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グリスの性状を表すいくつかの項目の中で適点というものがありますが,適点とはどういうものでしょうか?あるグリスの商品説明に「高温でも滴下しない無適点グリース・・・」とありますが,適点とはグリスが溶け出す(固形状態から液状状態へと変化する)温度のことを言うのでしょうか?また,異種グリスを混合した場合には適点はどのように変化するのでしょうか?宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

適点ではなく、滴点でしょう。


http://www.factoryexpress21.com/grease.htm

グリスは「半固形潤滑剤」です。温度が上がると液化してしまい流出します。液化する温度を滴点といいます。使用温度は滴点よりずっと低い温度になります。

無滴点とは、使用温度範囲を超えても液化して流出しないものを言います。
カーボンやモリブデンなどの金属を主体とした潤滑剤では液化せず、焼きつきます。

グリスは実用上は混合して使用するようなことはありません。通常グリスの品種変更をする場合は、給脂点から新しいグリスを注入し、排出口から古いグリスが出尽くして新しいグリスが出てくるまで続けます。したがって、混合した際にどのような性質になるかは個別に実験してみないとわかりません。
日本の潤滑油メーカーは出光と日石なので、各社のHPには基礎から技術の紹介がされています。技報などには初心者向け基礎講座も載っています。
http://cgi.idemitsu.co.jp/idemitsu/lube/library/ …


http://www.eneos.co.jp/business/product/lubrican …

参考URL:http://www.idemitsu.co.jp/lube/
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