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こんにちは。30代前半、既婚の女性です。

数年前の結婚の際に姉から譲られた着物があるのですが、私も姉も着物に詳しくないので
訪問着か付け下げかよく分からず、またどういう時に着ていくといいのか分からず
悩んでいます。質問なのですが、

(1)付け下げか訪問着か、下記の説明でわかる方がいたら教えてください。
(補足説明が要る場合は後で付け足しさせていただきます。)

(2)下記のような着物はどんな時に着ることが出来るのでしょうか。
(白地ということもあり、友人の結婚式などにも着ていっていいものかどうかも
私としては微妙な感じがします。)
ちなみに姉は、子どもの初宮参りで一度着ただけです。

姉は20年ほど前のお嫁入りの時に、お店の人に「訪問着ですよ」といわれて
金銀の織りの帯(佐賀錦と札がついています)とセットで買ったそうなのですが、
人によっては「付け下げですね」と仰る方もいます。
色柄は、白地(アイボリー)に白やピンクの繊細な感じで描かれた中ぶりの花
(牡丹のようですが、花にも詳しくないので花の名前は分かりません。)
が左肩と左袖下、右袖下(後ろ側)、右肩(後ろ側)、左裾~後ろ側に渡って
描かれています。
花のバックには池(川?)を連想させる群青色がぼかして入っています。
金銀などの光った色は入っていません。

宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

こんばんわ。


20年ほど前という事から察するに「附け下げ訪問着」として売られたものだと思います。
この頃市場に多く出回ったものです。
見分け方としては反物で売られているか、仮仕立てした着物の形で売られているかです。
反物で出ているのは附け下げ、仮仕立てになってるのが訪問着です。

附け下げは訪問着より軽めの場に着やすいようにあっさりとした柄付けで作られるのが一般的で
裾模様が後ろまでつながらない物でした。
ところが訪問着よりも少し手頃なお値段で、裾模様がつながるように配した附け下げがこの頃流行りました。
これが附け下げ訪問着で見た目には訪問着と区別はつきません。
用途も訪問着として十分活用できるものです。
ですから(1)の答えは附け下げでも訪問着でもある、と言うべきでしょうか。

アイボリー地に繊細な花の絵付け、という事から加賀友禅ではないか?と想像しています。
柄の輪郭線がないようでしたら間違いないかと思います。
輪郭線があれば京友禅でしょう。
どちらも訪問着として格調高く装える着物です。
合わせた帯が佐賀錦という事ですから結婚披露宴にも着られる訪問着としての扱いで間違いありません。

(2)ご友人の結婚式やパーティー、初釜などの格のある茶会、七五三や入学式などです。
お身内の結婚式の場合は未婚であれば着て結構です。
既婚の場合は色留め袖や黒留め袖が望ましいですが格式張らないガーデンウエディング等なら大丈夫でしょう。

晴れがましい日に着る正装の着物なので普段のお出かけには用いませんが、襲名歌舞伎などの華やかな舞台見物には
訪問着を着用される方も多いですよ。
紋付きの礼装より下、普段着より上とお考え下さい。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
買うところには連れて行ってもらえなかったので(当時高校生でしたので)
今度姉に聞いてみます。
柄の輪郭線は細く、ごく薄いグレーですので、京友禅になるのでしょうか(?)
改めて着物をチェックしてみて、後ろに実家の紋が一つあるのを見つけました。
貰ったのは嬉しいけれど、着る機会があるのか不安だったのですが
お返事を読んで活用度の高い着物だと知り、安心しました。
これからは寒い時期の晴れ着としてどんどん活用しようと思います。

お礼日時:2006/03/01 01:03

こんにちは。


>人によっては「付け下げですね」と仰る方もいます。

仕立てあがってしまった、訪問着と付け下げの区別は人によって違いますし、はっきりとした線引きはできません。
だいたい柄で区分する人が多いと思います。
私は、柄+裾の裏の八卦(訪問着は表と同色で柄入り、付け下げは同色ぼかしなどで柄はなし)で見分けます。
それが一番確実かなと思います。(例外はあります)

下のサイトを読んでください。
よくわかりますよ。
「きもの春秋16 訪問着と付下げ」
http://www.ykya.co.jp/ksj/ksjtale/16.htm
また、#2さんではありませんが…、
加賀友禅でも輪郭線は当然あります。
糸目がないと彩色できないのではないかと…。
http://www.kagayuzen.or.jp/kagayuzen/point/index …
金や銀が入ってなくて、絵柄が写実的なものは加賀友禅かもしれませんし、そうでなくても加賀友禅調(なんちゃって)のものです。
着付けの仕事をしてますが、加賀友禅は高価なので、普通の人の着物は、あくまで「○○調」だと思います。
写実的というのは、自然などを写生したような感じで、有名な「虫くいの葉」のように、穴の開いた葉を茶色に塗っていたりします。
京友禅なら綺麗な黄緑でベタと塗ってしまいがちかなと思います。
花も生きているように描かれます。
その着物が加賀友禅かどうかは???です。
自分が素敵だと思う着物を着るのが一番ですので、こだわる必要はないと思います。
私も、加賀友禅調な訪問着を持っていて着ています。

着られる機会は幅広く、披露宴、お茶会、子供の入卒園式、七五三などいろいろですので、たくさん着てください。

参考URL:http://www.ykya.co.jp/ksj/ksjtale/16.htm
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
添付の記事、大変面白かったです。
記事を読んで付け下げと訪問着の区別が直ちにつくようになったかというと、、、
そういう事はありませんが(笑)、時間が経って分からなくなってきたら
こちらのHPを読み返しながら、徐々に経験や知識を積んでいきたいと思います。

お礼日時:2006/03/01 17:45

訪問着


http://forum.nifty.com/fkimono/hyakka/houmon.htm

附下
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%AA%E5%95%8F% …


>中ぶりの花(牡丹のようですが、花にも詳しくないので花の名前は分かり
>ません。)が左肩と左袖下、右袖下(後ろ側)、右肩(後ろ側)、左裾~
>後ろ側に渡って描かれています。

左肩から左袖下にかけて柄が繋がっているので、”訪問着”であろうと
思われます。
(写真を見たわけではありませんので、はっきりは言えませんが)

附け下げは訪問着の略式ですので、訪問着と附け下げは同じ行事に着て
ゆく事ができます。


着てゆく事のできる主な行事
 ○慶事
   未婚者は振袖、既婚者は訪問着が礼装です。
   結婚式・茶会・パーティ等々は訪問着が礼装です。
   (但し、親族の結婚式で既婚者は留袖)
   (振袖(本振)は、訪問着の袖が2尺8寸以上あるものです)
   慶事であれば、どの行事に着ても問題はありません。

最礼装について
   このほかに、慶事には色留袖があります。歴史的経緯から
   考えれば、色留袖が最礼装でその次が黒袖、その次が訪問着
   となります。が、黒留袖が最礼装という考え方もあります。

>白地ということもあり、友人の結婚式などにも着ていっていいものかど
>うかも私としては微妙な感じがします。

ファッションという意味では、自分の感性を大切にして着こなしてくだ
さい。
ただ、着物の場合”帯”を代えるとまったく違って見えます。もしも
感性に合わないのでしたら、帯だけ代えてみては如何でしょうか。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
つたない説明ですみません。
柄が繋がっているのは裾の方で、肩の柄は繋がってはおりません。
帯を替えては、というアイデアを頂いて思いついたのですが、
帯締めや帯揚げ、伊達襟等の小物類を替えてみます。

お礼日時:2006/03/01 01:00

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