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1・理由はコンプレックスを隠すためだったり見栄を張る、優越感にひたるなどでしょうか?  2・自分のお気に入りをいくつかだったら分かるのですが、例えばヴィトンの財布などはたくさんの人がもっています。 なぜこれほどたくさんのひとが同じものを欲しがるのですか?   3・本当に必要なのでしょうか?  もし1,2年で死んでしまうことになっても欲しがるとおもいますか?        もし気を悪くされた方がいましたらごめんなさい。

A 回答 (8件)

ブランドとは、共同幻想なのだと明治大学の上原先生が言っていました。

ブランドをアパレルで考えるのでなく、コカコーラやビールみたいなもので
考えると、質問者さまご自身も納得できる部分が多いのではないでしょうか。
マーケティングの世界では、いまやブランドマーケティングが一つの領域というか中核をなしつつあるのです。
商品と市場が成熟してくれば、品質や価格の競争を離れ、信頼やブランドの発するメッセージが購買の動機を促すようになります。

しかし、消費者も多様化していその人がその商品や消費市場での消費が未発達の場合、必ずしもブランドのバリューでなく
価格や品質スペックの数値により大きく意識を傾けるというのもありえます。

アパレルや服飾品はまさに、そういう市場で、年齢の差異やライフスタイル嗜好性、消費の傾向によって大きく異なってきます。

ブランドとはもともと自己説明的なものだというのも上原教授の説明です。つまり、ブランド品はなぜ売れるかかというと売れるからブランド品であり
売れないブランドはブランドではない。そういう説明になります。
コカコーラのブランド価値は一説によると8兆円だそうで、そもそもブランドの意味を正確に述べようと思えば博士論文が書けてしまうという世界なわけです。

>高い服やブランド物を買いあさる人の心理が知りたいです

これは、ちょっと注意が必要で、高い服やブランド物と併記されていますが、高い服=ブランド物ではないです。
事実、ブランド物でも安い服はあります。イトーヨカ堂は、ブランド形成においてGAPは愚か無印やユニクロに負けた
わけで、価格帯に関係なくブランドの価値は重要でありブランドバリューを意識したかどうかが買手の心をつかんだか
どうかに関わってきています。

ブランドには、認知度、品質、顧客の信頼度、ブランドを支持するソサイアティなど様々な要素があります。

一方高い服を買う。これは単に経済的余裕とか、服への価値観の問題ではないでしょうか。

>1・理由はコンプレックスを隠すためだったり見栄を張る、優越感にひたるなどでしょうか?  

服に必要以上に凝る人は大抵コンプレックスを持っています。
「小男のお洒落」とか昔からよく言います。育ちの悪い人ほど目立つ服を着たがるというのもあるし外見で
馬鹿にされたくないという意識もあるでしょう。
コンプレックスを隠す・・・これは正確ではなくコンプレックスを補うか忘れさせるということでしょう。
見栄を張るというのも確かにあるでしょう。それが目的かどうかは別にして見栄をはるのは実にやってみると
気持ちのいいことだったりします。
優越感というのは、誰に対してでしょうか。買えなかった人?そうかもしれませんね。
女性のハンドバッグなどまさに心の支えというかそういう要素抜きには売れない代物でしょう。
否定はしません。すべて正しいでしょう。

>なぜこれほどたくさんのひとが同じものを欲しがるのですか?   
共同幻想が成立しているからです。ヴィトンは価値があるという認識が敷衍かしているからヴィトンは
売れるのです。もちろん内外格差が30%以下になって買いやすいという感覚がでてきたことも
大きな要因でしょう。持つことに喜びを感じる人が増えたからたくさんの人が持つようになった。
ブランドの自己説明性というものです。要するに「人気」とはそういうものです。
なぜ、映画館もない電車が混む不便な場所なのに二子玉川が人気があるのかというのも同じこと。

>3・本当に必要なのでしょうか? 
だいたい、ブランドのアパレルやバッグの購入者にとって「必要かどうか」という意識でなく
「欲しいかどうか」という意識が先行しているのだと思います。
また、自分の心を支えていくうえで「必要」と思うから買うといういい方も可能です。
不必要なものを買う人はおそらくいない。
ガッチャマンのフィギュアに30万出すオタクも「必要」だと思って買っていると思います。
これがないと俺は生きていけない・・・というか「俺らしく生きていけない」そう思っています。
同じです。

>もし1,2年で死んでしまうことになっても欲しがるとおもいますか?
そりゃほしいです。死ぬ前に一度でいいからバーキンを持ちたい。そう思っている女性は
おそらく100万人は下らないでしょう。        
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この回答へのお礼

