にも書きました通り無理せず大事に使えば一生手術する事なく天寿を全うする事も可能かもしれません。
疑問点の解消の一助になれば幸いです。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。
とりあえず、今のところ心配はないようですから、日常生活で無理をせず、気をつけておきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/01/22 07:43

医学的なお話は他の方がされているので、


私は「心臓病者友の会」の紹介をいたします。
この会は『全国心臓病の子どもを守る会』の内部組織で、
先天性・後天性の心臓病を持つ成人が集り、
交流や情報交換、福祉や医療の勉強会等を行っています。
まだまだ未成熟な会ですが、同じ心疾患の方と出会い、
情報交換等できると思います。
このような組織を利用されるのも情報収集に役立つのではないでしょうか。

参考URL:http://www1.normanet.ne.jp/~ww100079/
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この回答へのお礼

とても参考になりました。
とりあえず、今のところ心配はないようですから、日常生活で無理をせず、気をつけておきたいと思います。
ありがとうございました

お礼日時:2002/01/22 07:44

28歳男です。



大動脈弁閉鎖不全症(先天性二尖弁)で20歳に風邪で医者にかかった際に心雑音の指摘により発覚しその後、年一回の超音波検査を受け経過観察していました。心室の大きさが大きくなってきたため日常生活において自覚症状は無かったのですが、手術を決めました。

医者にはしても良いけど今すぐしないと危険という状態ではないと言われました。
人工弁(機械弁)置換しています。
まだ手術は先と思いますが、参考までに。
手術時間:4時間くらい(入ってから出るまで)
入院:3週間(手術後2週間)
社会復帰:手術後1ヶ月ちょっと

これは年齢によって異なるみたいですが若い方が回復が早いとのこと。
手術にもリスクが少ないわけではありません。今後医療の発達により手術法も向上すると思います。手術時期の判断は大変難しいと医師も言ってました。
また機械弁置換すると、ワーファリンという薬を飲み続けないと言う大変大きな問題があります。

今の段階では信頼の置ける医師とつきあっていくことだと思います。
循環器科のある病院で定期検診を受け、手術時に良い心臓外科のある病院を紹介してもらうのがよいと思います。
大動脈弁不全症では自覚症状が出た後は急激に症状が進むとのこともありますので、定期検診は欠かせないとおもいます。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。
とりあえず、今のところ心配はないようですから、日常生活で無理をせず、気をつけておきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/01/22 07:47

すでに詳しい解答がありますので一言だけ。


心臓弁膜症と言ってしまうと範囲が広すぎて先の方の解答のようになってしまいますのでもう少し大動脈弁なのか僧帽弁なのかまた、狭窄症なのか閉鎖不全症なのかを補足された方がより良いアドバイスを受けやすい質問となると思います。
さて治療を要しない程の軽度の狭窄でしかも心臓カテーテル検査で圧を測定せずに弁膜症と言い切るのも難しいと思いますのでおそらく心エコー検査をしたらたまたまエコー上1度~2度の量の少ない逆流を認めたのではないかと思うのですがいかがでしょう?
その場合は心臓に負担をかけるような過激な運動を控えて普通の日常生活をおくりながらこれ以上逆流の程度がひどくならない様注意して生活することをお勧めします。逆流していると戻ってきた血液と本来送りだすべき血液の両方を送りだす仕事をするのでただでさえ心臓は普通の人よりたくさんの仕事をしています。(狭窄の場合も負荷をかけると心臓が無理して狭いところに血液を流そうとがんばってしまうので心臓自体がへばってしまいます)
心エコーによる逆流の評価はカテーテルなどにくらべ多少大きめに評価される事が多いので少しくらいの逆流があっても必ずしも手術の適応となるくらい進行するとは言えませんが負担が多ければ安静にしている人より将来手術が必要になる可能性は高くなるのが道理です。
また1年に1回ぐらいは循環器の専門医を受診して弁の状態や心臓の動きをチェックしておくようにすれば更に安心だと思います。
呼吸苦、動悸、むくみ、胸痛、失神様発作など症状が出現してきた場合は手術適応の状態になってきているサインです。急性増悪して心臓がとまる前に必ず病院にいきましょう。
御自愛下さい。

