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先日某大学病院の呼吸器内科のドクターから、風邪予防にうがいをするとしたら3分に一度うがいしなければ効果がないよと言われました。だから無理、手洗いのほうがずっと効果があると教えられました。本当なんでしょうか?今まで帰宅するとイソジンでうがいしてましたが、意味のないことをしてたことになります。

A 回答 (3件)

製薬企業で研究に携わっていますので、一応専門家ということでお答えいたします。

「帰宅したときのうがい」にはいろいろなケースが考えられます。例えば、「ほんの10分ほど近所に買い物出たとき」とか、「朝会社に出かけて夜遅く帰ったとき」、どちらのケースでも家に戻ってうがいをすれば「帰宅したときのうがい」ですよね。後者の例で言えば、朝通勤電車の中で風邪に感染し、一日仕事をしている間に菌(ウィルス)が発症するに充分な数まで増殖して体循環に移行した後で、夜家に戻ってうがいをしても、それはすでに咽頭周囲への「局所的殺菌効果」しかありません。風邪に付随するその他の症状への効果はもちろん望めないわけです。そのドクターが「3分に一度のうがい」とおっしゃったのは極論としても、おそらくこんな意味のことをおっしゃりたかったのではと思います。要するに、間隔を極端にあけない、定期的なうがいが風邪予防には必要と言うことです。咽の保湿も風邪予防にはかなり有効だと思います。その意味ではマスクは呼気に湿り気を与えますので、風邪予防にもある程度有効だと言われています。
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「うがい」の効果を感染予防とだけ捉えるとそういう話になると思います。



でも、実際には、のど、特に扁桃腺などが炎症を起こしているときのうがいは、炎症を抑える効果があります。
また、そのような時は、のどのあたりにいる細菌を排除、殺菌することは、炎症に対して大変大きな治療効果をもちます。
特に冬場のインフルエンザウィルスでは、湿り気に弱いものが多いので、その増殖を抑えるという意味も多少はあります。少々進入してきても、ある程度までは体の免疫機構が食い止めてくれますからね。

冬の空気の乾いた状態に長くいると、のどの表面が乾いていることが多く、こういう状態のときに、表面から水分を与えるのは大変意味のあることです。

すでに風邪引いて仕事してきて、外から帰ったときなどは、のどが炎症を起こしていれば、イソジンのうがいだけである程度熱が引くなんてことも実際ありますよ。だから、予防効果はともかく、むだだったともいえないのでは?
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 言われてみりゃたしかにその通りですね(笑)


 空気中には家の中でもどこでも常に細菌がいるわけですから、うがいが終わった次の瞬間には新しい菌が入ってくることになるわけです。
 しかし、「家の外の細菌」はうがいで殺すことができますから、無駄ではないのでは?
 もちろん手洗いの方が重要なのは(手でつかんだものが口に入ることもあるため)事実ですが。
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