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現在36歳既婚子供なしです。
実の弟が結婚する予定があり、母が色留袖をつくってくれることになりました。それで仕立てるときに、紋の数と比翼仕立てにするか否など以下の点で迷っています。

(1)一つ紋で訪問着仕立てにすると、友人の結婚式や着る機会が増えるといわれたのですが、弟の結婚式に一つ紋では失礼にあたるのかどうか・・・?

(2)3つ紋にするなら比翼仕立ての方がいいのかどうか?比翼仕立てにすると、本当に結婚式しか着れないような気がします。3つ紋で比翼なしで仕立てることもありますか?またその場合は、白の重ね襟をつけると弟や親族の結婚式でも大丈夫でしょうか?

(3)3つ紋で比翼なし仕立ての場合、重ね襟や帯揚げなどを変えると、友人の結婚式や、他の式典にも着ていけるのでしょうか?

なんだかわかりずらくてすみません。
まとめると、色留袖とは、親族の結婚式用と割り切って3つ紋比翼仕立てにしたほうが無難なのか、もしくはせっかく母が作ってくれるので、少しでも着る機会が多いように、かつ親族の結婚式にも着ていけるようにするには、紋の数や比翼をどうしたらいいのかな?という悩みで、上記の質問が浮かんできました。

ちなみに訪問着(色や柄が派手ではなく、長くきれそうなもの)は1枚もっています。

着物に詳しい方いらっしゃいましたらどうぞ宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

基本的に黒の留袖と色留袖は同格です。


どちらも染抜日向紋の五つ紋付き、白無地の襲(かさね)着用又は比翼仕立てで第一礼装になります。

色留袖は黒の留袖と比べると格が劣ると思われがちですが、
留袖を既にお持ちの方が、色留袖を三つ紋にすることが多く、紋の数によって格が下がっているだけです。

>(1)
~紋の数について~
一つ紋だと格高の正装(訪問着等)となりますが、親族としてはどうでしょうか?
紋なし訪問着で親族の結婚式に参列なさる方もいらっしゃいますが。。。
弟さんのご結婚相手の親族の方に何と思われるか。。。

>(2)
~襲について~
比翼なしで仕立てることはあります。
本来、長着(着物)と同じ仕立ての下襲を長着と二枚重ねて長襦袢の上から着ていたのですが、これを簡略化して二枚着ているように見せるために、襟・袖口・振り・裾だけに別の羽二重や一越縮緬の布を付けたものが比翼仕立てです。
下襲の一着分の費用が嵩みます。着ていて暑いし重いです。
白無地が第一礼装ですが、色つき・柄付きの襲・比翼もあります。
色留袖の場合、襟だけ比翼にする方もいますが、袖や裾に比翼があった方が格が上がります。
白の重ね衿は、「重ね衿」にしかなりません。
訪問着仕立てにすると、訪問着と同格で紋の数だけ格が上がります。

>(3)
着ていけます。
三つ紋・白の比翼付きでも着ていけます。

>まとめ
よっぽど着物を着る機会が多くあり、そのシチュエーションが豊富で無い限り、
訪問着をお持ちで第一礼装(五つ紋)を将来購入予定なら
色留袖は三つ紋・白の比翼仕立てにした方が無難です。
中途半端なものより、親族の結婚式にも堂々と着て行けます。

ご自身が年を重ねていくこととを踏まえて、着る機会を多く…と思われるなら、黒留袖五つ紋を買ってもらった方が良いかも知れません。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。
三つ紋の白の比翼付きでも、親族の結婚式以外にも着て行けるんですね!
五つ紋の留袖は、将来母から譲り受ける予定なので、
今回はしっかりと色留袖で三つ紋にしようと思います。
色々とアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2006/07/12 12:20

