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最近損益計算書の勉強をし始めたばかりの者です。

損益計算書に書かれている大体の項目の内容を学んだので、実際の企業の決算で報告されている損益計算書を見てみました。すると、税引前利益がマイナスになっている企業の「法人税等」の欄がマイナスになっているケースを発見しました。この欄がマイナスになっているため、当期純利益が税金を引く前よりも値がプラスになっています。

初めは年末調整みたいなものかなとも考えましたが、個人の所得税のように年間通して払い続けたとして、年末にその中からちょっとだけ戻ってきても、企業の最終決算で報告されている法人税としてはマイナスになるとは思えず、この「法人税等がマイナス」の解釈の仕方に悩んでいます。

単純に考えたら、国が赤字企業に救済金を出したとしか思えないのですが・・

どなたか、これをどう解釈したらよいのか教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

法人税等の内訳は、次のようなものが考えられます。


○法人税等の還付税額 B/Sに未収入金などがある。
予定納税や配当源泉税の還付がある場合に未収計上した場合。

○法人税等調整額 B/Sに繰延税金資産・長期繰延税金資産がある。
税法上廃止された引当金などを計上していると将来の税金の減少が見込めるので繰延税金資産となります。例えば、賞与引当金、退職給付引当金等です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「法人税等」と書かれているだけあっていろいろな項目があるのですね。

「将来の税金の減少が見込める」とあるのですが、単純に考えると将来の減税は次年度以降の法人税の額が減っているだけで、赤字の年の決算書の法人税の額がマイナスまで行くことはなさそうな気もするのですが、実際は複雑なんでしょうね・・もう少し勉強してみます。

お礼日時:2006/04/29 22:30
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

繰り延べ税金資産という言葉は初めて聞きました(--;;

言葉の定義を見ると、すでに払っている税金が戻ってくる(所得税の年末調整と同じようなイメージでしょうか?)といったことが書かれてあります。この定義では、やはり年間を通してみたときになぜ±0を通り越してマイナスになっているのかがよくわかりません。。

1年前や2年前に支払った法人税がその年度では赤字だったから戻ってきて、マイナスになったと考えてよいのならば納得がいくのですが、こう考えてよいのでしょうか?または、次年度以降黒字になったときに所得税が赤字年度の分も足されて取られると言う解釈でよいのならばマイナスになった理由も納得がいきます。
それとも別の考え方があるのでしょうか??

お礼日時:2006/04/29 22:03

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