犬の腫瘍の悪性、良性の判断について

７歳のメスのラブラドールがいます。避妊手術はしていません。
昨日体を触ると胸のあたりにピン球より少し小さいくらいの腫瘍がありました。
今日、いつも行く近くの小さな動物病院に連れて行きました。

先生に言われた事は、

(1)悪性か良性か　乳腺症かはわからない。針で細胞を取って検査機関に出しても１ヶ月くらいかかるし、白か黒かで言うとグレイで帰ってくるだろう。

(2)悪性ならすぐ大きくなるから様子を見て判断したらどうか？

(3)腫瘍を取るには犬に負担がかかるから、取るならもう少し待って転移してから一気に取った方がいいのでは？

(4)腫瘍が悪性良性関係なくを今すぐ取るか、しばらく様子を見るかは飼主に任せる。

です。

こちら的には、転移してからでは遅いのでは？と思うのですが。

悪性か良性か乳腺症カ判断するためには、ほかに早くて正確な検査はないのでしょうか？

山口県の岩国市に住んでいるのですが、近くでいい病院がありましたら教えてください。

No.5 ベストアンサー 回答者： arry_k 回答日時： 2006/07/04 11:03

獣医師です。

まず、乳腺部分にできたからといってすべてが乳腺の腫瘍とは限りません。
ちがうタイプの腫瘍がたまたま乳腺部分に発生することもあります。
そういった意味でも針生検は重要です。針生検は格段特別な技術ではありません。
一定水準以上の技術を持った獣医師であれば最低限腫瘍なのかそうではないのか程度の診断は
30分もかからずに病院内で顕微鏡を使って診断できるはずです。
腫瘍かどうかの判定は出来ても悪性所見を正確に判定するにはやはり専門の病理医による
判断を仰ぐべきでしょう。いわゆる検査機関に出す、というやつです。
しかしこれも早い検査センターでは3日程度で診断してくれます。週末を挟んでも
１週間程度で検査結果は出ます。１ヶ月かかる検査センターの方が珍しいと思います。
針生検であれば検査料だけで3000円程度、腫瘍を切り取ったものをホルマリンなどに漬けて
更に詳しく検査すれば6000円程度から検査可能です。

悪性かどうかの判断はその腫瘍だけではなく腫瘍に近い所にあるリンパ節や
乳腺腫瘍ならば肺に転移しやすい為胸部のレントゲン撮影などを行い、総合的に判定します。
リンパ節や肺に転移があった場合は転移がない場合と比較して相当治療が困難になります
（抗がん剤の投与なども考慮）ので、転移してから一気にとる、という治療方法は
残念ながら全く根拠のない治療法と言えます。

質問者さんがかかられた先生は発言がすべて本当だとすると失礼ですがあまり腫瘍に関しての
検査・診断が得意でない印象を受けます。山口大学が遠くないのであれば今かかりつけの先生から
大学病院を紹介してもらう事も検討されてみて下さい。

参考までに検査センターの一例を挙げておきます

参考URL：http://www.amanecer.co.jp/

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
針生検はその場でできるんですね。何でやってくれなかったんでしょうか・・・

検査センターでの判断は１週間でわかるんですね！
しかも金額も安いんですね。１００００円くらいと聞いていたもので・・・

他の病院にも行ってみようと思います！

お礼日時：2006/07/09 01:13

No.7 回答者： xxshinoxx 回答日時： 2006/07/04 23:28

先日、我が家のワンコも手術を行ないました。

手術のきっかけは食欲が無くなり病院に連れて行ったところ
【子宮蓄膿症】との事。ついでに乳腺に腫瘍がみつかり
一緒に取って頂きました。その後、悪性かどうか調べてもらう為
腫瘍は病理検査にまわされましたが７日後には検査結果が出てました。

いつもは小さな病院（いつも検査結果はあいまいでした）に連れて行ってたのですが
今回はどうしても気になって病院を変え、病気を発見していただく事が出来
手遅れにならずに済みました。
私はhina12様のわんちゃんが通っている病院医師に対し
【獣医にしてこの発言でいいのだろうか？】と疑問を持ちます。
我が家のワンコも数箇所の乳腺腫瘍を取り除きましたが
そのうち数個が悪性腫瘍でした。
病理検査報告書にも書かれていましたが
【他の乳腺組織で再発する可能性が否定できません】との事でした。
hina12様のワンちゃんも避妊手術していないとの事ですので
良性であり、悪性であり、腫瘍は増えてしまう可能性もあると思いますので
早めに病院を変え、再検査してあげて欲しいと思います。