こんにちは。



留袖と訪問着は兼用しないほうがいいと思います。
黒でも黒以外でも、留袖は留袖、訪問着は訪問着です。

一つ紋、比翼なしの留袖は訪問着と同じTPOで着ます。つまり、親族の結婚式には着られません。だったら一つ紋つきの訪問着を作られた方がよいように思います。

TPOとしては、三つ紋でも五つ紋でも、一つ紋以上なら比翼仕立て・複数紋で、友人の結婚式には着られませんから、私なら五つ紋・比翼仕立てにします。(実際にそうしました)
これなら親族が黒留袖を着るシチュエーションなら色留袖を着られます。弟さん以外でも、親族と呼ばれる関係なら(いとこなどでも)色留袖の着用は可能です。おじ・おばに当たる人が黒留袖で出席されるのと同じように着ています。

紋付の訪問着は、ご友人の結婚披露宴にしか着られる機会はないと思います。(お茶やお花など習っておられるなら別ですが)また、留袖は、親族の結婚式にしか着られる機会がありません。今後のお付合いのなかで、ご友人と親族の結婚式、そんなに数に違いがあるでしょうか。(36歳ということであれば、ご友人の多くは結婚なさっておられると思いますが)

お母様は「着物」ではなく「留袖」を作ってくださる、ということですから、きちんとした留袖を作る方向で考えられてはいかがでしょうか。

どうしても、というなら、小紋など作られて、留袖は必要な時にレンタルなさってはいかがでしょうか。もっともそれでは「着物」自体を作る意味がないと思いますが。

訪問着も留袖も、通常は結婚式以外には着る機会がないのではないでしょうか。「着る機会が多くなるように」ということですが、どんな着物であれ、着物を着る「機会」とは、自分にとってどのような時なのか、を(お店の人などの言葉ではなく)ご自分で判断されて、着物を着る中で、どの種類の着物を着る機会が自分には最も多い(または最も必要)なのか、を考えてみられるとよいと思います。

洋服でも、「ちょっとしたパーティにも着られます」など言われますが、一般人が「ちょっとしたパーティ」に招かれることがないのと同じだと思います。

以上、参考にしていただけましたら幸いです。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございました。
今後自分が着物をきる機会を考えて、自分で判断するのは、本当に大切と私も思います。
確かに、今は結婚式ぐらいでしか着物を着る機会はないかもしれませんね。
それも今後予定のある人は少ないし、その人が必ず結婚式を挙げるとは限りませんし、こればかりは予想できない部分もあります。
そう考えると、着物自体、作るのがもったいないという気持ちにもなりますね・・・。
こうやって、現実的に考えると、若い人は着物離れしていくのでしょうか?
淋しい話ですね。
今回は、弟の結婚式があるので三つ紋、比翼仕立てで作ろうと思います(五つ紋の留袖は、将来的に母から譲り受ける予定ですので)。

chibuchibuさんの意見を聞き、色んな情報が飛び交う中で、自分はどうしたいのか?っていうことをしっかり考えなきゃいけないな・・・って改めて思いました。
ありがとうございます!

お礼日時:2006/07/12 12:43

あまり詳しくはありませんが、一般的な知識でお答えしますね。



本来、既婚者で親族の結婚式の場合は黒留袖が主流だと思います。
今回は、色留袖でとのことですので紋は5つか3つで比翼仕立てが無難ではないでしょうか。

最近は、揃える着物の数自体が少なくなってきているので、紋の数や比翼仕立てにするかどうかの判断も
かなり、幅広く考えていいそうです。
が、実の弟さんでしたらせめて3つ紋かと思います。
比翼仕立ての方がいいとは思いますが、その辺はあまり判りません(スミマセン)

黒留袖(既婚者で格が一番上)と同格は、色留袖・5つ紋・比翼仕立てだと思います。

どこまで崩していいのか、正直とても難しいですね。
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この回答へのお礼

色んな考えがあり、私自身も着物に詳しくないので迷いますが、やはり三つ紋はつけようと思います。
色々とアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2006/07/12 12:26

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