見栄を張るのは案外気持ちのいい事、といわれてみれば確かに、と認めざるを得ませんね。 納得しました。   とてもおもしろかったです。 ありがとうございました。  

お礼日時:2006/04/04 17:08

ANo.6です。


何を隠そう、私の本業はブランドマーケティングです。
今回はちょっとプロっぽい話を。

ブランドの本質は「差別化」と「排他性」です。
話を分かりやすくするため、rudieさんも挙げているルイ・ヴィトンを例に挙げます。

ルイ・ヴィトンというとLVのロゴやモノグラム柄が有名ですが
なぜあのようなものが生まれたか知っていますか?
ルイ・ヴィトンは1854年に創業されたトランクメーカーで
彼らのトランクは灰色のキャンバス地で覆う技法による軽量さが自慢でした。
1867年の世界博覧会で銅メダルを獲得することにより
彼らのトランクは世界的な評判を得ます。
トランクの上から布地を貼るというヴィトンの技法はなかなか素晴らしかったのですが
すぐに他社が真似をするようになり、ヴィトン人気に便乗したコピー商品も出回るようになりました。
そこで1872年以降、ヴィトンはオリジナルの布地の開発に注力するようになります。
つまり粗悪なコピー品と差別化するための努力が今日のLVマークや
モノグラム柄、ダミエ柄といったものへと成長し
高品質と称されてきた彼ら歴史的評価のシンボルとなっているわけです。

粗悪なコピー品と差別化するためのもうひとつの努力が
販売経路の限定です。
要するにどのお店にも卸すのではなく
自分たちの商品に相応しい接客技術や顧客層を持つ限定された(選ばれた)
お店にしか卸さないようにすることで(つまり排他的になることで)
今まで築いてきた評価を維持し、これまで自分たちを評価してくれてきた
お客様たちの信頼を裏切らないように努力してきたわけです。

こういった努力がANo.7さんの仰る「共同幻想」をつくってきたわけです。
個人的には「共同幻想」というより「記号性」といった方が馴染むのですが
高級ブランドには高級ブランドとしての「共同幻想/記号性」があり
普及ブランドには普及ブランドとしての「共同幻想/記号性」があり
安売りブランドには安売りブランドとしての「共同幻想/記号性」があります。

繰り返しになりますが
記号としてのブランドの本質は「差別」であり「他を排する」ことで
ここで恐いのは消費によって(暗に)階級差別が出来てしまうことです。
> ただあれほど高額なものなのに中には使いにくそうな財布
> 壊れそうなキーホルダー、地味なヘアピンなどまでがバカ売れするというのは
買った本人はそこまで自覚的ではないかも知れませんが
壊れそうなキーホルダーを持つことで、ヴィトン階級の仲間に入った
否、仲間に入ったというと言いすぎなので
ヴィトン階級とお知り合いになった、という証拠が欲しいわけです。
(教科書ふうに言えば「記号性」に金を払っているのです。)
rudieさんが納得できないのは多分ここだと思います。

もちろん、ヴィトン側から見ればサイフやキーホルダーなんてのは自社製品の中では安物で
ビギナー/一見さん向け商品です。
つまりあの手の商品を買っている人は高級ブランド品を買い漁っている人ではないと思うのですが
まあ、プロっぽく「ブランド論」を語るととってもイヤラシイ話になり
rudieさんはそういうイヤラシサが受け入れがたいのではないでしょうか?
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はいはい、来月引越しするんで


今、高い家具やブランド家具を買い漁ってますよ~。

1)
コンプレックス隠し、見栄といったものはないと思いますねぇ。
なぜ高めの価格を選ぶか?というと、今回は可能な限りいいモノが買いたいからです。
いいモノ、といっても人それぞれだと思いますが
自分の場合、好みのスタイルやテイストがあって
その中でも品質や機能が最低限しっかりしたモノを買いたいと思ってます。
ブランドはこだわっているわけではありませんが
自分の求めるスタイルやテイスト、クオリティなどの目印として
ブランドは便利です。
自分の知らないブランドや無名の商品の中に
もっとイイものがあるかも知れません。
そういうモノを徹底的に探せたらイイなと思うのですが
今回はそこまで時間的余裕がありません。
青山あたりの知っているお店で、好みのテイストをもったブランドのモノを買おうと思います。
もし自分が買った家具を、他人が「いい趣味だね」と褒めてくれたら嬉しいでしょうが
それが目的ではありませんし、優越感というのもちょっと違う。
要するに「好きなモノに囲まれて暮らしたい」のです。

2)
> なぜこれほどたくさんのひとが同じものを欲しがるのですか?
はい、自分の場合はイームズのシェルチェアですね。
多くの人が持っていると思うので、出来れば他のモノを探したかったが
結局、同価格帯でイームズよりデザインと使いやすさのバランスが取れているものを
見つけることが出来なかった。
悔しいけど、これが一番「完成度が高いかな?」って感じ。
だって、皆と同じが嫌だからという理由で
本当はイームズの方がカッコいいと思うのに、わざと他のを買うのも
馬鹿らしいでしょう?

