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触媒核融合はどういった位置付けなのでしょうか?
慣性型や磁場型と較べると色物の様な扱いなのでしょうか?

A 回答 (4件)

ミューオン触媒核融合のことですか?


これは、「重水素や重水素・三重水素などの分子が持つ電子2個をミュウー中間子で置き換えると、中間子の大きな質量のために核間距離が小さくなって、室温でもトンネル効果で核融合反応が起こる」というものです。しかし中間子を作るために加速器で5GeV位のエネルギーを使いますが、核融合反応は一回あたり多くても17MeV位のエネルギーしか放出しません。従って、ミュウー中間子の寿命(数ミリ秒?)の間に約300回の使い回しが出きれば、入力と出力が釣合います。様々な損失を考えると、エネルギーを使うためには900回以上の使い回しが必要です。実験では中間子が核融合でできたα粒子(ヘリウム核)にくっついて逃げる量が馬鹿にならないので、レーザーでそれを引き離す必要があるとのことでした。これは理研とイギリスのラザフォード・アプルトン研究所、アメリカのロスアラモスでやっていた真面目なものです。
これと混同されるのが、水素吸蔵合金を使った、いわゆる常温核融合ですが、こちらは色物です。

参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Muon-catalyzed_fusion
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

別に【ミューオン触媒核融合】に限った物ではなく“核融合研究”の中での“触媒核融合”の立ち位置?の様な物が知りたかったのです。

>これと混同されるのが、水素吸蔵合金を使った、いわゆる常温核融合ですが、こちらは色物です。
コチラもお気に入りの作品に出てきているので知っていますが別に混同してはいません
(けどコレ位でないと実用的とは言えないですね)

お礼日時:2006/02/16 02:50

いわゆる常温核融合をふくめた、核融合研究の現状について、一般の方にもわかり易くまとめてある


サイトがあります。

・原子力図書館げんしろう(JSTという、まともな組織が運営しているサイトです)

原子力百科事典ATOMICAの
大項目名 基礎基盤研究および先端的研究
中項目名 核融合研究開発
小項目名 低温核融合
を見てみて下さい。

いわゆる常温核融合騒動の経緯、研究の現状もまとめられています。

参考URL:http://mext-atm.jst.go.jp/atomica/group2.html
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この回答へのお礼

どうも回答ありがとうございます。

ご紹介頂いたサイトを見る限りでは地道な基礎研究段階ですが核融合炉の可能性の一つとして
ちゃんと基礎研究が続けられている事を知って何だか嬉しくなりました。
しかし、記事を読む限りまだまだ実用段階に至るにはかなり遠く険しい道のりが続きそうですね

どうもありがとうござました。

お礼日時:2006/02/17 03:14

物理現象としては面白いけど、工学として真面目に取り組む対象とは思われていないでしょうね。



まあ、時代の大勢が想像もしないところから新しいブレイクスルーが生まれることもありますので、イロモノでもいいんじゃないでしょうか?

昔、原子力学会で「四重中性子の重力縮退による常温核融合」とかいう発表を見たことがあります。

そこまで行くとキワモノかトンデモでしょうが・・・(^^;
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この回答へのお礼

どうも回答ありがとうございます。

やっぱり商業用触媒核融合炉はかなり無理があるんですね
しかし、【四重中性子の重力縮退による常温核融合】初めて聞きました
そんなのまで発表されてるんですか!!
なんかかなりマユツバなんですが学会でそういった研究も発表できるんですね
かなりビックリしてます。

聞いたことの無い情報までありがとうございました。

お礼日時:2006/02/15 04:08

色物です.

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やっぱりそうですか・・・・・
ハッキリ言われると関係無いけど落ち込みますね

お礼日時:2006/02/15 04:02

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