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工学系の大学院進学を志望している31歳の男です。

私は国立大修士課程(理工系)を卒業し、一度電機メーカーに就職したのですが病気になったため数年間でやめ、現在は無職です。

理学修士号は持っているのですが、数理工学や情報科学の知識をもっと身につけたいと思い、現在地元の旧帝大修士課程への進学を考えています。研究したい分野としては、数学をベースに情報工学、電子工学、生物学などへ応用するような学際的な分野をやりたいと思っています。(ちなみに学生時代の専門は物性物理学でした)
就職先としては、現在の所は情報システム系企業か電機メーカーなどを希望しています。

疑問点は「今から修士課程に入りなおすと、修了するころには30代半ばになるが、努力しだいでその年齢的ハンディはカバーできるだろうか? それとも中途採用を目指すべきだろうか?」ということです。希望している大学院の求人資料等を見せてもらった限りでは、質、量ともに十分な求人があったのですが、私はかなり特殊なケースになるようなので不安です。

いくつかの研究室にコンタクトをとったのですが、「できればその歳なら博士課程をお勧めします」と言われたり「うちに来てくれれば歓迎しますよ」と言われたりでいろいろ悩んでいます。博士課程進学は実力的にも厳しいかと思っています。

現在は独身で経済的にも比較的恵まれているので、学費などについては大きな心配はしていません。

長々と書きましたが、皆様の率直なご意見を聞かせて頂ければ幸いです。

A 回答 (5件)

率直に意見を述べさせていただきます。



質問者さんの向学心には頭が下がります。同じ理工系とは言え、別分野への進学を目指されているのは大変素晴らしいことだと思います。

ただ、就職はと言えば…30代半ばですと、会社によっては管理職に就いている年齢ですよね。昨今の就職事情から、修士卒で一般企業に就職するケースは多数あるかと思いますが、やはり年齢がネックになると思われます。
質問者さんと「競争」するのは、実務経験はないが20代半ばのいわゆる「若い」人です。実務経験があるとは言え年齢の大きなハンデはあると思います。
その前に「なぜこの年齢で大学院に入ったの?」とか「(理由はともあれ)会社を辞めてどうして学校に戻ろうと思ったの?」という質問をされるのは間違いないと思ってください。誰でも思う疑問ですから。それに説得力のある回答を答えられるのであれば、あくまでも前向きな回答を出せるのであればハンデも多少なりとも小さくなるでしょう。

質問者さんの希望する分野、学問を見る限り、とても学術的なものだと思われます。もし私がその立場でそういう向学心があるのならば、できるならば博士課程に入って専門分野の知識力を磨いて、大学に残るかあるいは研究を行うような職種に就くように考えますね。
そこまで考えていないのならば、大学には行かずに普通に中途採用で再就職を考えます。
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この回答へのお礼

進学を目指すことをほめて頂いてありがとうございます。
「なぜ会社をやめ、この年齢で大学院に進んだのか」という質問は必ずあると思いますし、説得力ある回答は用意するつもりです。
博士課程進学も検討はしていますが、年齢も高くなり進路を狭めることにもなりかねないので厳しいかと思っています。

お礼日時:2006/07/19 00:04

病気って結構大変でしょ。



学校に行ってしっかり体調治してから自信付いてからと考えてもいいとおもいますね。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。
病気自体はほとんど治っているので体調面はまず問題ないと思っています。

お礼日時:2006/07/20 00:50

博士出身、一般IT企業でSEをやっているものです。



>就職先としては、現在の所は情報システム系企業か電機メーカーなどを希望しています。
>
>疑問点は「今から修士課程に入りなおすと、修了するころには30代半ばになるが、努力しだいでその年齢
>ハンディはカバーできるだろうか? それとも中途採用を目指すべきだろうか?」

情報系の学部で取り組む研究で得る技術や知識と
現場で必要な知識は、まるっきり
関係がありません。情報系ほど、
現場と乖離している教育や研究を
やっているところはないぐらいです。

ということで、一般の情報システム
のSIerや開発会社への中途採用は、まず
無理だと考えます。新卒採用でも
30代半ばの人を採用するところは
あまりないと考えます。

可能性があるのは、かなり特化した
アプリケーションを開発、販売
している会社だと思います。

照明機器のライティングのシミュレータとか
分子の電荷の状態をCGで表現してくれる
ソフトとか。そういう類のアプリケーションです。

いずれにせよ、修士から入学
する場合は、授業で得られる知識が
少ないと思います。ご存知の通り、
修士の授業は適当なので。
学部の授業を受けさせてもらうことが
必要です。

また、ソフトウェア工学に関する
知識は必須と考えます。

博士課程に進学する場合は、
進学する時点で論文誌にパスするような
研究に取り組んでいることが絶対条件です。
入学してからテーマを決めても3年では
まずとれません。
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この回答へのお礼

情報系の教育&就職について情報ありがとうございます。
研究室の教授とよく相談してみます。

お礼日時:2006/07/20 00:47

博士課程進学を考えるべきでしょう。

あなたの場合大学院の求人資料等を見せてもらうのでなく、研究室に直接相談して、提携研究している企業にどれだけ卒業生を送り出しているかで判断すべきです。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。
博士課程まで進むのはかなり厳しいかと思っています。提携研究企業については研究室の教授とよく相談してみます。

お礼日時:2006/07/20 00:43

修士課程修了時には33歳ですから、新規院修了としての採用はムリでしょう。

中途採用はありますが、即戦力を要求するのが大半で、taku_noether さんが企業などで何らかの専門技術を身につけていないと困難と思います。

博士課程では就職はもっと厳しいでしょう。企業では博士修了・退学者を雇用するのは、たまたまその分野の専門家を今すぐにでも欲しいという場合で、研究内容と企業のニーズがマッチする確率はかなり低いのです。

博士課程を修了した場合、大学の教員も視野に入ります。ただし、理系では修了することが必須です。博士課程修了とは学位論文が承認されることを意味し、在学3年で学位が取得できなけらば単位取得満期退学という呼び方をします。学位論文が承認されるためには、権威ある学会の論文誌に少なくとも1報は論文が採録され、それ以外に査読のある国際学会などで論文が採録・発表している必要があります。

3年間に論文誌に論文を採録して貰うのは結構難しいのです。論文誌の論文査読は普通は1年かかりますし、条件付採録になると2年近くかかることもあります。また、返戻(不採録)になることも良くあります。研究計画に1年、実験に1年、論文執筆に1年とすると、それだけで3年です。多くの博士課程進学者は修士課程のうちに論文投稿のメドをつけておくのが普通です。

また、首尾よく学位が取得できたとしても、大学教員の門はかなり狭いことは覚悟して下さい。国立大学では(今後は判りませんが)空きポストがなければ採用は困難です。したがって、taku_noether さんの博士修了と同時に、同じ専門分野で定年教授が出るとか学科増設があったとかでポストが生まれないと採用されることはありませんし、競争も激しいものがあります。年齢が高いと助手での採用は困難でいきなり助教授になりますが、教育経験が今度は問題になります。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。
博士課程まで進むのはかなり厳しいかと思っています。希望の研究室の教授とよく相談してみます。

お礼日時:2006/07/20 00:42

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