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主観的問題は置いておいて、明らかかに「器量よし」に生まれてくる人がいます。そういう人は特に子供時代、周りとは一段高いところにいるような感覚に無意識的にせよあるのではないかと想像されるのです。それが、性格形成にどう影響していくのか、またそのような子供時代の意識が当人にとって幸せなのか否か、疑問に感じています。

笑ってもらって結構ですが、私は自分でそんな気がしていたので、どうも周りに溶け込みにくい感覚を受けていました。どうも鏡に映る、集合写真に写る自分の顔が周りの子達より整っている?のです。自分だが違うような違和感があります。特に物心つく小学校高学年あたりがピークみたいでした。

A 回答 (3件)

私はもともと人生を考える時に容姿というのはそれほど重要ではないと普通に考えてきていました。

しかし、30歳を超えたあたりから、なんとなく、容姿が非常に気になるようになりました。

容姿って、運命そのものみたいなところがありますよね。ほとんどのことは努力でなんとでもなるわけですが、容姿はそうではありません。で、人格というものが他者との関係から形成されるものだとするなら、容姿が人格形成にもつパワーって実は凄いんですよね。

で、「器量よし」の場合、良い悪いは別として、周囲の意識の対象になるわけです。人間の集団のなかに必ず一人は可愛い子がいて、男性も女性も確実にその人の存在が意識にあるんですよ。美人とか可愛いとか器量がいいとか、そういう人の存在感って凄くて、人間は死ぬ瞬間にいろんなことを考えるそうですが、その中に必ずこういう人の姿が出るという説があります。

思うに、人々から確実に意識される存在が、無事ですむわけはないのですね。その意識は絶対に器量よし本人に何らかの形で影響するわけです。これが克己心につながるか、堕落につながるかはわかりませんが、美人は確実にドラマの渦中に身を置くことになります。まあ、幸福:不幸=6:4くらいでしょうかね?分かりませんが、とりあえず極端な人生を歩むことになります。

しかし、ブサイク女の平凡な人生よりも、美人にうまれて悲劇的に若死にするほうが、本望だったりすることもあるのでしょうから、容姿という運命を粛々と受け入れて生きるしかないですね。
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この回答へのお礼

「死ぬ瞬間にこういう人の姿が出てくる」!すごいですね。他人でしかないのに。そんなにも折々の集団の中で見た「見目麗しき」存在が意識に残るのでしょうかね。

「器量」が周りに自分に与える影響は、それを公言してははばかられるが、しかし強烈なものがあるといえるとのコメント、深いものが感じられます。

30歳を越えたあたりから意識が出てきたということですが、それがなおいっそう人生経験の上で実感なさっているということでしょうから、重みがあります。

お礼日時:2006/04/06 09:42

自分で自分の事を「器量が良い」と思っている人はかなりいると思います。

人はかなりな部分で「自信過剰」であり、「ナルシスト」の人間が多いものです。

あなたの場合は、自分でもそのように思い、周囲の人からも「可愛い、可愛い」「とっても器量が良い子だ」と言われて育ってきたということです。
気分の良い小学生時代を過ごせた事は何よりの幸せな事だったと思います。「ブスだ」「バカだ」「チョンだ」「器量悪い子だ」などと言われ、必要以上の劣等感に苛まれて育ってきた人に比べれば、気分の良さでは圧倒的な差をつけた小学生時代と言えます。

その意味では性格的に見ても、ひねくれる事も無く、自分に対する自信をも身につけて成長して来れたのではないかと思います。

しかし、「大人達から悪くは言われない事を承知している人間」「誰からも好かれると信じている人間」「誰と並んでも遜色ない事を知っている人間」には大きな落し穴が待っている事があります。

本来、人間は見ず知らずの人間の中に入った時は、好感をもって迎えられることを意識した行動をとります。そのために、相手の言う事をきちんと聞き、相手を理解しようと務め、自分の事を相手に理解して貰うことを心がけ、自分からも進んで発言することが必要になるものです。
ところが生まれながらに相手から好感を示され、先方から可愛い、可愛いと近づいてくることに慣れていると、この本来しなければならない、他人への努力を無視しがちになるのです。そのような面倒な事をしなくても、自分は皆から好感をもって迎えられるんだ、人は私の事を可愛いと思ってくれるんだと考えてしまうからなのです。

ところが、人間は可愛いだけでは通用しないこと、良い人らしいだけでも通用しないことが次第に分かってきます。要するに努力の介在するすき間への気付きが求められ始めるのです。

