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かつて、(ゴルバチョフ?)が日本は最も成熟した社会主義国と言っていましたが、例えば日本のどういったところが社会主義的なのでしょうか?
また、欧米との比較で最も顕著な部分はどういった所でしょうか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (9件)

あまり自信はないのですが…


▼失業率の低さ(80年代はほぼ完全雇用状態)
▼所得の差が非常に小さいこと
▼累進課税が厳しく「所得の再分配」がうまく機能していたこと
…などが挙げられると思います。

また、
▼経済に対する行政の役割(“行政指導”など)が大きかったことも挙げられるでしょうか。

「欧米との比較で顕著な部分」は、これまで挙げたすべての面でしょう。

でも、この質問、夏休みの宿題orリポートの課題っぽいですね。削除されるかもしれませんよ。
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金融関係であれば、『護送船団方式』と呼ばれた時期も有りましたね。


->一番企業体力のない企業を基準にしてそれぞれが棲み分けを行い、過度の競争を行わない。

公共事業であれば、『談合体質』でしょう。
役所から値段を知らせてもらって、シェアに合わせて落札する。=過度の競争を行わない。

農業であれば、食管制度で国が米を高い値段で買い安い値段で消費者に売る。

一般企業であれば、行政指導という形で有形無形の圧力をかけて、業界秩序を保つ=過度の競争を行わない。

こういった風に、今の米国のような自由競争経済万能主義の対局に有った、みんなが平均的に豊かになって競争を避けるという思想が彼にとっては理想的な社会主義に見えたのでは無いでしょうか
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現在の日本には当てはまりません。


現在では、弱肉強食の無秩序資本主義(拝金主義)国家に変貌していると言えます。

ある意味、成熟した社会主義でなかったため、現在の日本のようになってしまったとも言えます。

成熟した社会主義は、理想に近い社会だったと思います。

>欧米との比較で最も顕著な部分はどういった所でしょうか?

欧米との比較ではなく、アメリカとの比較でないと、話しがおかしくなります。
現在の北欧諸国は、社会主義の成熟した姿だと思います。
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それは社会主義の誕生が、貧富の格差の是正の為であったり、資本家に牛耳られた社会からの脱却であったりが元になって生まれた思想でもあり、ある種ゴルバチョフが思考した理想に最も近い国が日本であったのでしょう。


産業革命が起こり、資本家や経営者は豊かになっていくが、一方で雇われの身である労働者はこき使われるだけで豊かさを得られず、貧富の差は拡大していくばかりとなります。そこに問題を感じ、打破しようとしたのが、社会主義という思想の誕生です。資本主義が生む貧富の格差や資本家に牛耳られた社会、それらの弊害を真っ向から否定し、マルクスなどの論と共に社会構造を改革すべく、世界各国で運動が起こり、時に革命が叫ばれ、その対立から時に戦争の引き金となってみたりもしました。
そんな中、社会主義陣営によって批判される 資本主義の大きな貧富の格差 を是正する策を資本主義は見つけ出しました。それに大きく貢献したのがケインズの唱える修正資本主義です。その成果からその後の世界は、資本主義が繁栄し、社会主義が衰退していくという結果となりました。

しかし、多くの資本主義国に置いて資本家などが社会の中枢を握っている構図は変わらず、上流階級は厳然と存在し大きな影響力や利権を持っています。下層階級も存在し、アメリカに置いて黒人の奴隷解放がされましたが、あくまで政治の道具として奴隷制度廃止が行われたため、その後も実質的にはたいした変わりも無く黒人は苦しい生活を強いられ、現在は以前よりだいぶ良くなりましたが未だに問題の尾を引いています。
そこに来て日本はそういった極端な資本家という存在もなく、また極端な下流という地域もなく、社会主義陣営の中心に位置する政府で仕事をしてきたゴルバチョフさんには、理想描いた国家に最も近い国 日本、と写ったのでしょう。
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「和をもって貴しとなす」が典型ではないでしょうか。

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システムから考えると、認可と保護によって国家が産業を制御していたところが、社会主義といえます。


 ゴルバチョフ以前にも旧ソ連の学者が資本主義の要素を取り入れようと日本に来たときに、ここは参考にならない、日本は完成された社会主義国だと報告したという話があります。おそらくゴルバチョフの言葉もそれを受けてのことだったのだろうと思います。
 現在、そのシステムが長引く不況のため労働意欲、投資意欲の低下をおこし破壊されていっています。そのために格差社会というものも、労働意欲、投資意欲のために積極的に発生させためにおこったものです。
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官僚主導で、政府と産業界が密接に連動している点が、社会主義と映ったのではないでしょうか。

 

社会主義には修正社会主義と言って、『資本主義の競争原理』を獲り入れたものがあります。 ゴルバチョフはペレストロイカで、この段階を取って社会主義を立てなおそうとしたのです。 

日本は昔から政府主導で産業の発展を促し、国造りをして来ました。 政府がガイドラインを作り、産業界が協会を作って共同で特定の分野の産業を発展させるのです。 

私が1965年に就職した会社は、1930年代に濃作物を発酵させて作ったエタノールを航空機の燃料に利用することを目的に造られた会社でした。 その為に当時、飲料用のアルコールを造っていた会社が人材と技術を出し合って、燃料用のアルコールを製造したのです。 

この考え方は21世紀の現在も変わる事はありません。 経団連という産業界の経営者が集まった協会と政府が密接な協議を重ねて規制を緩和したり、特定の分野の技術革新を推進するのです。 
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中国人の大学講師の友人が言ってました。



年功制度、公務員厚遇。職種は多岐に渡りますよね。
日本は、学歴や成績以上に縁故や経験年数を重視する。しかし、中国では実力重視。当然学歴は博士をもっていて当然。日本はそれ以上に経験年数を優先させる。
現在の中国では、昔のような社会主義は殆ど存在せず、中身は資本主義で厳しい競争社会である。
その点では資本主義国家日本の実態は社会主義に等しいと。

と言ってました。言いすぎかもしれませんが、護送船団方式の日本の実態は社会主義に似ている。の意味ではないでしょうか?
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今はそうでもないのですが、所得税の累進課税と、相続税が高く、確か所得税の最高税率は、80%以上まで行っていたらしく、住民税も含めてかもしてませんが、すごい税率だったようです、相続税も高く資産をどんどん持っていかれていたようです、



ほかだと、立場のある人の給料が安く、海外に比べると十分の一くらいしかもらってなかったようです、

まあそこら辺を考えると、貧富の格差が小さく、共同体的生活をしていたところが、社会主義的だといわれはいたのですが、今はもうほとんどそういうところはないですね、
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