3)
本当に必要か?
別に他の家具でも十分暮らせますよね。
ごみ捨て場かから拾ってきたって、結構いいモノが揃えられると思う。
でもさ、そんな暮らしは味気なくないかな?
食べ物と同じで、栄養が取れれば何でもイイってモンじゃないでしょう。
どうせ食べるなら美味しいと思うものが食べたい。
どれが一番美味しいのか、まだ見極めることが出来ていないなら
とりあえず他の人が美味しいといっているモノから試してみようと思うことが
おかしいかしら?

ここまで回答してきて、私は逆に聞いてみたいと思ったんだけど
このような質問をする人は、もし1,2年で死んでしまうことになったとして
何も欲しいと思わないのでしょうか?
最期に美味いモノを食って死にたい、とか思っているのかしら?
仮にそうだとして、最後の日に
●右の皿には最高級の神戸牛
●左の皿にはスーパーの特売肉
が選べたとして、あなたは「スーパーの特売肉」を選ぶのですか?
あるいは、最期の人にとびきり素敵な女性を抱きたい、とか思うのかしら?
もしそうだとして
●右の部屋には有名美人タレント
●左の部屋には平凡な一般人女性
が選べたとしたら、あなたはどっちを選ぶのかしら?
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この回答へのお礼

もし近いうちに死ぬとなった場合神戸牛を食べ、きれいな人を抱きたいと思うかもしれません。 ただ人に見られることによって満足できるもの、に対する物欲は確実に減り、自分一人だけでも満足できるものを求めます。 やはり人によってその対象がたまたまブランド物であったり、という   と、ここまできましたがやはり分かったような分からないような。  なんだか僕には分からない価値を分かる人がうらやましくも思えてきました。 どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/04/04 16:37

 こんにちは。

ブランド好きなものでこういった質問は気になってしまいました。人それぞれだと思います。                       私の場合は、質の良いものを使いたいという気持ちが強いかもしれません。ですから単にハイブランドだから入手したい!というわけではありません。購入するときはもちろんブランドも気にしますが、どのような素材を使っているか、生産国はどこかなどに気を使います。もし1,2年の命だと宣告されたとしてもヴェルサーチはやめられません!!
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この回答へのお礼

ヴェルサーチ。 使ったことがないので詳しくは分かりませんが素材や生産国にまで気を使うaliyさんの事、分かる人には分かる訳ですね。  参考になります。

お礼日時:2006/04/04 13:07

1)確かに、見栄を張る、優越感にひたる、といった心理もあると思います。

しかし、良い物を求めていった結果、ブランド品になったという事もあるはずです。

2)同じ物をたくさんの人達が持っているという事は、その商品の品質が良く、使いかってが良く、デザイン(見た感じ)が良く、そしてそのような情報が多くの人達に伝わっているという事だと思います。
質の悪い商品は、結果的に飽きられ、忘れられ、自然と無くなっていくものだと思います。

3)あと1~2年で死ぬのであれば、なおさら自分が所持して、その良さを感じたいので、出来る限り欲しいですね。

もう、数十年前になりますが、当時の私はブランド物には何の興味もなく、とりあえず見た感じがよくて安ければ満足していた時期がありました。
しかし、購入した洋服は時間の経過と共に、あるいは洗濯をする度ごとに、色が落ち、形が崩れヨレヨレになっていき、また、服だけでなく、バッグ、財布については、いつの間にか表面部分の艶がなくなりカサカサになって、型崩れもしてくる。
靴については、10分程度履いているうちに靴擦れがおきて、結局は履かなくなってしまう。
時計については、半年も過ぎれば、傷だらけで、しかも目立つ、ベルト部分もヨレてくる、なんとなく色あせてくる、といった状況でした。

決定的だったのは、着てもいないシャツなのに(ナイロンの袋に入ったままの状態です)見えている部分は色落がしてきて、見えていない部分(折り込まれた部分)は色落ちがないといった、おかしな状況になりました。
もう一つは靴です。履いていて何となく足元がおかしいな?と感じていたのですが、ある日、立ち止まっていて歩き始めた時に、靴の底が取れました。
まるで、足跡だけ残していくように・・・。
そして、その足跡のような靴の底に足をのせて、引きずりながら歩きました。
ショックでした。情けなくなりました。

