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信用倍率1.0倍以下の場合、「好取組」とか、「取組妙味がある」というようです。

一般的に信用売残よりも信用買残の方が多いのが普通で(信用倍率数倍から数十倍)、このような場合、相場が上昇基調であっても利益確定売りに押されて上値が重くなる場合がある。また、相場が下落傾向にある場合、買い方の投げ売りが始まってなお一層株価下落に拍車がかかる場合がある。
ここまでは理解したつもりなんですが・・・

それでは、信用倍率1.0倍とか0.3倍だとなぜ好取組」なんて言われるのでしょうか。

一体どんな「いいこと」があるというのでしょうか?

A 回答 (2件)

お相撲見てますか?



まず、逆のケースをご説明します。
一般に信用買い方(買い残高)が一方的に多い状態を、
『取組が悪い』と言います。

  横綱 VS 平幕力士

 これは、勝負になりましぇん、力の差がありすぎて、横綱の力が、
 空回りしてしまうからです。すなわち、横綱が勝ち逃げしようと
 としても、相手の力が弱すぎて自滅してしまうわけです。
 信用買い方が、利確モードに入っても、相方(あいかた)・受け皿が
 なく、 買い方の多さ・買い残の重さで自滅すると言うこでごわす。

この逆が『好取組』でごわす。
一般に信用買い方(買い残高)、売り方(売り残)の多い状態を、
『取組が厚い』と言います。この『取組が厚い』中で、さらに、
信用倍率1.0周辺の銘柄を『好取組銘柄』と言います。

  横綱 VS 大関

 これは、両者の力が拮抗しています。時には、勝負が膠着状態と
 なり、『水入り』場面もありますが、やがて、力の差が出て、
 バラランス状態が崩壊し、勝負がつきます。
 すなわち、勝ち逃げしようとした場合、自滅することもなく、
 相方の十分な力を利用して、どうどうと上手投げとか下手投げとか
 で勝つことができます。
 つまり、信用買い方または売り方、どちらかの力が勝り、利確モード
 に入っても、相方が受け皿となって勝ち逃げが可能だという
 ことでごわす。例えば、信用買い方の力が勝り、じょじょに信用
 売り方を土俵ぎわに追い込んだ時、最後に勝ちを決めようと
 利確モードに入って、相手を土俵の外に押し出した時、信用売り方の
 買戻しという受け皿が起こり、梯子を外される事なく、勝負を
 決める事ができます。以上で~す。


  ∧,,∧    株の売買は、所詮、人間様が行うこと、
 ( ´^ー^)つ  人間界の他の出来事に喩えて考えれば
          わかり易いと思います。
          バット、現状の株式市場は、実際のお相撲業界と
          同じで、現物売買の金髪横綱(外人投資家)が
          幅を利かしているので、信用取引の取組状況は
          参考程度に留めたほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。いやー、スッキリしました!分かりやすくて感動しました!!

お礼日時:2006/03/08 10:01

信用倍率が1倍を下回るということは、信用売り残が多いということです。

信用買いの逆なんですが、信用売りをおこなうということは証券会社から株を借りて売ることを意味します。そして借りた株は将来買い戻さなければなりません。
つまり信用売り残が多いということは、将来的な買い需要が多いといえます。将来買いが多いということは値上がりする可能性が高いということで、「好取組、取組妙味」と言っています。ちなみに信用買い残はその逆で将来的な売り需要が多いということなんですね。
ただし、必ずしも信用倍率だけで株価が動かないのが株の難しいところで、私の持ち株でも信用倍率が1年以上ずっと10倍を超える銘柄は調子よく上がっていますが、1年以上ずっと1倍を下回る銘柄は余り成績が芳しくなかったりします。
あくまで1つの目安ということで、盲信は出来ないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/03/08 09:53

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