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私は来年度から英語文学部に入ります。
大学側から日本文学と英米文学の基礎を固めておいてほしいので有名な文学作品を翻訳でいいので読んでおくようにという課題がありました。
私は本を読むのは好きですが何が日本文学、英米文学の代表作かわからず、何を読んでいいかわからずにいます。
英米文学、日本文学でこれは読んでおいたほうがいいというものや、個人的なお勧めがあったら教えてください。また英米文学の学生の方で読むように言われた本があったらよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

20数年前に学校で勧められた書物は


スタインベック「怒りの葡萄」(これは読んでません。)
ヘミングウェイ「老人と海」(英語のリーダーの教科書に原文で読みましたが、内容を覚えてません。)
とにかく代表作として教わりました。

他には
サマセット・モーム「月と六ペンス」(これは面白かった)
画家のゴーギャンがモデルの話。
中年過ぎた男性が自分の人生を求めて家出します。
「人間は子どもの犠牲になることで人生を送る歴史を繰り返している」
他のいろんな作品でよく引用されてる作品です。

カフカ「変身」
朝起きたら一匹の毒虫に変身しちゃっているんですよ。
話のしょっぱなが印象強すぎて、あと覚えてません。
出だしだけでも読むことをお勧めします。

なんてのがありました。

夏目漱石は私は「三四郎」が読みやすかったです。
大学生としての生活が始まった三四郎。新しい生活への戸惑い。
不可思議な女性との出会い。世慣れていない三四郎が初々しいです。

森鴎外は「高瀬舟」
罪人を乗せた船の漕ぎ手に徐々に罪人の心情が吐露されていきます。
自分の罪を達観してる罪人。
その心情に目の前の罪人がただの罪人として見られなくなっていく船頭。

井伏鱒二で「山椒魚」
入ったところから出られなくなった山椒魚がかわいそうと言うよりなんだかおかしい。
人生の思わぬ落とし穴。
といったところが面白かったです。
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英文学に関しては、シェイクスピア、不思議の国のアリス、ハンプティダンプティなどは、誰もが読んでいることが前提でオマージュがなされるところなので、読んでおいたほうがよいと思います。



日本文学では、夏目漱石と森鴎外は一作ずつでも読んでおいたほうがよいと思います。文章がきちんとしている最たる二人だと思いますし、文豪と言われる二人ですから。

漱石であれば、『それから』『こころ』はいつかは読んでおきたいところ。長編ですので時間がかかりますが。最近人気の『夢十夜』は短編ですので、これは読んでおいて損はないと思います。鴎外は『高瀬舟』あたりでしょうか。『舞姫』が最も有名ですが、言文一致体ではないので、おすすめはしません。

英文学にはそこまで明るくないので、最後に日本文学の有名どころをご紹介しておきます。ただ、英文学を優先された方がよいようですね。あくまでも知識としてのご参考まで。。。

樋口一葉『たけくらべ』
森鴎外『舞姫』『阿部一族』『山椒太夫』『高瀬舟』
夏目漱石『吾輩は猫である』『坊ちゃん』『草枕』『三四郎』『それから』『こころ』『明暗』
芥川龍之介『鼻』『羅生門』『杜子春』『蜘蛛の糸』『歯車』
梶井基次郎『檸檬』
島崎藤村『破戒』『夜明け前』
太宰治『斜陽』『人間失格』
中島敦『山月記』
川端康成『伊豆の踊り子』『雪国』
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 英文学


 「ハムレット」シェクスピア
 「高慢と偏見」オースチン
 「ダブリン市民」ジョイス
 米文学
 「短編小説集」ホーソン
 「ハックルベリ・フィンの冒険」トウェイン
 「武器よさらば」ヘミングウェイ
 日本文学
 「ぼっちゃん」夏目漱石
 「山椒魚 短編集」井伏鱒二
 「津軽」太宰治
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英米文学といえば、やはりコナン・ドイル(名探偵「コナン」の元になった人です)や、シェイクスピア(世界史の授業でも出てきますね)、マーガレット・ミッチェル(「風と共に去りぬ」の人)といった人がすぐに頭に浮かんできますね。

みんな有名どころだと思います。ただ、初心者にはつらいかもしれませんので、読みやすいものとして以下の2作品をお薦めいたします。

「ベスト・オブ・O・ヘンリー」 byO・ヘンリー
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30647668
短編作家で読みやすいです。「The Gift of the Magi」が特に有名で、上記参考URLの本の中に入っているようです。

「ライ麦畑でつかまえて」 byJ・D・サリンジャー
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=02688536
原書は「The Catcher in the Rye」といいます。村上春樹さんも訳していますが、野崎孝さんの訳したものが有名です。
大人社会に腹を立てている16歳の少年がニューヨークを放浪する話です。子どもの視点から見た社会の矛盾が痛烈に描かれています。

そのほか、http://www.yohan.co.jp/toeic/level1.htmlの、洋販の「ラダーシリーズ」なぞは、名作が原書で読めるものです。辞書が後ろについているので、参考にしながら読むことが出来るうえ、レベル別になっているので、徐々にステップアップを図っていくことが可能です。ご自分に無理のないものをどうぞ。


そして日本文学のほうですが(実は私はこっちのほうが好きだったりします・・・)、初めての方にオススメな作家は、芥川龍之介です。「トロッコ」「羅生門」あたりは教科書で扱われていたかもしれません。O・ヘンリーではありませんが、短編なので非常に読みやすいです。
教科書といえば、かの「走れメロス」で有名な太宰治もいますが、走れメロスのイメージで他の、例えば「人間失格」とか「斜陽」を読むと「なんだこれは?」となってしまいます。まずは芥川辺りが無難ではないかと。「蜘蛛の糸」「鼻」あたりから入るとよいと思います。
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聖書はいかがでしょうか。


キリスト教の経典ですが、欧米人の思想の根底には聖書があります。
自分は翻訳された小説をよく読みますが、ポロッと聖書の1節を引用した文章が出てくることもありますしね。
堅苦しく考えないで、伝記と思って読んでみてはいかがでしょうか。

一見すると分厚いのでうんざりすると思いますが、どこから読んでも良いのです。 もともとは多数の巻物が、印刷技術が出来たおかげで1冊にまとまったものなのですから。

これまで聖書を読んだことがなければ、分かりやすく書いた聖書物語をお奨めします。
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