その後の私は、本当に良い物を身に着ける、所有する必要がある、しっかりと選択しようと考えました。
確かに値段は高いです。「えぇっ!」って思うほど。
しかし、超一流のスーツ屋の作るスーツ・ジャケット、超一流の皮革専門屋の作るバッグ・靴、超一流の時計屋の作る時計等、自分が身に着けて、所有して、初めてその良さが実感できます。
なぜなら、本当に良いものは、目に見えない部分に秘密があると考えているからです。ですから、自分では意識しないで、自然と使い込んだり、身に着けていたりするものです。
その事に詳しい方、専門家の方に指摘されて初めて「あっ!そういう事か!だから、気持ちよく使えるのか、気持ちよく着られるのか」って感じるものだと思います。
ですから一生に一度は、本当に良いものを手に入れてみる事がよろしいかと思います。
優越感とか虚栄心で所有している人ばかりではなく、良いものを選んでいったら結果的に有名ブランド品になってしまったという事も理解できるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

分かるのですが、どうしても納得できないんですよね。 しかし価値観のちがいという事で片付けるのもどうかと思ってしまう。   参考になりました。ありがとうございます。  

お礼日時:2006/04/04 13:02

1いい素材の洋服は必然的に高くなります。

お針子さんの技術も高い方が縫ってくれます。最近は既製服が主流ですが、オーダーするとうん十万がざらです。しかし、そういうお洋服を身につけると身が引き締まり自信がわいてきます。それに、お洋服を大事にするようになります。見栄をはるとか優越感とかはいっさいないですね。
2.ヴィトンのお財布はわたしも全く興味がないのでわかりませんが、万人に愛されるのにはそれなりの理由があるのではないでしょうか。
3.衣食住が基本ですよね。一番はじめに衣がくるぐらいです。死ぬとわかっていてもおそらく着続けるでしょう。洋服に着られているのではなく洋服を従えているのは自分、生きている限り従えて生きたいですね。
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この回答へのお礼

身が引き締まる、というのは僕もそう思うことはあります。 ただあれほど高額なものなのに中には使いにくそうな財布、壊れそうなキーホルダー、地味なヘアピンなどまでがバカ売れするというのは、やはり名前が欲しい、つまりは自慢。となるひともたくさんいる様に思ってしまいます。    tarou04さんの洋服を従える、という考え方。僕も含めてですがこのような考え方ができれば、もっとお洒落になれそうですね。  ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/04 12:45

1・


私は、ヴィトンの製品は一つも持っておりませんが、財布からバッグ、手帳等をヴィトンで揃えているうちの旦那に言わせると、使いやすい、デザインが飽きがこず、しっかりしているので長く使えるという答えが返ってきました。

2・そのブランドに、魅力を感じるからだと思います。

3・必要か?という質問は、個人に対してということですか?
それとも、世の中に必要かということでしょうか?
個人にとって必要かどうかは、個人の考えにもよると思いますので、私では分かりません。
ただ、寿命があと1年くらいという状況に立たされた場合、一般の人にの場合、最もプライオリティの高い事柄は「健康」のことになり、ブランドの品物で身を飾るということではなくなるような気がします。タレントや女優など、人に見られる商売の人はまた違うかもしれませんが。
世の中的に必要なのかについては、文化の発展や経済の活性化には必要であると言えます。
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この回答へのお礼

世の中からの視点。確かに納得できます。 ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/04 12:14

こんばんは。


私は昔の職業柄で、ブランド物好きだったりしますが、単に見栄や優越感だけじゃないと思いますよ。
私の場合は・・・
1:好きだから。気に入ってるから。惚れたから。気に入っちゃったから。
  一目ぼれで即決しちゃうパターンが多いですね。
2:量販モノだから仕方ないです。自分の持ってたものと同じものを他人様が持ってた。
  オートクチュールでもない限り、よくある話です。
3:必要だから買っています。余命が少ないと知ったら、好きなものに囲まれたい!
  と思う・・・んだろうなーと感じてます。
私はヴィトンとかは好きではありませんが、マルチの黒をヴィンテージデニムで合わせてる人を見て
わーカッコイイ!って思いました。
人それぞれだと思いますよ。ブランド以外は着ない!なんてこともないです。
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この回答へのお礼

僕は音楽が好きです。理由はいらない「好き」ってあると思うので、その対象が人それぞれという事でしょうか?  なんとなく理解できたような気がします。 ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/02 00:47

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