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今でも、世界のどこかで紛争が行なわれていますが、紛争には、国家間の紛争と地域紛争、また、新たに出てきたテロによる紛争があります。たまに考えるのですが、世の中にはいろいろな兵器がありますが、兵器をつくるような力がない国などでも兵器を持っていたりします。まず、兵器がどのようなものに分類されるのかが、わからないのですが、まぁ、武器と考えたとして、機関銃、戦車、潜水艦、戦闘機、ミサイルなどを製造できる、国は、今、どれくらいありますか?具体的に教えていただければありがたいです。また、製造できない国は、どのような国からどうやって買っているのですか?武器、兵器の取引関係にある国が具体的にわかるとうれしいです。主にアメリカやソビエトから流出したと聞いていますが、今も使われているのでしょうか?何か資料や本がわかれば教えてください。

A 回答 (6件)

機関銃、これは町工場レベルでできるのでその気になれば作れない国はないでしょう。


戦車、これは原始的なものでよければある程度の能力のある製鉄所がる国ならつくれるでしょう。ただし小さな紛争レベルでは自作してまで戦車は必要ありません。戦車といえどもごく一部をのぞいて肩うち式ミサイル(RGB等)一発で破壊されますので少量低性能では意味がありません。内戦勃発時に国内にあったものが使われてると思ってください。
潜水艦、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、日本、ドイツ、に加えオランダ、インド、韓国、スウェーデンくらいでしょう。潜水艇ならもう少し増えると思いますが(北朝鮮?)
戦闘機、アメリカ、ロシア、中国、台湾、韓国、ヨーロッパ各国、日本、イスラエル、インドくらいです。ブラジルはよくわかりません。
ミサイル、これについてはピンきりですが肩うち式対戦車ミサイル程度は数十カ国で作られてそうですね。
>製造できない国は、どのような国からどうやって買っているのですか?
冷戦中にソ連の兵器の中古品が大量に第三世界に無償譲渡されました。それらの国でコピー品がつくられ(イラク北朝鮮のスカッド等)使用されてると思ってください。あとわれわれにはわからない世界ですがイギリスやアメリカの諜報機関、隣国の軍部が影で提供する例もあるでしょう。イラクのクルド人の持つ銃器はイギリス製とよくいわれますし、タリバンにアメリカがスティンガーを提供したり、現在のタリバンのak47がパキスタン製なのはよく知られてると思います。
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この回答へのお礼

お忙しい中、お答えいただきありがとうございます。忙しいので返事が遅れてしまいましたが、参考になりました。

お礼日時:2006/06/11 18:55

#4です。


>主にアメリカやソビエトから流出したと聞いていますが、今も使われているのでしょうか?
旧ソ連製の兵器は、今でもかなり広範な国と地域で使用されています。西側の支援を受けてこなかったような国、例えば中国やアラブ諸国、北朝鮮が旧ソ連製の兵器をいっぱい持っています。
ちなみによくあるテロリストが持っている携行の対空ミサイルの多くは旧ソ連製やアメリカ製のものです。
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この回答へのお礼

貴重な情報ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2006/06/11 18:56

輸出に積極的な国の筆頭はアメリカ、ロシア(旧ソ連)、イギリス、フランスで、その他にもスイス、スウェーデンなどがあります。

ただ、誤解しないで欲しいのが、武器輸出をしている国の全てが紛争の種を生んでいるわけでもないという事。
「武器輸出に積極的な国」に限らず、「自前の技術で兵器のうちいくつかを製造できる」を含めれば、よほどの後進国や小さい国を除いて殆ど当てはまるでしょう
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/11 18:58

軍需産業というのは、一つの立派な産業です。


まあ、扱っている物が特殊ですので、政治的な制約は極めて大きいですが。

軍需産業の状況については、やはり専門書籍を読むのが一番よいかと思います。
オススメはNo.1の方が紹介している『ジェーン年鑑』です。

http://www.janesjapan.com
http://www1.cts.ne.jp/~fleet7/Museum/Muse139.html

ただし、上記URLにあるように、個人で買うにはチト高い書物です。
近くに大きな図書館があれば、そこに問い合わせてみるのがよいかもしれません。


余談ですが、No.2の方の
>製造する技術も無く、GDPも低くて、高価な兵器を買うお金なんか無い
>はずでは?みたいに思われる国は、主に麻薬の密売で得たお金で、外国か
>ら兵器を買っているケースが多い
というのは、やや偏見ですね。

普通は国家が予算を組んで買います。ただし、国家でない組織が市場を通して買うこともあり、そういう場合は非合法活動から得られた資金で購入することもあるようです。

例として、内戦時代のアフガニスタンやカンボジアのゲリラ各派や、南米の左翼ゲリラなどが挙げられます。
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この回答へのお礼

貴重な情報ありがとうございます。年鑑に目を通してみます。

お礼日時:2006/06/11 18:59

NIPTUCKさん、こんにちは。



>製造できない国は、どのような国からどうやって買っているのですか?

製造する技術も無く、GDPも低くて、高価な兵器を買うお金なんか無いはずでは?みたいに思われる国は、主に麻薬の密売で得たお金で、外国から兵器を買っているケースが多いという話を聞いた事がある気がします。

世界で一番武器を輸出している国は、アメリカでしょうが、日本は、アメリカの武器の部品を作っているので、アメリカの武器が売れると、日本のメーカーも儲かるらしいです。
北欧なんかも、戦闘機の輸出なんかで結構、儲けているらしいですね。

質問者様の望む答えの完璧なものは、得られないでしょうが、こんな本もあるという事を紹介しておきます。

http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0087-a/

参考URL:http://park12.wakwak.com/~eslab/books/mil-am.html
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この回答へのお礼

また違った見方ですね。北朝鮮がまさにそうですね。三顧になりました。

お礼日時:2006/06/11 19:00

潜水艦を自国で設計から製造できる国は、


アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、日本、ドイツ、中国で輸出している国は、ロシア、ドイツ。
戦車を、自国で設計から製造できる国は、スウェーデン、ロシア、ドイツ、フランス、イギリス、イスラエル、アメリカ、南アフリカ、ブラジル、日本、中国、韓国、改良やコピーなどできる国はもっと多数で例えば、ポーランド、ウクライナ、チェコなどなど。
ミサイルは、ロシア、ウクライナ、ドイツ、イギリス、フランス、アメリカ、中国、日本、これもコピーや改良なら最近ニュースになったイラン、北朝鮮など多数。
機関銃(砲、アーサイトライフルなど含む)は、多数。
ストックホルム国際平和研究所の年鑑やジェーン年鑑に詳しくあるよ。
戦車だけなら雑誌パンツァー2006年5月号にある。
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この回答へのお礼

貴重な情報ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2006/06/11 19:01

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