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子供がインフルエンザに罹り、病院でインフルエンザの特効薬というのを処方されました。
病院の先生によると、パーキンソン病の薬がベースになっているとか。
これって、いったいどういう理屈でどういう風に効く薬なのですか?
ちょっと副作用が強いようです(幻覚を見たみたいです)
5日間服用しないと効果が無くなってしまうそうなので、続けるのがちょっと心配です。

A 回答 (5件)

インフルエンザに処方される薬としては、シンメトレル、タミフル、リレンザという3種類の薬が出されます。

まず、高熱を発症しているなどのインフルエンザが疑われる症状の場合、診断薬を使って、インフルエンザかどうか、また、インフルエンザの場合、A型なのかB型なのかを診断します。A型の場合、シンメトレルというパーキンソン病の治療薬が処方されることがあります。パーキンソン病とは、脳内のドーパミンといわれる神経伝達物質(神経の刺激を伝達する働きをする化学物質のこと)が枯渇することで生じる筋肉の硬直や手の震えを伴う病気です。パーキンソン病になっている人では、元ボクサーのモハメド・アリ氏が有名だと思います。シンメトレルは、もともとパーキンソン病の薬ですので、副作用として幻覚を生じることが知られています。また、小児の場合、投与量の設定が難しいかとから、副作用の問題もあります。しかしながら、インフルエンザに対して抵抗力がない小児や老人には、リスクよりも使用する利点が大きいため、処方されます。インフルエンザウイルスは、他のウイルスと同様、シンプルな生き物で、それ自身では、繁殖できません。人間などの生物の細胞に入り込んでしか生きていけません。ウイルスは、大きくわけて自分の子孫を増やすための遺伝子とそれを覆う殻の2種類のもので構成されています。ウイルスは、まず、人間などの生物の細胞の表面にくっき、それから、自分の遺伝子を細胞に注入します。次に、細胞のなかで、自分の遺伝子を使って、勝手に細胞内にある材料を使い、自分のコーピーを大量に作ります。細胞の中で、これ以上自分のコピーを作れなくなると、細胞を破壊してコピーのウイスルが次の感染していない細胞にくっいて同様の増殖を繰り返します。シンメトレルは、ウイルスが細胞にくっいて、自分の遺伝子を注入しようとするのを邪魔する効果があり、ウイルスの増殖を抑えます。シンメトレルは、B型のウイルスにはききませんので、B型の場合、タミフル、リレンザを処方します。これらは、A型、B型いずれも効きます。ただし、これらの薬は、最近発売された薬で高額な薬であること、また、リレンザは、吸入薬なので使いにくいと言う欠点があります。タミフルやリレンザという薬は、インフルエンザウイルスが細胞に感染し、細胞内で増殖した後、増殖したウイルスが感染した細胞より出られなくする効果があります。具体的には、増殖したウイルスが感染した細胞を破壊する際に、ある酵素が必要なのですが、その酵素の働きを阻害する作用があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ほうほう、インフルエンザA型にはシンメトレルで、その効能は細胞内へのウィルス侵入を防ぐ事によって発揮される。
A型・B型については、タミフル、リレンザを使いその効能は感染した細胞から新たにウィルスが飛び出すのを防ぐことによって発揮される、ということですな!
何れも、防壁を作るか、囲い込み作戦で「ウィルスの増殖を抑える」んですね。

