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4才の娘のお薬についてです。

今まで熱・鼻・咳など風邪症状の時は同じ内科に診て頂き、たいてい抗生物質セフゾンが処方されていました。
ところが、4月に風邪(熱、咳)をひき、セフゾンと咳止めを飲んでいたのですが、なかなか治らず、1週間後くらいに中耳炎になりました。その時、耳鼻科で「抗生物質が効いてなかった」と言われ、別の抗生物質パセトシンを処方され、それを飲むと翌日にはすっかり良くなりました。

そして今、39度の発熱+鼻水で、また内科のお薬(セフゾン)では熱が下がらず、耳鼻科のお薬(パセトシン)で治ったようです。

素人目にはセフゾンが効かなくなってしまった様に感じるのですが、そういう事があるのでしょうか?(内科の先生に相談してみましたが、「同じ抗生物質」と言われました)使用頻度としては、夏と冬の風邪が流行する時期に飲んでいた程度です。

A 回答 (5件)

薬局薬剤師です。


 ある種の抗生物質が効かなくなることは時々あります。
「耐性化」という現象で、原因となっている細菌が、その抗生物質に対して抵抗性を持った状態です。ただ、今回のケースが耐性化によるものか、別の原因かははっきりしていません。耐性化が起こった可能性があるというふうに捉えましょう。

また、セフゾンとパセトシンは、一般的にいえば、セフゾンの方が強力と考えます。しかし、どの種類の細菌が原因かによって優劣が違ってきます。

パセトシンは確かに、服用量が多く飲みにくいかもしれませんが、セフゾンより歴史があり、小児科でも多くの先生方が使っているスタンダードな抗生物質だと思います。

セフゾンは溶連菌に対しても強い抗菌力を持っています。
厚生労働省もレンサ球菌属という範囲で効果を認めています。
溶連菌は、レンサ球菌属に含まれます。

抗生物質は、いろいろ種類があります。先生とよく相談して下さい。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてしまい、大変申し訳ありません。子供に続き私がヘルパンギーナ、主人がプール熱と、続けてダウンしてしまいました。
娘はその後元気にしておりますが、次回、病院のお世話になる時は耐性化の件を含め、先生にしっかりと相談してみたいと思っております。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/06 15:46

>>セフゾンが効かなくなってしまった様に感じるのですが



 セフゾンでは熱が下がらなかったが.....というのは、後からパセトシンを内服したときがちょうど解熱の時期であった、あるいは同時に処方された薬に解熱剤が含まれていた....という可能性が十分あるように感じます。経過がわからないので何ともいえませんが.....。

 風邪症状を引き起こす原因の多くはウイルスですから、これら抗生物質が今までの風邪の治癒に(中耳炎は別ですよ)劇的に効いていたのか.....それ自体が疑問です。

 ちなみに、小児の比較的多い感染に溶連菌がありますが、セフゾンも効果があるはずですよ。
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この回答へのお礼

解熱剤は処方されていませんでしたので、パセトシンを飲んだ時が解熱のタイミングだったのかもしれませんね。耳鼻科の先生に「抗生物質(セフゾン)が効いてなかった」と言われたので疑問に思った次第です。
ウィルスに抗生物質が効かないというのは理解しているつもりなのですが…その辺の認識を改めないといけないと反省いたしました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/21 11:03

No.2様へ。


そうですね。私の方で誤った解釈をしていたかもしれません。セフゾンの溶血連鎖球菌への適用はグラム陰性菌としての括りでしたので、特定の菌への作用は分かりません。ただ、セフェム、ペニシリンの共通の作用はペプチドグリカン層生成阻害でございますので、これにて静菌的作用にせよ、効能があると思っておりました。
それと私の経験上、溶血連鎖球菌の適用としてトミロンを処方される医師が私が勤めている薬局の周りの大学病院では多いために、同系統のセフゾンもまた効能があると考え、投稿をさせて頂きました次第です。

ちなみにパセトシン細粒の濃度は10%で、かつ一日量が20-40mg/kgですので、4歳小児の体重を約15kgと想定した場合、最大量で一日6g、分三で一回量が2gという計算になります。
標準の分包機の場合、一包辺り2.5gが常識の範囲で封入できる量という理由からも2gは小児には多いかもしれないと考えました。
しかしながら、ペニシリン系で他に散剤化可能な抗生剤はなかなかないですからね。

誠に失礼致しました。
削除依頼をかけて頂いても結構です。
これを機にまた勉強したいと思います。ご指摘、本当に有難うございました。
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 回答といいますか、No.1の方に質問です。


 私はパセトシンという薬を知りませんでした。パントシンかと思いました。
 そこで薬の本を見たのですが、パセトシンはペニシリン系でセフゾンはセフェム系です。スペクトル一覧を見るとたとえばセフゾンは溶連菌に感受性はないのですが、パセトシンは有ります。このあたりの違いが、今回の治療効果の違いとは考えられないのでしょうか?hacchi-0807にお聞きしたいのですが、このお子さんがとくに鉄分を沢山とるようなことがあったのでしょうか?
 小児科が専門ではないので、詳しいことはわかりませんがいかがでしょうか?

この回答への補足

sirouto1gouさんへの返答にも書かせていただきましたが、娘が鉄分をサプリ等で摂取することはありませんでした。

セフェム系とペニシリン系、私なりに調べてみましたが、決定的な違いがあるようにも思えなかったのですが、溶連菌に対する感受性の他、何かご存知でしたら教えていただきたいです。

補足日時:2006/06/21 10:44
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こんにちは。

調剤薬局で調剤業務をしている者です。
セフゾン、パセトシンは共に小児科領域では非常に良く処方される抗生物質です。効果についても劇的な差はございません。
共通して言えるのは黄色ブドウ球菌に対して高い効果がある事なのですが、セフゾンはその構造から、鉄分とくっついてしまい、結果として作用が弱まる可能性があります。

従いまして、セフゾン服用中は鉄分を多く含む食品及び鉄分のサプリメントを可能な限り避ける必要があります(本来はそれほど気にする必要はないのですが、敢えて言わせて貰えれば。
インクレミンの様な鉄分補給用のシロップは高濃度の鉄分が入っているためにNGですね。
もし、お心当たりがございましたらこれで間違いないでしょう。

パセトシンは比較的小児科医は処方しにくい抗生剤です。理由は粉薬にした時に非常に量が多くなるからです。
それと比較してセフゾンは少量で済んでいたと思います。
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この回答へのお礼

早速のご返答ありがとうございました。
鉄分に関してはサプリメント等を服用した経緯はありません。
sirouto1gouさんのおっしゃるようにパセトシンは量が多いです。何に混ぜるにしても味がごまかせず、飲ませるのに苦労しています。この2つのお薬に差がないのであれば、セフゾンで問題ないという事ですね。

お礼日時:2006/06/21 10:38

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