プロが教えるわが家の防犯対策術!

タイトルのような状況です。客観的ご意見をいただきたいと思い投稿しました。

博士課程進学を視野に入れ、今いろいろインターネットで情報収集していますが、大学への就職は厳しいみたいですし、企業に戻るのは難しいようですね。

英語系の修士課程を卒業しているので、文系博士課程修了後に大学で非常勤の英語の講師をして、最終的には常勤講師、それ以上が出来れば出来るところまでいきたいです。今は修士では非常勤講師でも厳しいと聞いたので、博士課程への進学を考えています。

私が卒業するころには30代半ば~後半になっていることと思います。副業として塾講師や翻訳で生計をたてられる見込みはあります。

このような状態ですが、博士課程へ進むことは得策と思えますか?修士のままで上記のキャリアパスが歩めるならそれにこしたことはないのですが、やっぱり厳しいですよね?

ご意見お待ちしております。よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

博士課程に進学したいのか、


博士の学位が取得したいのか、
大学の教員をしたいのか、
もうちょっと区別されたほうがいいんじゃないかと思います。

質問を拝見するに、修士修了後企業での勤務経験があるように見えますので、「留学生担当教員」「就職担当教員」「ビジネス英語」「実務家教員」というような感じの、職務経験を含めてアピールができて、かつ、評価してもらえるところに挑戦してみるのが先では。英語の教員(のキャリアパス)は、言語学ベースの教員以外にも存在しますので。

短大・高専を含め、大学についても学部・研究科以外にセンターの教員もあるわけで、可能であれば現時点の材料でなんらかの、日本のどこかのポストを取りに行く行動をされたほうがよいかと。で、教員という立場になってしまってから、論文博士を狙うなり社会人カリキュラムの課程博士を狙うなりして学位取得を目指したほうが、まだ可能性が高いのではないでしょうか。

副業として塾講師や翻訳で生計をたてられる程度の英語力があるのであれば、博士もちが参戦してこない立地・条件のところを選んでまずは教員の立場を得てしまい、それから研究業績・社会貢献実績を積み重ねて、次の勝負に出るくらいでいいのでは。今のお立場からすれば、質問者さんにとってはその過程で博士の学位が必要になるようであれば考えてみる、くらいでいいのではないかとも思います。下手に言語学系の所に進んで、非常勤講師どころか英語サービス会社に外注すら進んでいるような分野でしか勝負できなくなる前に、現時点での若さと職務経験があることをアピールできるうちに参入を果たしてしまうほうがマシだと思います。

http://jrecin.jst.go.jp/

業績が1本だけでもほしい、ということであれば、後期からどっかの研究生として受け入れてくれるところで何か投稿論文を作り上げるなどして、今からでも積上げに向けて動いたほうがよろしいかと。
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この回答へのお礼

具体的で的を得たアドバイスをありがとうございます。
博士課程に進学したいのか、
博士の学位が取得したいのか、
大学の教員をしたいのか、
>大学の教員になる上で必要なら進学して学位を取りたいです。回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/28 02:22

 cablecomさん こんばんは



 質問内容を読む限り、博士課程に進学し博士号を取得したいのか大学の教員として大学で授業をしたいのか私には理解できません。まずはその点をきちんと考えた方が良いと思います。

 大学院は修士課程が2年博士課程が3年という事になっているかと思います。私は薬学部の修士卒ですが、修士の場合は殆ど2年で修士の学位を取得出来ます。もちろんきちんと大学に通っていた人が対象だと思うけど・・・。しかし、博士の学位はそうではないみたいです。私の父の友人の息子さんが、早稲田の法学部博士課程3年時に早稲田に博士論文を提出したけど、博士の学位は取得出来なかったです。理由は、ラテン語の教授からのたった1人のクレームで、このままラテン語を勉強しつづけるなら学位授与しても良いけど、今の所はダメだと言うことら良いです。博士課程に5年在籍したけど、結局博士課程在籍時には博士号を取得出来ませんでした。その彼はその後私の父の紹介で、学会での論文発表の内容が認められ東京理科大の教養部の常勤講師として就職し今では教授になっています。(講師時代に博士号は取得しました。)
 また大学院修士課程すら進学しなくても博士号を取得する事は可能です。私の母方の従姉妹なんですが、東邦大学薬学部卒業助手として研究室に就職し、その後研究室の教授の推薦と学科試験を受けた後論文を東北大学に提出して博士号を取得しました。ですから、博士号は博士課程に進学すれば取得出来るものでの無ければ進学しなくても取得出来る可能性も有ります。もし博士号を取得したいのが目的なら、修士を卒業した研究室の教授に相談して、現状の働いた状態で博士号の取得をするにはどうしたら良いかを確認されたら良いと思います。