気を落とさずに頑張って下さいね！お大事にしてあげて下さい。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます！

やはり小さな病院ではなかなか判りづらいのでしょうか？私もこの獣医さんに対して疑問がありました・・。

転移してから・・・それで手遅れになったら・・・とか。
獣医師サンは「手遅れになってしまってはいけないので、判断は飼主さんに任せます・・・」
と言われました。責任逃れとしか思えませんでした。

病院を変えようと思います。

励ましの言葉もありがとうございました！

お礼日時：2006/07/09 01:20

No.6 回答者： sakae819 回答日時： 2006/07/04 12:02

治療にいくつかの選択肢をあげることは良いことですが、その上で、それぞれの見通しを説明し、飼い主が理解することへの努力が獣医師に足りないのか、また逆に説明過多により、飼い主が理解できないのか（これも獣医師の責任）。

一般論ですが、レトリーバー（Ｇ，Ｌも）に何かできたら癌と思え、と言うくらい心配な犬種です。
もう一度、今の病院でしっかり相談するか、転院するか、早く決められれた方がよいと思います。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
獣医師の方が、すべて飼主に判断を任されるので、知識のない私たちは意味がよくわからない上にどうすればいいのかさえわかりませんでした・・・

転院しようと思います！

お礼日時：2006/07/09 01:16

No.4 回答者： wankoro109 回答日時： 2006/07/04 09:02

乳腺腫瘍は、一般にその50％が良性で

残り50％が悪性と言われています。
また、50％の悪性乳腺腫瘍のうち、その半分は転移が激しいものと言われています。
実際に、できたしこりが悪性か良性かを判断するには
しこりを手術で切除し、それを病理組織学的検査（細胞の種類を調べる検査）にださないとわからないものです。

思ったことですが、先生はかなりいいかげんっぽいです。なんか曖昧で、自信なさげです。
特に（２）などと言う様なのは、よくないです。

こちらのＵＲＬを参考にしてください。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~wantail/gan/gan08.html

私でしたら、もっと別の大きな病院へ行きます。
山口でしたら、＃２の方が言っておられる、
山口大学農学部付属家畜病院でしょうね。
ここには、がん認定医（II種）取得の先生がおられます。

この回答へのお礼

＜思ったことですが、先生はかなりいいかげんっぽいです。なんか曖昧で、自信なさげです。
特に（２）などと言う様なのは、よくないです

やはり、そう思いますか。私もなんか信頼できないんです・・・

しこりを切除しないと悪性かどうかわからないんですね・・・
やはり手術するのが一番ですね。
ありがとうございました！

お礼日時：2006/07/09 01:08

No.3 回答者： noname#22222 回答日時： 2006/07/03 23:24

s_husky です。

少し、誤解されないよう補足しておきます。

山口大学の判断を仰ぐ複雑なケースではないことは明白です。ですから、生検を急ぎグレーならば迷わず執刀です。

No.2 回答者： noname#22222 回答日時： 2006/07/03 23:15

山口大学農学部獣医学科付属病院。

地元じゃありませんか？

全身癌の末期の悲惨さを体験した私としては切除を前提に検討します。
ただ、我が家のラブのピンポン玉よりやや小さいフワフワは放置しています。
ケースバイケースです。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
山口大学は少し遠いですが、行ける範囲です！
腫瘍はケースバイケース・・・判断が難しいですね。
　
なんでもなかったらいいんですが。。

お礼日時：2006/07/09 01:05

No.1 回答者： v1-_-1 回答日時： 2006/07/03 22:59

悪性か良性かを判断するためには、組織を摘出し精査する必要があります。

そのためには、お金が必要です。
まず、主治医に組織診断のために必要な費用をきいて、ご主人様が判断する以外にないでしょう。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます！
組織を摘出しないとわからないんですね・・・
主治医と相談してみます！

お礼日時：2006/07/09 01:01