プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今年銀行に入行した者ですが、私が配属された支店は預金額よりも融資額のほうが多く、預貸率が130%もあります。このような高い数字はどんなことを表しているのでしょうか。預金が多い店舗よりも利息収入が増えて儲かる一方で貸し倒れなどのリスクもあり危険が気がするのですが、勉強不足のためよくわかりません。問題点や危険な面、長所・短所(?)を教えていただけると嬉しいです。無知で申し訳ありません・・・。
ちなみに支店の近くは他行や他信金が多い激戦区で、営業に力を入れています。

A 回答 (1件)

銀行の支店は店舗立地で預金調達店舗と融資運用店舗に分けられます。


銀行業の基本は集めた預金=自己資金を融資して利ざやを稼ぐことです。
融資運用店舗は自店資金に本店から借りて資金を運用し本店に金利を支払います。
預金店は自店で運用しない分を本店に貸して金利を受け取ります。この自行内部での金利を本支店勘定レートと呼び各支店毎の収益性を評価します。ただし、対外的には相殺されてしまいます。

単独店舗での営業活動ではなく銀行全体の経営計画の中で店質に沿った方針が打ち出され、支店長以下がその計画達成のために奮闘するわけです。

いかがでしょうか?質問者さんの勤務先の全体の経営計画、支店の計画とその実績などについては、直属の上司に確認されると良いでしょう。

以上、元銀行勤務二十余年の経験談です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

遅くなってすみません。ご丁寧な回答どうもありがとうございます!
銀行全体の経営のために預金調達店舗と融資運用店舗があり、うちの支店はたまたまその融資運用店舗という事なんですね。確かに本店から資金を借りているというのは聞いたことがあります。そういう仕組みだったんですね。大先輩に教えていただけて嬉しい同時に同じ金融人として無知を恥ずかしく思いました。これから真剣に勉強していきます!本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/04/10 00:15

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!