大変良く解りました、ありがとうございます。

お礼日時:2002/02/24 10:48

NO.のお礼にありましたような症状は、うちの次男が4才の時にもありました。

(2年ほど前)型は覚えてないのだけど
吐き下しの強いやつで熱は38.5℃位までしか上がりませんでした。
扁桃肥大を持っているのですぐ高熱を出し、39度を越す事はしょっちゅうだったので、熱では心配なかっったのですが、inaken11さんのお子さんと同じ様に布団の中で手を伸ばして、うわごとを言い、(まるで私達には見えない何かがこの子には見えているのではないか・・・といった具合に)名前を呼んでも返事がないし「あぁ~」とか「うぅ~」とか「・・・・」聞き取れないような言葉?で。殆ど瞬きもしてなかったです。びっくりして夜間診療に行くとインフルエンザ脳症の疑いもあるので検査してもらって!と、総合病院に回されました。でもそこのDr.は、「熱性ケイレンです。」「検査は必要ありません。」とあっさり回答。
普段38.5℃位では安静にも出来ないほど元気な子が(高熱に親も本人もなれてしまって)この熱で熱性ケイレン??と驚きましたが、一安心でした。あ、そのときはもちろんインフルエンザの特効薬なんてなかったので飲んでいません。
全然アドバイスにも回答になってなくて(まるで便乗質問)ほんとに申し訳ないのですが、書かずにはいられなくて_(._.)_。
inaken11さんそれで、その後Dr.には相談されたのですか?続けて飲んでいいのかどうか心配ですよね。うちの子みたいに熱性ケイレンであればいいとして、副作用であって、それでも続けろと言われるなら違う小児科Dr.にも観てもらう という事も考えてみられたらどうでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうかぁ、熱性痙攣だったとも考えられますね。
40℃の熱でしたから(こんな熱出したの初めてでした)
3日連続で病院に行き、今はすっかり元気になりました。
やっぱりあの薬、効いたのかなぁ。

お礼日時:2002/02/24 10:38

インフルエンザにパーキンソン病の薬を投与はされましたか、副作用が大きかったのではないですか?。


 インフルエンザの特効薬と言われておりましても、即効性はないものですヨ。
 私は、民間薬(漢方薬を含めて)の「日々草」を食べれられることを進めます事と、「シマカンギク(不知火菊)」を勧めます。
 これらの薬草は、全く副作用は有りませんので、子供様でも安心して食べさせて下さい。
 まともな回答ではないかも知れませんが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
はっきり言って、子供の様子がおかしいのにはビビリました。
でも、何で「日々草」と「シマカンギク」がインフルエンザに効くのは不明ですが・・・・
こんど薬屋さんを捜してみます。

お礼日時:2002/02/24 10:54

我が家でも先日子供が2人、A型のインフルエンザにかかりました。


薬はシンメトレルを処方されました。下の2歳の子がかなり熱に
うなされておかしな事を言っていたので、ようやく訳がわかりました。
あれは副作用だったんですね・・・。

お医者さんからも軽い説明はありましたが(まれにしびれがでたりしますが
熱が下がれば治ります。など・・・)、できればもう少し細かい説明を
してもらいたかったです。

inaken11さんの質問、他の方の回答のおかげでとても勉強になりました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
inaken11さん、こんな所でごめんなさい。ありがとうございました。m(__)m
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
って、質問してお礼を言われたのは初めてです。
お宅は2歳でしたか、うちのは4歳です。
突然布団の中で手を伸ばして奇声をあげたので非常にビックリしました。
起きている?時もなんかわけ解らない会話を見えない誰かとしてましたし。
ひょっとしたら熱でやられたんじゃないかと心配でした。

お互い、大変でしたね。

お礼日時:2002/02/22 00:09

A型インフルエンザの効果のある薬の様です。


副作用も強く他の型には効果がないそうです。

そうねすると子供ですからウィルスの型を特定してから、
処方するべき薬と素人ながら考えてしまいます。

即ち、培養試験などして型を特定する訳です。
新薬は薬価が高いのでやたらに新薬を処方する病院があります。
知人の看護婦さんに聞いた話では抗生物質なんかも新薬で色々
なものに効く薬を処方したがる傾向があるようで・・・
副作用をあるのもを!

参考URL:http://www.nms.co.jp/cold/kaze6-4.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ウィルス型の特定をした後、その薬の投与を決定したようです。
なんか、判定薬にA型の反応があったとかで。
しかし、ここまで激しい薬だとは思ってもみませんでした。
日本の医療も変わってきましたね。

お礼日時:2002/02/22 00:03

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