 大学の教師の世界は大変な世界で、もし将来出世して助手から助教授・教授となりたいなら、概ね博士号を取得している事が最低条件でしょう。ですから、その道を進みたいならともかく博士号取得に向けての努力をする事と学会発表クラスの論文の発表を常時する事が必要になって来ると思います。そうして認められるようになれば、まずは非常勤からかもしれませんがいずれは常勤講師になれて、将来教授への道が開けるかもしれませんね。修士を卒業してから5年位経っている現状から始めるのは大変かの知れませんが、頑張り次第では何とかなる可能性も無いわけでは有りませんから、頑張ってみては如何でしょうか??
 もし非常勤講師でも良いから(将来の出世なんて考えないで・・)ともかく大学で教鞭をとりたいと言うのであれば、難しいかもしれませんが新設の大学や学部なら講師探しをしている可能性も有るので修士を卒業した研究室の教授に相談されたら良いと思います。

 いずれにしても、まずは博士課程に進学したいのか大学で教鞭をとりたいのかを良く考えた上で、博士号をどう言う方法で取得するかを含めて就職等将来の事に付いて修士の頃の研究室の担当教授に相談されたら良いと思います。
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この回答へのお礼

経験を交えた具体的な回答をありがとうございました。今研究の世界とは無縁といえる環境なので、大変参考になりました。

お礼日時:2006/06/28 02:25

その前に、学位取得に必要とされる条件は整っていらっしゃるのでしょうか。

査読付き論文・学会発表・著作物等一定数ありますか?3年で修了するおつもりなら、当然十分な業績はあるのですよね?

進学を考えるにあたって壁となるのが、指導教官と生計と就職でしょう。学位取得が見込める業績があると判断する指導教員がいて、生計を立てるための副業があるなら、あとは就職の問題です。

おそらく、30後半から40代にかけては、講師採用ではなく、年齢構成から勘案して、助教授または数年後の昇進含みでの講師採用となると思います。修士でも、短大なら専任も不可能ではありません。大学院進学によって、より情報が入ってきますから、タイミング次第です。それでいいなら(←はっきりは言いませんが、行間を推測して下さい)進学は得策といえます。

学位論文は研究の深さが問われるのですが、就職では研究の広さが問われます。共同研究にも積極的に参加したり、研究の柱が2~3本あるというのなら、あとは縁があるかですので、就職も心配しなくてもいいかもしれません。例えば「声に出したい日本語」の齋藤孝先生も、本来は教育と身体性を扱っていましたが、会議・コミュニケーションや方言やら、身体性には絡みながらも非常に幅広く研究されてますよね。たいていの場合、そこまではないと思いますので、下手をするとポスドクのまま終わる可能性があります。

結論としては、今の自分の業績をみて、予定指導教員とよく相談して下さい。性別や年齢は、そこに強くは関係がないと思います。
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この回答へのお礼

査読付き論文・学会発表・著作物等一定数ありますか?3年で修了するおつもりなら、当然十分な業績はあるのですよね?>卒業論文しかないので、これから勉強しながら積み上げて行きたい、というのが現状です。一度指導教員に相談してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/28 02:17

この業界、D有りでもボス(教授)のコネが無いと


非常勤も難しいと思われます。また非常勤は教師、
常勤は研究者という性質の違いがあり、非常勤の場合
コマ単位の時給制なので収入は???です。
講師以下の公募も年齢制限があり、業績が必要です。
偽公募も存在し、伏魔殿といわれる部分もあります。
大学でキャリアを積みたいという理由はなんですか。
高い理想があるのであれば、チャレンジしてみるのも
イイと思いますし、そういう先生が必要。
理系はポスドクがあふれております。
がんばってください。
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この回答へのお礼

非常勤講師の収入は安いようですね。大学でキャリアを積みたい理由についてももう一度よく考えてみます。回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/28 02:14

直接あなたのアドバイスにはならないとは思いますが、私の職場環境・周辺の中での話です。



理科系ですので、文科系とはまたちがった人事になるとは思うのですが、
大学、研究機関への博士課程でのメリットは余りありません。
あるのが当然だから。
ないのでは話になりません。

その上で、論文内容が検討されます。
実績主義です。

次に、教室のトップが変わると、非常勤は名前だけですのであまり影響しませんが、(もっとも、収入も限りなく「0」です。)
助教授以下しみじみと、1-3年で総取替えです。

トップが替わるとき、65歳定年ですが、
次のトップは若いです。
多分、あなたの博士卒業の年代でのトップ人事というのは当たり前でしょう。

少なくとも、教育機関、研究機関では今から、業績をあげた上で「博士課程」を取っておいたということにしないと「職場」として
確保するのは難しいと思われます。

>非常勤講師でも厳しいと

理系での文科系非常勤は一こまいくらで、ウソみたいに安いですよ。
お金持ちの、家庭教師をしたほうが割りがいい。
この肩書きで第二、第三バイト先でもらうんです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。実績主義とは、学会に論文を投稿したり、本を出版する、ということですよね。修士は論文を投稿するというよりも実務能力重視の課程でしたので、投稿論文はないし、本の出版実績もないです…
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/28 02:11

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