この時点が大きなターニングポイントではないかと思います。

この時期を迎えたときでも、いままでの勢いで「私は大丈夫」「私は皆に好かれる」「私は可愛い」との考え方を変えることが出来ない人間は、「お高く留まっている」「人を見下している」「自惚れやさん」「鼻持ちならない奴」「自信過剰で嫌な奴」などという最低の評価に変わって行くのです。

また、急に可愛いとか器量が良いねなどと言われなくなったときに、自信を無くしたり、ひねくれたりしてしまう場合も起こるのです。
このようなものが器量良し、可愛いと言われ続けてきた人を待つ落し穴なのではないでしょうか。

ただ、今のあなたはご自分でその危険性に気付いていると思います。このように気付いた人間は、自分を客観的に見つめる事が出来、嫌な性格になることなく、素敵な人間へと成長して行くものと思います。
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この回答へのお礼

的を得たご回答、ありがとうございます。
まさに言いえることであると感じます。
ひねくれる傾向は確かになかったようです。

特にターニングポイント、痛いですね。失敗したようです。もっと大きな意味で「うつ」的傾向が前面に出ていたという事情もあったのですが。

お礼日時:2006/04/04 09:23


「>周りとは一段高いところにいるような感覚に無意識的にせよあるのではないか」という想像はある意味的を得ていると思います。
ただし、厳密に言うとその原因は器量よしだからではないと思います。
器量よしとして【扱われる】ことが原因でしょう。
つまり、私の考えでは本人の責任に帰されるべき問題ではない、ということです。
子供というのは意識しているにせよ無意識的にせよ敏感な(純粋な)感覚を持っているものです。
大人が自分をどう見ているかは、言葉でなくともその表情ひとつ仕草ひとつで鋭く見抜くはずです。
「器量よし」という評価を認識できるようになると、子供はそこに大いなる価値を見出します。
通常であれば叱られ、あるいは抑圧されることによって「乗り越え」が経験でき、自分の力に対する自信も養われていくわけです。
しかし、「器量よし」というのは何ら努力すること無くして獲得できる評価です。

かくして「自己実現」の機会を失う確率が高いように思われます。
本物の満足を知らずに成長してしまうということです。
結果として、思い通りにならないことに対する不満の度合いが大きくなり、また、それを自力で解決しようとする習慣がついていないため、切り札である「器量よし」というカードを使って他人にそれをやらせようとする傾向が強いかもしれません。
他人を利用しようとする人自体も必ず利用されますから、そういう意味では「対等な良い人間関係」に支障をきたすケースもでてくるでしょう。


無論、全ての器量よしがこのような経過を辿るわけではありません。
しかし、「性格」は小学校入学前ぐらいにほぼその外郭が形成されると言います。
親の対処法がいかに重要かということであるでしょうし、ここで世間の人と一緒になって「器量よし」ということで特別扱いをするようだと後の不幸につながると言って差し支えないように思います。
ただ、何事にも程度ということがあります。
「きれい」「かわいい」と言って育てられても、人としての道をきちんとしつけられている人は一時的に暴走したとしても、いつかその不都合に気付き引き返すことができる力も獲得できます。

幼い子供に対しては自分の努力で獲得したわけでもない「器量よし」という利点は何の価値も無いことだ、ぐらいに認識させておいてちょうど良いでしょう。
人としては遥かに大事なことが他にたくさんあるのだ、ということを良く理解させることが「器量よし」の子供を持った親の重要な責務であろうと思います。
それが心身ともの「器量よし」の形成につながり、その子の幸せにつながることでしょう。


「>整った顔立ち」ということですが、顔立ちのもっとも大きな要素は「目」ではないかと思います。
「>溶け込みにくい感覚」があったとすれば、何か他の子と【一線を画す】ような教育の影響があった可能性もあるでしょう。
そういうことはすぐ目の光になって現われますから、それを他の子が敬遠し、その雰囲気をまた本人が感じて溶け込みにくいという印象を自ら形成していたことも十分考えられます。

おいくつの方か存じませんが、今は性格形成期はすでに過ぎ、自己意志による人格形成期の段階でしょう。
そのような懐疑心を抱くこと自体が十分変革の余地が残されているということになると思います。
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この回答へのお礼

大変示唆に富むコメントありがとうございます。
まったくの正論であると感じました。

精神的な違和感というものが、もっと大きな枠組みで捕らえないとだめだということですね。私はどうも貧しい人間関係で育ったようです。それが変な孤立感を助長させたようです。

お礼日時:2006/04/04 09:19

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