この回答への補足

ありがとうございます。
補足として、私の場合は、大動脈弁の閉鎖不全症なのだそうです。
ワーキングホリデーのための健康診断にて発見し、ごく軽度なので大丈夫、ということでシドニーに来ました。
それが最近、胸が痛くて倒れてしまい、弁膜症かと心配して医者に行きましたが、医者が言うには、肋骨の間に炎症ができている、とのことでした(なにか打ったか重いものを持ったりしたのではないか、と)。それで薬をもらいましたがなかなか痛みが治らなくて、心配しています。

補足日時:2002/01/07 19:11
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<br /> 心臓弁膜症<br />  心臓は全身に血液を送るポンプの役割を果たしています。左右の心房と心室の間にはそれぞれ三

帽弁(そうぼうべん)、心室から動脈に通じるところには大動脈弁と肺動脈弁があり、これら4つの弁が血液の逆流を防いでいます。
 これらの弁の開閉機能に異常が起こり、血液の循環が正常に行われなくなるのが、心臓弁膜症です。
原因 この病気には、先天性と後天性の2種類があります。先天性の場合は、弁の奇形が原因です。後天性のものの多くは、リウマチ熱による心内膜炎が原因です。
症状 病気が軽いうちは自覚症状がほとんどないことが多く、徐々にあらわれる症状も、心臓弁膜症に特有のものではありません。
 病気の起きている弁の種類や程度によって異なりますが、一般的には次のような症状があります。
 まず、体を動かしたときに、どうきや息切れを感じるようになり、疲れやすくなります。進行につれて、安静時にもどうきがしたり、息が苦しくなったりします。また、せきやたんが出るようになります。
 先天性の場合は、肺動脈が狭くなっています。重症の場合は、生後すぐに右心不全を起こし、チアノーゼ、肝臓の腫(は)れ、腹水などがみられます。軽症の場合は、無症状で20歳前後まで過ごし、その後、どうきや息切れなどの症状が出てくることがあります。
 後天性の僧帽弁膜症では、左心房の血液が滞るために血液のかたまり{血栓(けっせん)}ができ、血管がつまる塞栓症(そくせんしょう)を起こします。脳の塞栓症では、言語障害、意識不明、さらに半身不随が起こったりします。
 大動脈弁膜症では、どうき、息切れのほか、めまいや脳貧血を起こしたり、全身のむくみやチアノーゼがあらわれたりします。
治療 薬物療法と手術療法があり、病気の状態によって、適切な治療が行われます。
 用いられる薬はジギタリス、利尿薬、ACE阻害薬で、どうき、息切れ、むくみなど、心不全の症状が出たときに服用します。
 この病気の人は、細菌感染から心内膜炎を起こしやすいので、けがや抜歯のときなど、細菌感染のおそれがある場合には、予防のために抗生物質が使われることがあります。
 手術では、弁が癒着(ゆちゃく)して狭くなっている部分を広げる方法がとられます。弁の異常がひどい場合は、人工弁を入れる手術が行われます。心臓の手術はたいへん発達してきたので、確実な治療が行われるようになっています。
 症状が軽い場合は、日常生活に注意するだけでよく、特別な治療を必要としません。急な運動、過労、ストレスを避け、タバコもやめます。暴飲暴食や塩分のとりすぎにも注意します。

以上、ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

とても詳しい説明をありがとうございます。
急な運動、ストレス、タバコ、暴飲暴食…全部私に当てはまる…。気を付けます。

お礼日時:2002/01/07 19:26

 母が心臓弁膜症の手術を行いました。

母の場合は、全く自覚症状はなく健康診断で発覚しました。一つの弁の動きが悪く血液が逆流し手術をしなければ将来血栓ができる可能性もあるとのことでかなり悩んだ上、手術に踏み切り、弁と弁の間を拡げました。重い場合は弁自体を変える場合もあるそうです。
 心臓手術となると大掛かりなものですので、母はその後あちこち体調が狂い、12年後に亡くなりました。(決して脅すつもりはありません。母の場合は心臓手術が直接の原因ではありません。)
 アドバイスを送るとすれば、できるだけ手術は最終手段にされるほうがいいと思います。そして日常生活あまり無理をされないほうがよろしいかと思います。一病息災とはよく言った言葉だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
まったく自覚症状がないにもかかわらず手術ですか…。注意します。

お礼日時:2002/01/07 19:30

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